姉妹の確執(2) [家族]
私の母と叔母(母の妹)は、殆ど縁が切れています。
私が子供の頃から、母は叔母の悪口を言ったり、叔母に意地悪をしたりしていました。
私が大人になると、わざわざ叔母からの手紙を見せては、どう思うかと尋ねて来ました。
私は、正直なところ、何故母がそこまで叔母を嫌うのかよく分かりませんでしたが、
面倒だったので、適当に話を合わせて、どちらの味方もしない中立の立場を保つよう
工夫しました。
私が大学生の頃、叔母と二人っきりで会う機会がありました。
その時、叔母は「お母さんは私のことを良くは思っていないでしょう?」と私に尋ねました。
はっきりとは覚えていないのですが、私は肯定も否定もしない、曖昧な返事をしたのだと
思います。叔母は、取り立てて母の悪口を言うことはありませんでした。
そんなこんなで、叔母は最近、母と絶縁することで、長年の仕打ちにピリオドを打ちました。
自分は妹に対して理不尽な扱いをしておきながら、その妹に拒絶されたことが気に入らな
かったのでしょう。母は、いつものように、私に意見を求めてきました。
私は「どうせ嫌いな妹だったんだから、今さら執着しなくたっていいじゃない。」と答えました。
母は機嫌を損ねました。(母は昔から、自分に都合の悪いことを言われると、ヒステリックに
なって泣き始めたり、怒って電話をガチャンと切ったりします。)
最近になって、母は叔母と幼かった私の他愛のない仲に嫉妬していたのだろうということが
分かってきました。
不思議なことに、あれだけ叔母の悪口を聞かされ、叔母との関わりは制限されてきたのに、
母の思惑とは裏腹に、私は叔母に対して悪い感情は持っていません。
むしろ、母のほうが大人気ないと思っています。
ちなみに、自分の子供が他人になついたり、他人から可愛がられたりすると嫉妬して邪魔
する血は、母のもう一人の娘、つまり私の妹にしっかりと受け継がれているようです。
私が子供の頃から、母は叔母の悪口を言ったり、叔母に意地悪をしたりしていました。
私が大人になると、わざわざ叔母からの手紙を見せては、どう思うかと尋ねて来ました。
私は、正直なところ、何故母がそこまで叔母を嫌うのかよく分かりませんでしたが、
面倒だったので、適当に話を合わせて、どちらの味方もしない中立の立場を保つよう
工夫しました。
私が大学生の頃、叔母と二人っきりで会う機会がありました。
その時、叔母は「お母さんは私のことを良くは思っていないでしょう?」と私に尋ねました。
はっきりとは覚えていないのですが、私は肯定も否定もしない、曖昧な返事をしたのだと
思います。叔母は、取り立てて母の悪口を言うことはありませんでした。
そんなこんなで、叔母は最近、母と絶縁することで、長年の仕打ちにピリオドを打ちました。
自分は妹に対して理不尽な扱いをしておきながら、その妹に拒絶されたことが気に入らな
かったのでしょう。母は、いつものように、私に意見を求めてきました。
私は「どうせ嫌いな妹だったんだから、今さら執着しなくたっていいじゃない。」と答えました。
母は機嫌を損ねました。(母は昔から、自分に都合の悪いことを言われると、ヒステリックに
なって泣き始めたり、怒って電話をガチャンと切ったりします。)
最近になって、母は叔母と幼かった私の他愛のない仲に嫉妬していたのだろうということが
分かってきました。
不思議なことに、あれだけ叔母の悪口を聞かされ、叔母との関わりは制限されてきたのに、
母の思惑とは裏腹に、私は叔母に対して悪い感情は持っていません。
むしろ、母のほうが大人気ないと思っています。
ちなみに、自分の子供が他人になついたり、他人から可愛がられたりすると嫉妬して邪魔
する血は、母のもう一人の娘、つまり私の妹にしっかりと受け継がれているようです。
タグ:姉妹
韓国人の対日感情 [雑感]
昨夜のアジアカップ日韓戦は、大接戦で見応えがありました。
日本代表選手の皆さん、決勝進出おめでとうございます。
オーストラリア戦もがんばってください。
ところで、サッカーに限らず、日韓戦というのは、何か特別なものがあるようです。
以前、バレーボールの選手が、「韓国の選手は、日本戦になると、異常に燃える。
私達も負けてはいられない」という趣旨のことを言っていました。
実際に観戦していても、「そうなのだろうなぁ」と思います。
私が学生の頃の話なので、もう〇十年前のことになりますが、交換留学生として
アメリカに渡った際、他の国の留学生と一緒にオリエンテーションを受けました。
その時、私達日本人の女子は、韓国人の男子に取り囲まれました。敵対心は
感じられず、どちらかと言うと友好的で、仲良くなりたがっている様子でした。
できるだけ多くの国の留学生と触れ合いたかったこともあり、私達日本人女子は
やや引き気味でしたが、韓国人男子はかなり積極的でした。
ファッションでも、音楽でも、日本で流行ると韓国でも流行ると聞いたことがあります。
実際に、ラルクアンシエルとガクトの大ファンの韓国人女性も知っています。
反日と言われる韓国人の対日感情、複雑そうで良く分からないですね。
日本代表選手の皆さん、決勝進出おめでとうございます。
オーストラリア戦もがんばってください。
ところで、サッカーに限らず、日韓戦というのは、何か特別なものがあるようです。
以前、バレーボールの選手が、「韓国の選手は、日本戦になると、異常に燃える。
私達も負けてはいられない」という趣旨のことを言っていました。
実際に観戦していても、「そうなのだろうなぁ」と思います。
私が学生の頃の話なので、もう〇十年前のことになりますが、交換留学生として
アメリカに渡った際、他の国の留学生と一緒にオリエンテーションを受けました。
その時、私達日本人の女子は、韓国人の男子に取り囲まれました。敵対心は
感じられず、どちらかと言うと友好的で、仲良くなりたがっている様子でした。
できるだけ多くの国の留学生と触れ合いたかったこともあり、私達日本人女子は
やや引き気味でしたが、韓国人男子はかなり積極的でした。
ファッションでも、音楽でも、日本で流行ると韓国でも流行ると聞いたことがあります。
実際に、ラルクアンシエルとガクトの大ファンの韓国人女性も知っています。
反日と言われる韓国人の対日感情、複雑そうで良く分からないですね。
タグ:韓国人の対日感情
大人の親離れ [家族]
最近、親元を離れて、一人暮らしを始めた友人(Bさん)がいます。
あまりに急だったので、びっくりしていたら、「最近、親の顔を見るとイライラしてしまって、
ヤバイことになりそうだから、離れることにしたよ。」とのことでした。
以前は仕事が忙しくて、なかなか自分の人生について考える余裕がなかったけれど、
この不景気で仕事も暇になり、人生を振り返る機会も多くなり、いろいろ気づくことが
あったようです。
Bさんには歳の近い兄がいますが、そのお兄さんが子供の頃から病弱で、何かと手が
かかったそうです。必然的に、親の関心もお兄さんのほうに行きます。身体が弱く、外で
自由に遊びまわれない我が子を不憫に思い、両親は、お兄さんには望むものを何でも
買ってあげていたそうです。その一方で、Bさんは、「身体が丈夫で恵まれているから」
という理由で、欲しいものがあっても我慢するよう言われてきたようです。
一事が万事、Bさんの家庭では、何においても、お兄さんを優先する傾向があったようです。
そして、その影響なのか、大人になっても、Bさんは我慢する癖が抜けないようです。
仕事でも恋愛でも、「自分が我慢しさえすれば、うまくいく」と思って、不本意ながら何でも
人に譲ってしまうそうです。でも、その割にはうまく事が運ばなくて、後から後悔することも
少なくないようです。(親が子供だったBさんに望んだことと、他人が今のBさんに望むことは
必ずしも一致しませんから、当たり前と言ってしまえばそれまでなのですが、長年に渡って
身につけてしまった行動パターンは、簡単には変えられないようです。)
そんなことを考えているうちに、親に対して不快感を持つようになったようで、なるべく顔を
合わせない様にしていたそうですが、とうとう限界になったようです。
ちなみに、Bさんは、「お前には、すまないことをした。」と直接親から言われたことがある
そうですが、その時の正直な気持ちは「今さら、謝ってもらっても仕方がない。」だったそうです。
あまりに急だったので、びっくりしていたら、「最近、親の顔を見るとイライラしてしまって、
ヤバイことになりそうだから、離れることにしたよ。」とのことでした。
以前は仕事が忙しくて、なかなか自分の人生について考える余裕がなかったけれど、
この不景気で仕事も暇になり、人生を振り返る機会も多くなり、いろいろ気づくことが
あったようです。
Bさんには歳の近い兄がいますが、そのお兄さんが子供の頃から病弱で、何かと手が
かかったそうです。必然的に、親の関心もお兄さんのほうに行きます。身体が弱く、外で
自由に遊びまわれない我が子を不憫に思い、両親は、お兄さんには望むものを何でも
買ってあげていたそうです。その一方で、Bさんは、「身体が丈夫で恵まれているから」
という理由で、欲しいものがあっても我慢するよう言われてきたようです。
一事が万事、Bさんの家庭では、何においても、お兄さんを優先する傾向があったようです。
そして、その影響なのか、大人になっても、Bさんは我慢する癖が抜けないようです。
仕事でも恋愛でも、「自分が我慢しさえすれば、うまくいく」と思って、不本意ながら何でも
人に譲ってしまうそうです。でも、その割にはうまく事が運ばなくて、後から後悔することも
少なくないようです。(親が子供だったBさんに望んだことと、他人が今のBさんに望むことは
必ずしも一致しませんから、当たり前と言ってしまえばそれまでなのですが、長年に渡って
身につけてしまった行動パターンは、簡単には変えられないようです。)
そんなことを考えているうちに、親に対して不快感を持つようになったようで、なるべく顔を
合わせない様にしていたそうですが、とうとう限界になったようです。
ちなみに、Bさんは、「お前には、すまないことをした。」と直接親から言われたことがある
そうですが、その時の正直な気持ちは「今さら、謝ってもらっても仕方がない。」だったそうです。