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江角マキコさんの落書き騒動 [ニュース・話題]

私にはどうしても苦手なタレントさんが何人かいまして、番組だろうが、CMだろうが、テレビ
で遭遇すると不快感からチャンネルを替えてしまうことも…もっとも当のタレントさん方を個人
的に存じ上げているわけではないので、たいていは声や口調、表情や言葉の端々から醸し
出される雰囲気が苦手ということに過ぎないのですが…そしてその中の一人が江角マキコ
さん。胡散臭さが鼻につき、いつしか「チャンネル即替え」の対象になっていました。

そんな江角さんが何と、「研音」時代に当時のマネージャーに依頼し、長嶋一茂さん宅の外
壁に「バカ息子」などと落書きをさせたらしいのです。両家のお子さん達が同じ学校に通って
いるそうで、江角さんが御自身のブログでママ友さん達からのイジメを告白したところ、逆に
ママ友さん達からは反論されているとのこと。イジメの被害者と江角さんのイメージが結びつ
かない私は、「然もありなん」と妙に納得してしまいました。そういえば以前、自ら国民年金
のCMに出演していながら、「保険料未払い問題」で世間を騒がせたこともありましたね。

「一体その自信はどこから来るの???」的な傲慢な印象が見え隠れする江角さん…
仮に事情があるにせよ、人を使って陰険な嫌がらせをするような人間性では、快く思わない
ママ友さんがいるのもごく自然なこと。他人に厳しく自分に甘いタイプの人が「イジメられた」
と感じる状況が生まれたとしても、私的には何ら不思議ではないです。そもそも被害者の長
嶋さん側は事を大きくするつもりなどなく、自意識過剰な江角さんが自ら墓穴を掘ってしまっ
たようにもお見受けします。何やら敵も多そうですし、以前は守ってくれたであろう大手事務
所から独立した今、言動にはもっと慎重になられたほうがよろしいのでは…

それにしても、もし報道されていることが事実ならば、元マネージャーも何故落書きなどとい
う幼稚な犯罪に手を貸したのでしょうね。「断り切れなかった」のかもしれないですけれど、
タレントとマネージャーの関係がこのように歪で不健全なのが芸能界の常だとは思いたくは
ないですね。タレントを甘やかすにも限度と言うものがあるのではないかと思います。
とにかく、浅はかな親の芸能活動に巻き込まれたお子さん(達)がお気の毒です。

2014年9月4日追記:
昨夜、主人が「やっぱりこういう人なんだね」と言って、江角さんのブログの記事を見せてくれ
ました。そこには、「自分がされて嫌なことは、人にしないこと」「自分がされて嬉しいことを、
人にすること」と書かれてありました。一見もっともらしく聞こえる台詞ですが、嫌なこと、嬉し
いことは人それぞれ、私的には、ややもすれば傲慢さや独善性と紙一重な気もします。
そもそも、江角さんは御自宅の壁に落書きをされても平気なのでしょうかね???

2014年9月10日追記:
江角さんが約2週間ぶりにブログを更新し、「落書き騒動」について謝罪したそうです。
内容的には言葉を濁しながら元マネージャーに罪を擦り付けて自己保身しているに過ぎない
印象で説得力もなく、正直、「やっと根回しが完了したのね」と思いました。
それにしても、元マネージャーの精神的な病まで仄めかすとは…ますます人間性を疑います。

2014年9月14日追記:
江角さんの元マネージャーが警視庁から事情聴取を受け、落書きは「江角さんがかわいそう
で、江角さんの指示ではなく自分が勝手にやりました」と供述したそうです。予想通りの展開
ですね。あまりにも説得力に乏しい動機ではあるものの、軽犯罪ですし、このまま元マネージ
ャーが勝手にやったということで落ち着くかもしれないですが、果たして、江角さんのイメージ
は回復するでしょうか。。。

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STAP細胞騒動とアカデミアの闇 [ニュース・話題]

自殺者まで出したSTAP細胞騒動。その検証実験は困難を極めているようです。

おそらく国民の大半がその存在に疑問を持っているであろうSTAP細胞ですが、そもそも
キーパーソンである小保方晴子さん以外にその存在を確認した方はいないようですね。
私的には、百歩譲って小保方さんの「勘違い」なのではないかと思っています。

たまたま小保方さんの記者会見の一部をテレビで観たことがあるのですが、個人的な印
象は研究者や科学者というよりもタレントで、(主人によると)小奇麗にまとめられた髪型
が特に目を惹きました。失礼ながら、その立派な肩書きにも違和感を覚えた私の正直な
感想は「あ~、広告塔なのね」。そして、ある人物を思い出しました。

私のかつての友人(主人が付き合いを嫌がるので今はただの知り合い)が現在、某国立
大学の付属組織で客員准教授という職に就いています。ただ、彼女にはその分野の専
門知識はほぼ皆無、発表した論文もありません。そして、関連の深いNPO法人に所属し
ています。また、某タレント事務所にも席を置いており、容姿はなかなかのもの。要するに、
大学側はPRや資金調達の目的もあって素人の彼女に形ばかりのポストを用意している
のです。もともと彼女自身も上昇志向が強く、手段を選ばない大胆な一面のある人でした。

もちろん、世界が注目するSTAP細胞の研究者である小保方さんと有名大学の付属組織
とはいえあまり話題性もない准教授とは名ばかりの学部卒のタレントを同列に語ることは
できませんが、次元の差こそあれ、似たような状況ではないかとふと感じた次第です。

ところで、友人の多くが博士号を持っている私の主人は「優秀な人材が専門職にも就けず、
ろくに知識もない素人が要領よくポストを奪っていく」と嘆きますが、確かにその通りだとは
思うものの、どんなに素晴らしい研究でも資金がなければ継続できないですし、世渡りの
上手さも才能の一つではないかと思ったりもします。アカデミックな世界も人間関係やお金
が絡むと清廉潔白というわけにも行かない部分があるのでしょう。ただ、嘘や不正、人の
道に外れた行為は論外ですけれど。。。今回の件は、ノーベル賞や国からの予算を意識し
過ぎて欲が出たのか、理研も小保方さん個人も度を越えてしまいましたね。

タグ:STAP細胞
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広島の土砂災害と自己防衛 [事件・事故]

久しぶりの更新です。
ブログ内の広告表示が気になって覗いてみました。

さて、今年は冷夏などと予想されていましたが、暑い日々が続いていますね。暑がりの
主人は当初の期待を裏切られ、何やらがっかり感が強い様子です。

ところで、広島で集中豪雨による土砂崩れが発生し、大きな被害が出ているようです。
報道では「まさ土」という脆い地質が一因に挙げられていますが、山の麓に住宅が密集
している映像を目にして驚きました。もともと何かあれば安全は確保され難い住環境だ
ったようにもお見受けします。祖父母宅にある小さな裏山でも気になる私としては、到底
あり得ない選択です。行政の避難勧告についても判断やタイミングが難しいケースもあ
り、勧告の乱発もそれはそれで迷惑な面もあるでしょうから、結局、自分の身は自分で
守るしかないと実感した次第です。ただ、宅地には不向きと思われる土地に建築許可が
下りるに至ったという現実には些か疑問を感じずにはいられませんが…

話は変わりますが、昨日のロシア戦に続き、今日のトルコ戦も快勝のバレーボール女子。
明日の中国戦も「ハイブリッド6」全開で頑張ってください。

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世界フィギュアスケート選手権2014 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの世界選手権が埼玉で開催され、男子シングルの羽生結弦選手が金メダル、
町田樹選手が銀、スペインのハビエル・フェルナンデス選手が銅を獲得しました。小塚崇彦選手
は6位に入賞しました。一方、女子シングルでは浅田真央さんが金、ロシアのユリア・リプニツカ
ヤ選手が銀、イタリアのカロリーナ・コストナー選手が銅メダルを獲得。鈴木明子選手は6位入賞、
村上佳菜子選手は10位という結果となりました。そして、日本は男女ともに3枠を維持しました。

男子の優勝争いは0.33ポイント差の接戦で、正直、羽生選手と町田選手のどちらが勝っても可
笑しくなかったと思います。町田選手の「エデンの東」は本当に良かったですね。フェルナンデス
選手はFSで痛いミスがあったのが残念ですが、思わず顔が綻ぶような素敵な演技でした。
そして、アメリカの3枠復活、中国とロシアの2枠獲得が他国のことながら嬉しいです。予定調和
的な逆転劇よりも、この3国の枠の行方のほうが気になっていたくらいです。マキシム・コフトゥン
選手もハン・ヤン選手も会心の演技ではなかったものの、大役を果たした安堵感からかキスクラ
での笑顔が印象的でした。特にハン・ヤン選手のスケーティングやジャンプは好みなので、つい
期待も大きく膨らみます。カナダは2枠に減りましたが、パトリック・チャン選手欠場の中よく頑張
ったと思います。しばらく休養した後、チャン選手には是非競技に復帰して欲しいですね。
また、ジェレミー・アボット選手とトマシュ・ベルネル選手の現役最後(?)の滑りも感動ものでした。

女子シングルでも私の関心はロシアとアメリカの枠取りに向ってしまいました。ロシアは3枠獲得、
アメリカも3枠を維持しました。めでたし、めでたし。。。韓国は2枠。ただ、中国は1枠に…
ソチの金、銀メダリストが不在とはいえ、浅田さんは日本開催の大会では本当に強いですね。
2位のリプニツカヤ選手は転倒こそありましたが、大崩れしないのは流石だと思います。
カロリーナ・コストナー選手の「アヴェ・マリア」はやはり最高でした。アボット選手の「エクソジェネ
シス」と並んで何度でもリピートしたくなる私の超お気に入りです。
そして、アンナ・ポゴリラヤ選手の4位入賞に主人が大喜び。本当にいい演技でしたね。
鈴木選手も笑顔で競技生活を終えることが出来て良かったです。ただ、主人は残念そうですが…
あと、3-3は入っていないものの、9位の韓国パク・ソヨン選手の<もeもないFSが目を惹きました。

ところで、羽生選手はジャッジの評価も高く、いろいろな意味で強運の持ち主ですよね。私的に
は少々採点が甘いように感じるところもありますが、今回の優勝も過去の実績と2種クワドを含む
高難度構成の賜物なのでしょうね。ここぞという時のガッツと集中力は素晴らしいと思います。
ただ、各要素と振付をこなしているだけにしか見えないFSが何とも…挑戦者としてならそれでも
十分かもしれないですが、立派な成績を持つ王者の滑りとしては物足りなさが残ります。
そして、私の主人が「ナルシシスティックな計算された演技」と表現する、FSの最後に氷の上に
へたり込む大袈裟なパフォーマンスも、正直見飽きてきました。特に今大会はやり過ぎ。主人を
始め、一緒にテレビ観戦していた男性陣はドン引き、女性陣も皆さん苦笑いという感じです。
ドラマチックに自分を飾るのがお好きなようにお見受けしますが、リンクの内でも外でも過剰演出
は逆効果になる可能性もあることをお忘れなく。それより、もっとスケーティング磨きましょうね。

2014年4月9日追記:
今季で引退と目されていたアボット選手はどうやら迷っているご様子です。

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世界ジュニア選手権2014でロシア女子が表彰台を独占 [フィギュアスケート]

ブルガリアのソフィアで開催された世界ジュニアフィギュアスケート選手権の女子シングルで
ロシアが2年連続で表彰台を独占しました。優勝は昨季に続きエレーナ・ラディオノワ選手、
2位はセラフィマ・サハノヴィッチ選手、3位はエフゲニア・メドヴェージェワ(メドベデワ)選手。
ロシアの勢いは一体いつまで続くのでしょう。。。ほんとうに恐ロシアです。

さて、ラディオノワ選手は2連覇達成ですね。女子の世界ジュニア連覇は初めてだそうです。
技術力良し、演技力良し、スター性良し、性格良し(多分)。15歳という若さで振付を完全に
自分のものにして楽しそうに滑る彼女の姿には魅了されっ放しです。音取りや身のこなしに
もセンスの良さを感じますし、演技中の表情も実に魅力的。とにかく可愛い。。。
そして、3位のメドベデワ選手の演技には何とも言えぬ品の良さ、美しさがあり、目を惹かれ
ました。容姿にも恵まれ、まだ14歳だとのことなので、今後の成長が楽しみです。

ところで、日本代表の宮原知子選手は3位と0.74ポイント差で惜しくも4位、本郷理華選手は
8位となり、女子は3枠を獲得しました。目立つミスの少ない丁寧な演技が魅力の宮原選手
の一番の課題は、やはり時々取られてしまうジャンプの回転不足なのでしょうね。。。
また、男子代表の宇野昌磨選手が5位、田中刑事選手が7位となり、男子も3枠を獲得しまし
た。宇野選手には高橋大輔選手のような表現者としての資質を感じます。スピンもステップ
も全てレベル4を取れていますから、あとはジャンプですね。シニアでは3Aは必須。3Aの完
全な習得と安定が待たれます。Lzのエッジ・エラーも直るといいのだけれど。。。

いろいろと欲を言えば切が無いのですが、日本は男女とも3枠に戻すことができて、とりあえ
ず良かったです。ただ、特に近々主力選手達の引退が予定されている女子には、厳しい冬
が到来しそう(将来的には男子も安泰というわけではなさそう)ですね。もっとも私個人として
は、国籍に関係なく勝負の行方や好みの選手の演技を楽しむのが基本的なスタンスなので、
特に大きな問題ではないのですけれど…
そういえば、お隣の韓国からも気になる女子選手が出てきました。6位に入ったチェ・ダビン
選手で、PCSは高くないものの、3Lzと3Fを2回ずつ入れたFSをクリーンに滑り切っています。

ちなみに、男子の優勝はカナダのナム・グエン選手、2位はロシアのアディアン・ピトキーエフ
選手、3位はアメリカのネイサン・チェン選手でした。この3選手の中では、ピトキーエフ選手の
演技が一番好きです。とにかくジャンプが高くて綺麗。3Aや3Lzも軽々と跳んでいるように見
えるので、近い将来クワドまでいけるのではないかと期待しています。また、今大会ではミス
が出ましたが、6位の中国代表ボーヤン・ジン選手のFSはクワド3回の構成になっています。
そして、優勝したグエン選手は日本開催の世界選手権にも出場を予定しており、残念ながら、
パトリック・チャン選手は欠場のようです。

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遅ればせながらソチ五輪のあれこれ [スポーツ]

連日楽しませてもらったソチ五輪も終わりました。日本はスキー&スノーボード陣が大活躍でした
ね。私はと言うと、夜中のテレビ観戦が続いて、未だに疲れが取れていない感じです。

ところで、個人的に冬季五輪競技で最も嵌るのはカーリングなのです。周りからは「変わっている
ね」などと言われることもあるのですが、女子決勝のカナダ対スウェーデン戦にはぞくぞくしました。
この競技は、技術や戦略面の面白さも然ることながら、私的には美しい選手達が揃っている点も
ポイントが高いです。日本女子は善戦して準決勝進出まであと一歩でしたが、このあと一歩の差
を縮めるのが大変なのでしょうね。ただ、なぜ病み上がりの選手を途中数試合で起用したのか、
素人目には少々疑問を感じました。あと、日本が出場していないので仕方ないとはいえ、男子の
試合ももっとたくさん放送して欲しかったです。ハイレベルな戦いは国籍に関係なく楽しめますので。。。

そして、スノーボードとフリースタイルスキーのハーフパイプとスロープスタイルもけっこう好きで、
特に今大会から新たに加わったスロープスタイルの迫力にノックアウトされました。雄大な雪景色
の中で繰り出される超人的な美しい空中技の数々に唯ただ圧倒されます。一瞬でも自由に大空
を舞う感じですよね。ハーフパイプでは日本からメダリストも誕生しましたし、今後ますます人気種
目になっていくのではないかと期待しています。それにしても、ショーン・ホワイト選手がミスでメダ
ルを逃したことには驚きました。でも、これがスポーツなのだろうと思います。

フィギュアスケートはやはり地元ロシアが強かったですね。5個の金メダルのうち3個を獲得しました。
個人的に最も楽しめたのはアイスダンス、最も感動したのはカロリーナ・コストナー選手の「アヴェ・
マリア」とジェレミー・アボット選手の「エクソジェネシス」、最も強い感銘を受けたのはキム・ヨナ選
手の女王然とした現役最後の演技(特にジャンプの美しさと安定感は一番だと思う)と見事な退き
際、ひと際存在が光ったのは素晴らしいスケーティングのみならずエキシビションのスピーチでも
大活躍だったパトリック・チャン選手と計り知れぬ緊張感の中で団体戦と個人戦の両方で印象的
な演技を見せてくれたユリア・リプニツカヤ選手でした。もちろん、羽生結弦選手の金メダルは嬉し
い限りです。おそらく、日本国内外にもファンが増えたのではないでしょうか。一方、銀のチャン選
手は、GPSでの何気ない発言が羽生選手への絶好の助言となり、結果的に自らを追い込む一因
となってしまったようにも感じます。もっとも発言の内容は至極当たり前なことで、羽生選手に対し
ては「あら、今までしてなかったの?」とも思いましたが、実際にFSの崩れ方が改善されましたし、
チャン選手に対しては「何と人のいい王者だろう」と感心したものです。

また、シーズン前半好成績が続いていた女子のエース(?)浅田真央さんは自滅も然ることながら、
最後の最後でライバル国にしてやられた感がありますね。もっとも、事前に予想できた(6位はほぼ
順当な結果だと思う)ことですし、日本スケ連と本人に対しては自業自得という感想しかないですけ
れど…ジャパンマネーが席巻する現在のフィギュア界。技術的に突っ込みどころ満載な選手ゆえ、
今後は他国の寛大さやリップサービスなどを真に受けて下手に利用されぬようお気をつけ遊ばせ。。。
それにしても、「(金)メダルよりも価値ある、感動的な6位(SP16位、FSは3位)」って???
準備していたコンテンツを無駄にしたくなくて必死なご様子のメディアも笑わせてくれますよね。
それとも、メディアの煽りとは裏腹に、もともと浅田さんに対する期待値が低かったということでしょう
か。実際、本人も結果に満足しているようですしね。

2014年3月21日追記:エキシビションにおける接触事故
エキシビションでのチャン選手と羽生選手の接触事故は危なかったですね。結局、チャン選手は怪
我を負っていたようです。私の感覚では、この場合、ブレードを振り上げる羽生選手側により大きな
注意義務があったと思います。当たり所が悪かったら大惨事でした。チャン選手の反射神経と技術
に救われた感がありますね。おそらく打撲も酷かったのでは…とは主人の弁。
それにしても、なぜ羽生選手があの狭いスペースの中、チャン選手寄りの軌道で、しかもチャン選
手側に脚を振り上げる大胆なバタフライを敢行したのか理解に苦しみます。相当な目立ちたがり屋
さんで、できるだけ真ん中に寄って注目されたかったのかしら?もう少し思慮分別のある選手だろうと思っていたので、少々呆れました。また、エキシビジョンの映像を観る限り、アクシデント後の
本人の様子も、日頃スケートリンクにお辞儀をする姿とは重なりません。フィギュアスケートは格闘
技ではないですし、配慮に欠ける無意味な危険行為は謹んで欲しいですね。一方、同じように空中
技を披露した町田樹選手とデニス・テン選手には周りに対するそれなりの気配りが感じられました。

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全日本フィギュアスケート選手権2013とソチ五輪代表選手 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの全日本選手権大会が開催され、男子シングルで羽生結弦選手が2連覇を
達成、2位は町田樹選手、3位は小塚崇彦選手という結果となりました。また、女子シングルで
は鈴木明子選手が初優勝を飾り、村上佳菜子選手が2位、3位は浅田真央さんでした。

羽生選手のSPは安心して観ていられます。フリーではジャンプの着氷が乱れる場面もあったも
のの、4S以外のジャンプの安定感は流石ですね。私の主人は転倒した4Sでも「オーッ、やっぱ
りフィギュアのジャンプはこうでないとね。迫力がないと。でも惜しかったな」と歓声を上げます。
GPFでは悔しい思いをした町田選手ですが、今大会ではほとんどミスのない演技で堂々の2位。
小塚選手はあまり闘志を剥き出しにするタイプではないようにもお見受けしますが、強い決意の
感じられる演技でした。今季プログラムは彼のスケーティングの美しさが堪能できていいですね。

鈴木選手の演技はSPもフリーも素晴らしかったです。特にフリーは、個人的に今大会最も印象
的な演技でした。待ち望んだ優勝に、「やればできるじゃないか」と私の主人も大喜びです。
村上選手の演技も本当に良かったです。テレビ画面の近くで観戦していた主人が、フリーの滑
り出しの前に「気合の入ったいい顔をしている」と言っていました。身体能力も高い選手だと思う
ので、自分らしさを大事にしながら、できれば現役を続行して欲しいと思います。
浅田さんは周りを舐め切っていたのでしょうか。それぞれの選手の気持ちのこもった演技の中で
は、印象の薄い少々物足りなさを感じる最終滑走になってしまいました。そして、この人の自称
「質の良くなった3A」への挑戦を目にする度、伊藤みどりさんの偉大さを再認識させられます。

ところで、今大会をもって安藤美姫選手と織田信成選手が現役引退となりました。
出産から半年強でここまで戻せるとは、やはり安藤選手のジャンプのポテンシャルは本物でした
ね。準備期間がもう少しあれば…と残念な部分もありますが、私の目には歪にも見えるジャンプ
を跳ぶトップ選手も存在する中、安藤選手の綺麗なジャンプを観ることができて良かったです。
また、ジャンプが跳べなくなった時が退き時ではないかと感じている私としては、織田選手の引
退は正直もったいないと思います。でも、気持ちは既に次の目標に向っているのですね。ご本人
の人柄と美意識を垣間見ることのできる清清しい決断でした。

さて、気になるソチ五輪の日本代表は、男子シングルの羽生選手、町田選手、高橋大輔選手、
女子シングルの鈴木選手、村上選手、浅田さん、ペアの高橋成美&木原龍一組、アイスダンス
のキャシー&クリス・リード組に決まりました。世界選手権も同じメンバーで臨むようです。
ただ、一応選考基準に則って(予定通りに)選出されたのでしょうが、まさか何かにつけて「モチ
ベーションが…」が口癖、「五輪に出られないのなら、四大陸選手権や世界選手権にも出ない」
などとまるで駄々っ子のような全日本5位の選手が五輪のみならず世界選手権の代表にまで選
ばれるとは思ってもみませんでした。興行的な側面のあるスポーツとはいえ、後味の悪さが強く
残る人選だったと思います。そもそも選考基準が公平さや合理性に欠けていてナンセンス。。。

最後になりますが、関係者による良識を疑う発言の数々を見聞きするにつけ、日本のフィギュア
スケート界は深刻な人材不足に陥っているように感じます。また、男女ともに競技に向う姿勢や
実力に疑問を感じるタレント・スケーターが重宝がられる世界のようで、アマチュア・スポーツとし
ては終わっている感が半端ないです。「精神的支柱」や「色気」には呆れて笑いが止まりません。
そもそも団体戦のことを考えるのなら、「精神的支柱」よりもペアとアイスダンスの強化でしょう。。。
そして、フィギュアスケートという狭い世界で甘やかされたアイドル選手達の将来を憂います。

2014年2月28日追記:
ソチ五輪の男子シングルで羽生選手が金メダルを獲得しました。団体戦も含めてSPは素晴らし
い演技でしたね。日本開催のGPFで既にチャン選手に勝ってはいますが、高難度プログラムで
じわじわと追い詰めていき、ミスを誘い、とうとう仕留めたという印象を受けました。チャン選手も
相当なプレッシャーだったのではないでしょうか。若い選手の勝ちパターンとしては実にスマート
な戦略ですよね。ただ、これ程の高難度構成は誰にでもできるものではないとは思いますし、
PCSがどこまで伸びるかという問題もあるでしょうけれど…実際チャン選手を慌てさせたのも羽
生選手の予測可能なTESではなく、むしろPCSの伸びのほうだったのではないかと想像します。
また、男子の町田選手が5位、高橋選手は6位でした。日本男子は強いですね。
一方、女子のほうは浅田さんが6位、鈴木選手が8位、村上選手が12位という結果となりました。
そして、団体戦は5位でした。ペアの高橋&木原組もアイスダンスのリード姉弟もよく頑張ったと
思います。

2014年3月5日追記:
高橋大輔選手が右膝の慢性関節炎のため世界選手権を欠場することになり、代わって小塚崇
彦選手の出場が決まりました。

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ISU GPファイナル2013とキム・ヨナ選手の復帰戦 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートのグランプリ・ファイナルが福岡で開催され、男子シングルに出場した羽生結弦
選手がパトリック・チャン選手を抑えて見事ファイナル初優勝を飾りました。2位はチャン選手、3位
織田信成選手、4位町田樹選手、5位マキシム・コフトゥン選手、6位ハン・ヤン選手でした。
一方女子のほうは予定通りに浅田真央さんが優勝。2位ユリア・リプニツカヤ選手、3位アシュリー・
ワグナー選手、4位エレーナ・ラディオノワ選手、5位アデリーナ・ソトニコワ選手、6位アンナ・ポゴリ
ラヤ選手という結果になりました。

羽生選手はSP、フリーともに1位の完全優勝。SPはほぼ完璧な演技で世界歴代最高得点を叩き
出しました。フリーでは冒頭の4Sの転倒と最後のスピンが残念でしたが、他のジャンプは全て素
晴らしい質で決まりTESも100点超え。繊細かつ覇気の感じられる演技に、いつになく主人も興奮
気味。そして私は、後半の畳み掛けるようなジャンプの数々に、体操の種目別「鉄棒」のスペシャ
リスト達によるめくるめく技の連続にも通じる感動を覚えました。また、日本開催という地の利の影
響もあったのでしょうが、SPではTESのみならずPCSもトップ、フリーのPCSもチャン選手に約3点
差に迫るご自身のスコアに違和感を持つことの出来る羽生選手の知性と品性に頼もしさを感じる
と同時に安堵しました。(フィギュアスケートの採点システムは時に選手達を惑わす危険性をはら
んでいると感じていますので…)もちろん、優勝は羽生選手で間違いないと思っています。

さて、日本での試合は苦手だとも言われていたチャン選手ですが、フリーではスタンディング・オベ
ーションを受ける素晴らしい演技を披露してくれました。調子がイマイチの中でも、やはりスケーテ
ィングそのものから受けるインパクトは圧倒的だったと思います。
また、織田選手は与えられたチャンスをしっかり掴む強さを見せてくれましたね。よく「母は強し」と
言いますが、「父は強し」でしょうか。。。

浅田さんは「あちらを立てればこちらが立たず」で、なかなかクリーンな3Aを跳ぶことができないで
すね。フリーでは演技前から緊張しているようにお見受けしましたが、やはり原因はクロアチアで
ゴールデンスピンに出場していたキム・ヨナ選手だったのでしょうね。いつものようにマヲタさん達が
キム選手叩きに精を出していますが、浅田さんのスコアも十分に高いではないですか。ご本人の
自己評価の高さも超一流ですけれど。ただ、どうしてもジャンプに拘りたいのなら、まず地味な身体
作りに力を入れるべきだったのでは…この人の価値観には、アスリートとしてはどこか大きな狂い
が生じているような印象を受けます。佐藤コーチの発言から感じられる意識レベルの低さにも呆れ
ます。芸能ではなく、スポーツなのですから。一部の熱狂的なヲタさん達からは「公正な採点」を求
める声も上がっているようですが、「公正な採点」で最も困るのは浅田さんご自身かとも思われ…
ジャッジ批判もほどほどに。もっとも浅田さん自ら失敗を認めずに煽っているようですけれどね。

リプニツカヤ選手はSPもフリーもなかなか良い演技だったと思います。キス&クライでの様子からも
彼女の本気度がうかがい知れますが、若手がなかなか勝てない女子シングルは、男子に比べて
面白みに欠けます。しかも相手はとてもトップ選手とは思えないジャンプ技術しか持たないタレント・
スケーターですから尚更です。でも、この「浅田祭り」でよく健闘したと思います。若手頑張れ!

ところで、楽しみにしていたゴールデンスピンでキム選手が優勝、安藤美姫選手が2位となりました。
キム選手はSPの2Aでステップ・アウトとお手つき、フリーの3-3の3Lzでは転倒したものの、そつな
くリカバリ。リンクが狭かったのかジャンプが跳び難そうにも見えましたが、基本的な滑りとジャンプ
の質の良さは健在、相変わらずリンクに立った時のオーラがすごいです。演技には風格を感じました。
怪我明けの復帰戦でレベルの取りこぼしもありますが、五輪本番までには対応してくることでしょう。
安藤選手も徐々に調子を上げてきているような印象を受けました。SPでは3T-3T<も着氷しました。
全日本で五輪出場を決めてくれると嬉しいのですが…

話は変わりますが、ジュニア・グランプリ・ファイナルの女子シングルで、またまたロシアが表彰台を
独占しました。一方、基礎のちょっと上の技術でさえも微妙だったタレント・スケーターをチヤホヤして
いたツケでも回ってきたのか、日本女子には厳しい時が近づいているようです。果たしてこのまま平
昌まで3枠を維持することができるでしょうか。。。

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ISU GPS エリック・ボンパール杯 2013(フランス大会) [フィギュアスケート]

フィギュアスケートのGPS 第5戦エリック・ボンパール杯が開催され、男子シングルに出場した
羽生結弦選手が263.59点で2位となり、ファイナル進出を決めました。

男子の優勝はSPもフリーもほぼ完璧だったパトリック・チャン選手。2位の羽生選手とは約30点
差の圧勝でした。もともと飛びぬけたスケーティング技術を持つ上にジャンプの質も高いチャン選
手に、表現面に注力され、苦手とも言われる3Aまで綺麗に決められたら、現状では誰も勝てな
いのではないかと思ってしまいました。絶対王者と呼ぶにふさわしい他を圧倒する見事な演技で、
PCSの高さも然ることながら、フリーではTESも100点超え。295.27は歴代最高得点だそうです。

SPはほぼ完璧な演技で終えた羽生選手でしたが、フリー冒頭の4Sがアクシデントで抜けてしま
い、続く4Tでは転倒してしまいました。でも、その後は集中力の切れない丁寧な演技で、大きな
ミスがあった割にはフリーのスコアも168.22とそれほど悪くなかったと思います。まだまだベテラ
ンのトップ選手達に比べると高いPCSは望めないとは思いますが、演技自体に華がありますし、
難度の高い構成、加点の貰えるジャンプやスピンなどを武器に、常に失点を最低限に抑えた安
定した演技が出来るように頑張って欲しいですね。ただ、くれぐれも怪我には気をつけてください。

男子の3位に入ったジェイソン・ブラウン選手ですが、プログラムにはクワド・ジャンプが入っていま
せん。ジャンプ好きの私としては競技用プログラムとして少々物足りなさを感じることもありますが、
独特の雰囲気と表現力を持った選手で、その演技にはつい魅入ってしまいます。

女子の優勝はやはりアシュリー・ワグナー選手でしたね。2位にアデリーナ・ソトニコワ選手、3位
にアンナ・ポゴリラヤ選手とロシア勢が入り、この3選手がファイナル進出を決めています。
ワグナー選手は、ジャンプの回転がもっと充実してくれると私の中での評価は上がるのですが…
ただ、大きく崩れることのない自信に満ちた演技には、毎回、全米女王としての誇りを感じます。
ソトニコワ選手は、フリーで冒頭の3-3を3-2にしたのが功を奏しましたね。ルッツのe判定以外は
ほぼミスの無い演技で、PCSも64.65出ています。いつ見てもスピンのポジションがすごい。。。

3位のポゴリラヤ選手は、フリーの衣装で右手にだけ手袋を着用する効果を延々と力説するくらい
に主人が気に入っている選手です。キム・ヨナ選手を彷彿させる見応えのある冒頭の3Lz-3Tと、
特にSPの長足&高速ウィンドミルが印象的でした。ところで、我が家では「ポゴ」か「パゴ」かで
少々悩んでいます。主人は「パゴ」派で私は「ポゴ」派(「ポゴ」のほうが可愛いと思う)なのですが、
世間一般にはどう表記されているのでしょう。。。

さて、GPSも残すところあと1戦となりました。現時点で、男子のチャン選手、羽生選手、高橋大輔
選手、ハン・ヤン選手、女子の浅田真央さん、ワグナー選手、ソトニコワ選手、ポゴリラヤ選手が
ファイナル進出を決めていますが、残り4枠を手にするのは誰なのか気になるところです。
私的には、希望も込みで、織田信成選手、町田樹選手、ユリア・リプニツカヤ選手、エレーナ・ラデ
ィオノワ選手が出場することになるのではないかと思っています。ただ、カロリーナ・コストナー選手
も無視できないですよね。エリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手はどうかな。。。
安藤美姫選手とキム・ヨナ選手の出場が予定されているゴールデン・スピンも楽しみですね。

2013年11月24日追記:
ロステレコム杯で町田樹選手が見事優勝。2位がマキシム・コフトゥン選手、3位はハビエル・フェ
ルナンデス選手となり、町田選手とコフトゥン選手がファイナル進出を決めました。
また、女子の優勝はリプニツカヤ選手、2位がコストナー選手、3位は長洲未来選手。ファイナルの
残り2枠はリプニツカヤ選手とラディオノワ選手に確定しました。
ファイナル進出者が出揃い、男子は3枠が日本、女子は4枠がロシアになりましたね。

3013年11月28日追記:
高橋大輔選手が怪我のためファイナル欠場。織田信成選手が繰り上がり出場となります。

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石油缶を配りながらエリック・ボンパール杯 [フィギュアスケート]

羽生結弦選手が出場しているフィギュアスケートのエリック・ボンパール杯男子シングルSPの
行方を気にしながら、今日もミステリーハウスのフリーギフトの石油缶とマッチ配りをしました。

さて、前回のスケート・カナダではチャン選手を意識しすぎて自爆気味だった羽生選手ですが、
今回は大丈夫だったようです。本人比で4Tの着氷がベストというわけではないようにも見えた
ものの、SPの出来はかなり良かったと思います。観客も沸いていました。
スコアは95.37でトップのパトリック・チャン選手とは約3ポイント差の2位。チャン選手とPCSで
差がつくのは仕方の無いこと。TESはトップでした。世界王者として貫禄十分な演技を見せて
くれたチャン選手に羽生選手がどこまでついていけるのか、フリーが待ち遠しいです。

ちなみに、羽生選手の今季SPは主人の大のお気に入りです。昨季初めて見た時から「高橋
選手の御株を奪うかのような格好良さだ」と褒めておりました。そして、何故か私は羽生選手
の4Tの入りがとても好きなのです。出来ることなら、フリーでも冒頭ジャンプを4Tにして欲しい
くらいです。でも実際は、フリーで4Tと4Sの両方を決めてくれれば満足だと思います。

お二方の闘いが素晴らしく面白かったので少々興奮気味になってしまい、フリーギフト配りが
中断してしまいました。続きはひと眠りした後、起きてからにしようかな。。。

2013年11月16日追記:
昨季世界ジュニア3位のアンナ・ポゴリラヤ選手は容姿も演技も本当に大人っぽいですね。
先頃行われた中国杯では優勝。2Aの失敗が残念でしたが、キム・ヨナ選手を彷彿させるよう
なスピードに乗った冒頭の3Lz-3Tは綺麗に決まり、今大会SPでもアシュリー・ワグナー選手
に次いで2位につけています。主人のお気に入りで、我が家では将来をとても楽しみにしてい
る選手です。それにしても、ロシアの若手女子は凄い。。。贅肉の無い、でも程よく筋肉のつ
いたしなやかな身体と確かな基礎技術、そして豊かな表現力に惚れ惚れします。

2013年11月17日追記:
フリー演技の結果、男子シングルの優勝はチャン選手、2位が羽生選手、3位はジェイソン・ブ
ラウン選手、女子の優勝はワグナー選手、2位がアデリーナ・ソトニコワ選手、3位はポゴリラヤ
選手となりました。今大会を終えた時点で、男子のチャン選手、羽生選手、高橋大輔選手、
ハン・ヤン選手、女子の浅田真央さん、ワグナー選手、ソトニコワ選手、ポゴリラヤ選手がファ
イナル進出を決めています。
チャン選手は羽生選手に30点以上の差をつける圧勝。羽生選手はフリーで冒頭の4Sがアク
シデントで抜けてしまい、続く4Tでは転倒もありましたが、最後まで集中力を切らさない粘り強
い演技が出来たと思います。4Sは残念でしたが、前回の教訓がしっかり生かされましたね。

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ボケ防止にミステリーハウス [ゲーム]

最近、歳のせいか、物忘れがひどく、記憶があやふやになることがあります。
出先で自分の住所・電話番号を記入する際にアドレス帳を見ながら…なんてことも珍しくなく、
その都度メモを取っておかないと、予定をすっかり忘れてしまうこともあったり…
また、先週のことだったのか、先々週だったのか、場合によっては昨日のことなのか、一昨日
なのかすら記憶が怪しいことも…

そして、うっかり勘違いしたままブログの記事を書いてしまい、後で大慌てすることもあります。
もともと筆不精な上に飽きっぽくて面倒くさがりときているので、ブログの更新も不定期になり
がちな中、それでも見に来てくださる方々には感謝と同時に大変申し訳なく思っております。
ボケ防止に細々とでも続けてはどうかと主人からのアドヴァイスもあるので、今後もマイペース
で記事を綴っていくつもりでおりますが、至らぬところを大目に見ていただければ幸いです。

ところで、ボケ防止といえば、最近嵌ってるYahoo!モバゲー『ミステリーハウス』もかなり有効
な気がします。主人も私もレベル200台前半なのですが、平日は自分の分と仕事中の主人の
分もケアしているので、けっこう忙しくなります。友達を一般公募せずに、夫婦二人と近しい友
人達を誘って少人数で遊んでいるため、リクエストで捌くクエストなどはクリアに時間がかかる
ものの、先日やっとボトル・シップが開いてワクワクしています。

ところで、私達夫婦は経験がないのですが、友人の中には地下探索時に何も見つからないこ
とが多発している人がいます。ちょっと調べてみたら、今年の3月か4月頃を境に設定が変わっ
たのではないかとの情報がありました。私達夫婦はギリギリ3月頃に始めたので、お守りなし
でもモンスターも何かドロップすることが多いのですが、4月頃始めたその友人達はお守り無し
だと何もドロップしないことが多いようです。う~ん、途中で設定を変えるってありなのかな。。。
主人はあまり歓迎できないと申しておりますが…でも、無料のゲームですからね。。。

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ISU GPS NHK杯 2013(日本大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS NHK杯が開催され、男子シングルの優勝は高橋大輔選手、2位は織田信成選手、
3位はジェレミー・アボット選手という結果となりました。そして、女子の優勝は浅田真央さん、
2位はエレーナ・ラディオノワ選手、3位は鈴木明子選手でした。
また、ペアの高橋成美&木原龍一組は8位、アイス・ダンスのキャシー・リード&クリス・リー
ド組は6位という結果でした。

織田選手の演技はSPもフリーもなかなか良かったですね。フリー冒頭の4T-3Tが3T-1Tに
なってしまったのは、SPでの4TのUR判定が精神的に影響したのでしょうか。。。個人的に、
あの判定は気の毒としか言いようがありません。まるで回転不足の基準が選手によって違う
かのようです。私の目には、認定された高橋選手のいくつかのジャンプよりも見事なジャンプ
に見えましたけれど…高橋選手もそれなりの演技をしたとは思うのですが、日本開催となる
GPFに何とか彼を出場させたいという思惑が見え隠れする違和感の残る採点結果でした。
そして、細かいジャンプ・ミスはあったものの、アボット選手のフリー演技は素晴らしかったで
すね。勝負という意味ではそうも言っていられないとは思うのですが、高難度のジャンプ構成
などなくとも、十分に鑑賞に堪え得るプログラムだと思います。

女子の浅田さんはジャンプの難度を上げると演技が雑になりますね。ツーフットの3Aを2本跳
んでフリーではUR判定、またSPでは3Lo-2Loの2LoがUR判定を受けました。私的には他に
も回転の怪しいジャンプがあったように感じましたが、すべてはジャッジ次第ですからね。。。
ただ、ご本人が質の良いジャンプの習得に真剣に取り組んでこなかった印象を受けます。
2位のラディオノワ選手のフリーは3Fのe判定以外はミスの無い演技で、TESはトップでした。
SPの3-3のリカバリといい、14歳とは思えない技術と表現力、メンタルの強さに驚かされます。
鈴木選手はなかなかSPとフリーを揃えることが出来ないのがもどかしいですね。ミスはあり
ながらもSPは観客を惹き込む感動的な演技でしたが、フリーではミスを引きずってしまったの
か、少々元気がないようにお見受けしました。それでも一つ一つの所作は本当に綺麗ですね。

さて、個人的に、人の目による回転不足判定に対して懐疑的にならざるを得ない後味の悪い
大会でした。いくら興行とはいえ、PCSのみならずTESまでもがジャッジの匙加減次第でどう
にでもなる競技にフィギュアスケートがなりつつあるようにも感じられ、とても残念です。
でもまあ、所詮「高橋杯」「浅田杯」などと揶揄されることもあるNHK杯ですからね。。。
それにしても、ワールド銅メダリストのハビエル・フェルナンデス選手の調子がイマイチでした
ね。熱狂的な高橋ファンの異常な熱気にでも当てられたのでしょうか。。。

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両足着氷は失敗ジャンプ [フィギュアスケート]

現在開催中のフィギュアスケートのNHK杯。今日は男女シングルSPの放送がありました。
男子と女子の放送の合間に「ミステリーハウス」の地下探索と”ハーミット&野蛮人”叩きを
挟みながらのテレビ観戦となりました。

さて、男子は1位高橋大輔選手、2位ハビエル・フェルナンデス選手、3位織田信成選手です。
採点に手間取っていた織田選手のスコアが低いように感じたのですが、あの綺麗な4Tが
回転不足を取られたのですね…気を落とさずにフリーも頑張って欲しいです。

一方、女子のほうは、1位浅田真央さん、2位鈴木明子選手、3位エレーナ・ラディオノワ選手。
相も変わらず、またまたツーフットの3Aを跳んだ浅田さんが1位ですね。この人には片足で
着氷する意思がほとんどないのでは…日頃からツーフットの練習をしているのでしょうね…
アスリート失格と言う以外ありません。3Asadaとは言い得て妙ですね。。。

ところで、ご本人による「失敗ではない」という趣旨の発言がありましたが、ツーフットは立派
な失敗ジャンプですよ。私的には、ツーフットは潜在的に”回転不足”と”転倒”という問題を
抱える深刻な失敗ジャンプだと思います。要するに、毎回ツーフットを繰り返すということは、
跳べないということとほぼ同義です。ISUもまさかこんな姑息な手段で点数を稼ぎにくる選手
が存在しようとは思わずにルールが決められたのでしょうが、トップを争う選手によってこうも
繰り返されると、ショーではなくスポーツとして観ている側は興醒めもいいところです。
主人は浅田さんのツーフットを一種の”詐欺行為”で”恥知らず”だと申しております。

それにしても、殿堂入りまでしているコーチがついていながら、いつまでツーフットを続けさせ
るおつもりなのでしょう。コーチ自ら浅田さんをアスリートではなく、タレント扱いですか。。。
それとも、はなから浅田さんには片足着氷は無理だと匙を投げておられるのでしょうか。。。

最後に、ジャンプ・ミスはあったものの、鈴木選手の演技には心に響くものがありましたね。
そして、ラディオノワ選手の3-3のリカバリは素晴らしいの一言です。

2013年11月9日追記:
本日行われたフリー演技の結果、NHK杯の男子シングルの優勝は高橋選手、2位は織田選
手、3位はジェレミー・アボット選手となりました。織田選手の決まったジャンプは本当に綺麗。
SPの4Tの回転不足判定が未だに信じられません。また、ジャンプ・ミスはありましたが、アボ
ット選手のフリーの演技は良かったですね。リッポン選手のフリーも好きなプログラムです。
一方、女子の優勝は浅田さん、2位はラディオノワ選手、3位は鈴木選手という結果になりまし
た。浅田さんはどうしてもツーフットが止められないようで、3Aはとうとう回転不足を取られまし
た。そして、ラディオノワ選手は本当に魅力的な演技をする選手ですね。フリーは3Fがe判定に
なった以外にはミスの無い演技で、TESはトップでした。

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ISU GPS スケート・カナダ 2013(カナダ大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS の第2戦スケート・カナダが開催され、男子の羽生結弦選手が2位、織田信成選手が
3位、そして女子の鈴木明子選手が2位という結果になりました。

男子の優勝はパトリック・チャン選手で、2位の羽生選手に30ポイント近い差をつける圧勝でした。
フリーでは4T-3Tと4Tを見事に決め、定評のあるスケーティングに加え、表現力もかなり向上し
ているように感じました。今季のフリーはとても気に入っています。
今大会での羽生選手は、目の前のチャン選手とその場にはいない町田樹選手を意識してしまっ
たのか、どこか自分の演技に集中できていないようにも見受けられ、ミスが目立ち、フリーでは
後半の大事なところで失速してしまい、多くの課題を残す結果となりました。ただ、それでも2位
に入るところが、色々な意味で彼の強さなのかなとも思います。気負わず、マイペースで。。。
織田選手については、ミスもありましたが、SP、フリーともにプログラム全体の印象は悪くなか
ったと思います。ただ、演技後の羽生選手との様子の違いに、主人は「力残しすぎだろう。わざ
わざ息を切らす必要はないけれど、もっとできるんじゃないか」と期待も込めて申しておりました。

一方、女子の優勝はユリア・リプニツカヤ選手。SPもフリーも素晴らしい演技でした。プログラム
も素敵ですし、3-3も跳べる上に驚異的な柔軟性を持ち、しっかり技術点を稼ぐことのできるミス
の少ない選手なので、今後PCSも上がってくれば、トップ選手達を脅かす存在になりそうです。
そして、鈴木選手の滑りと表現力は、今大会の女子出場選手達の中では別格でしたね。この
年齢まで現役で活躍できるのは凄いことです。技術がしっかりしていることと日々の鍛錬の賜
物だろうと感心させられます。悔いなく競技生活を終えることができるといいですね。
グレイシー・ゴールド選手はSP1位から順位を落として3位という結果になりましたが、ジャンプ
もスピンもいいですし、何と言っても華がありますから、怪我に気をつけて頑張って欲しいです。

さて、町田選手の存在が日本の他の男子選手達に与えるプレッシャーの大きさを感じさせられ
る初戦に続く第2戦でした。また、個人的には、浅田真央さんが出場していないため観戦する
気になった主人と水入らずで楽しめた大会でした。鈴木選手をお気に入りの主人が鈴木選手と
浅田さんがぶつかるNHK杯の観戦をどうするつもりなのか、今からちょっと気になっています。
そして、若手中心に女子選手の3Lz-3Tを観る機会も増えてきましたが、それぞれの素晴らしさ
を認めた上で、やはりキム・ヨナ選手の3Lz-3Tは最高だと改めて思いました。

最後になりますが、ジェレミー・アボット選手のフリー「エクソジェネシス」を再び観ることができて
嬉しく思っています。音楽表現という意味では最高の選手の一人だと思うのですが、なかなか
ジャンプが決まらない。。。スポーツの非情さを感じるものの、かと言って現在特定の選手には
適用されているかのようにも見える「PCSで救済」的な措置も興醒めです。時折見聞きすること
ではありますが、ジャンプの比重を軽くしたダンス(シングル)のような種目を作ってみてはどう
かと思ったりもします。(でも、やはりスポーツとしては邪道かな。。。)

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スケート・カナダを観ながらミステリーハウス [フィギュアスケート]

フィギュアスケートのオリンピック・シーズンも始まり、今週末はスケート・カナダ2013が開催中。
日本からは織田信成選手、羽生結弦選手、無良崇人選手、鈴木明子選手が出場しています。

今日は男女SPの放送があったのですが、最近諸々の事情もあり、フィギュア熱も冷め始めて
きたところに、ここのところYahoo!モバゲー『ミステリーハウス』に嵌ってしまい、一週間ほど前
に開けたばかりの地下室を探索しながらの視聴となりました。(まだ悟りレベルが低いので、
うっかりしているとすぐ満タンになってしまいます。)

さて、SPの結果はと言うと、男子の織田選手がトップのパトリック・チャン選手と約7ポイント差
で2位、羽生選手が約8ポイント差で3位、無良選手が5位となっています。
一方、女子のほうは、鈴木選手がトップのグレイシー・ゴールド選手と約4ポイント、2位のユリ
ア・リプニツカヤ選手とは約1ポイント差で3位となっています。

織田選手はSPでは4Tで転倒してしまいましたが、概ね加点のもらえるジャンプは健在だとお
見受けしました。今季のプログラムも個性に合っていて、個人的にかなり気に入っています。
羽生選手はコンビネーションのルッツが抜けてしまったのが痛かったですね。本人もとても悔し
そうでした。昨シーズン頃から、羽生選手を観ていると、何故か競技生活を長くは続けないよう
な気がしてしまうことがあります。あくまでも私の個人的な印象ですが…

ゴールド選手は演技も素晴らしかったですが、ますます華やかさと美しさが増したのでは…
そして、リプニツカヤ選手の今季プログラムはSPもフリーも大好きです。15歳にしてこの表現力、
さすがロシアっ子だなと思いました。ちなみに、私のお気に入りロシア女子ベスト3は、エリザヴ
ェータ・トゥクタミシェワ選手、エレーナ・ラディオノワ選手、そしてリプニツカヤ選手です。

日本は男女とも逆転可能な位置にいると思うので、フリーもがんばってください。
それにしても、ジムの「発掘前の鋼鉄」が出ない。。。もう30回は探索していると思うのだけれど…

2013年10月28日追記:
スケート・カナダのフリー演技も終わり、男子の優勝はパトリック・チャン選手、2位は羽生選手、
3位は織田選手、女子の優勝はリプニツカヤ選手、2位は鈴木選手、3位はゴールド選手という
結果となりました。浅田真央さんのいない大会は清清しくていいですね。主人と二人で選手達
の演技と勝負の行方を存分に楽しませてもらいました。
羽生選手は、チャン選手を意識しすぎたのか、町田樹選手の快進撃がプレッシャーになったの
か、SP、フリーともに精彩を欠きましたが、崩れながらも2位に入ったのは流石です。
女子のリプニツカヤ選手と鈴木選手のフリー演技には、眼が離せないくらい惹き込まれました。
鈴木選手の表現力は言わずもがなですが、リプニツカヤ選手の音楽解釈と表現力にも驚かさ
れました。特にリプニツカヤ選手の今季フリーは、個人的に大好きなプログラムです。お二方と
も、ソチ出場が叶うといいと心から思います。
そして、ジェレミー・アボット選手のフリー「エクソジェネシス」は、ジャンプ無しでもいいと思うくら
いに私の大好きなプログラムで、密かに持ち越して欲しいと思っていました。大感激です。
また、チャン選手の音楽表現が見違えるように良くなったことに感動しました。
ミステリーハウスのほうは、「発掘前の鋼鉄」も無事見つかり、今はプールで「水流」探しです。

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ISU GPS スケート・アメリカ 2013(アメリカ大会) [フィギュアスケート]

2013-2014シーズンのISU GPシリーズ初戦スケート・アメリカ(Skate America)が開催され、男子
シングルで町田樹選手が優勝、高橋大輔選手が4位、小塚崇彦選手が6位という結果になりました。
また、女子シングルでは予定通り浅田真央さんが優勝、アイスダンスではキャシー・リード&クリス・
リード組が5位となりました。

町田選手は2位のアダム・リッポン選手に約24ポイント、3位のマックス・アーロン選手に約27ポイン
トの差をつける圧勝でした。ジャンプに安定感があり、SPもFSも素晴らしい演技でしたね。町田選
手の大躍進で、ますます男子五輪代表争いの行方が分からなくなってきました。全日本が楽しみ。
高橋選手と小塚選手はジャンプのミスが目立ちましたが、これから精度を上げていけるといいので
すけれど…ただ、小塚選手の今季プログラムは本人の良さが出ていて結構好きです。でも、高橋
選手のプログラムは今ひとつピンとこなくて、個人的に選曲ミスではないかと思ってしまいます。

一方、女子シングルの2位はアシュリー・ワグナー選手、3位はエレーナ・ラディオノワ選手でした。
ワグナー選手はシーズン序盤から3-3を組み込んできましたね。個人的に好きなタイプの選手では
ないのですが、全米女王としての貫禄十分な存在感ある演技には感心させられます。
ラディオノワ選手は今かなりお気に入りの選手です。演技中の笑顔が何とも愛くるしくて14歳という
年齢のわりに所作もきれい、ジャンプ、スピン、ステップと全て揃っていて演技に惹き込まれます。
FSの冒頭で失敗した3-3の中盤でのリカバリも素晴らしかったですね。

さて、優勝した浅田さんですが、3Aのツーフットにはますます磨きがかかり、この人にとってはツー
フットも成功ジャンプの範疇なのだなと思いました。本来フィギュアスケートのジャンプは片足で着氷
するものなのですけれど、最初からやる気満々のツーフットですものね。跳べないジャンプをあたか
も跳べたかのように見せかけ、認定と転倒防止のみならずジャッジによる(うっかり)見逃しの一石
三鳥を狙うかのような狡猾で姑息な技術には、ただただ呆れるばかりです。やはり浅田さんはアス
リートではなく、フィギュアスケートをお仕事にしているタレントですね。この摩訶不思議な技術は引
退後のアイスショーででも存分に披露することにして、これ以上競技会での使用は控えていただき
たいものです。そして、取ってつけたように振付をこなすだけにも見える情緒の感じられない雑な演
技。個人的に、キム・ヨナ選手が本物のフィギュアスケートの演技を若い世代の選手達にお手本と
して示してくれたことに安堵感を覚えずにはいられません。アスリートとして志の低いタレント・スケ
ーターの浅田さんが女子のトップに君臨していたかもしれないことを思うとゾッとします。

ところで、浅田さんはFSでは3Aを片足で着氷できるかもしれないと思って試みた結果、UR判定を
もらい、転倒したようですね。残念ながら、FSでの3Aが現時点での実力かと思われます。
また、ご自分で「私にしか出来ない8トリプルの高難度構成」的なことを言わないほうがいいのでは…
品性が疑われますし、実際には跳べていないですからね。それにしても、冗談のような高いスコア
には毎度のことながら驚かされます。

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三鷹女子高生殺害事件 [事件・事故]

10月8日の夕方、高校3年生の鈴木沙彩さん(18)が東京都三鷹市井の頭の自宅前の路上で首
などを刃物で切られて倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
逮捕された池永チャールストーマス容疑者(21)は被害者の元交際相手とみられ、「間違いない」
と容疑を認めているもよう。警視庁は交際上のトラブルがあった可能性も含め、殺人容疑で動機
などを調べているとのこと。

また、被害者の鈴木さんは池永容疑者からストーカー行為を受けていたようで、8日の朝、ご両
親と一緒に三鷹署に相談に行き、同署はその場で容疑者に電話したものの繋がらず、折り返し
連絡するよう伝言を残したそうです。その後、鈴木さんは高校で授業を受け、学校から帰宅した
直後に襲われたとみられ、制服姿だったとのこと。

またまた警察の対応のまずさが指摘されそうな事件が起きてしまいましたが、確かに三鷹署の
伝言は諸刃の剣だったでしょうね。それにしても、メールで「殺すぞ」と言われ、警察にまで相談
した被害者がなぜ家の外に一人でいたのか個人的に理解できません。容疑者を自宅近くで見
かけるようになっていたのなら、登下校時に一人にならないよう配慮するのが普通だと思うので
すが。。。まさかストーカー被害を訴える人全てを公的に警護するわけにもいきませんし、常人に
は理解し難い行動に出る者の存在はなくならないですから、ストーキングや脅迫、殺人が許され
る行為ではないことを踏まえた上で、日頃から言動には気をつけ、自分の身は自分で守る意識
を持つことも必要かと思います。通り魔や無差別殺人とは違いますからね。

ちなみに、私の周りではストーカー被害に遭った知人が一人いるのですが、相談した警察からは、
できるだけ相手をしないよう助言されたそうです。ストーカー行為に走る人の特徴の一つに妄想
癖があるようで、中途半端に相手をしていると誤解を招き、状況が悪化することもあるらしいです。
知人の場合、しばらくの間完全無視を続けていたら、相手も諦めたのか無事解決しました。もと
もと痴情の縺れというわけでもなく、状況がさほど深刻ではなかったことも幸いしたのでしょうが、
警察への早目の相談、そして初期の対応が肝心なのかもしれないですね。

ところで、被害者と容疑者はFacebookで知り合ったとのこと。一つの出会いの場としてはアリな
のかもしれませんが、SNS上で見せる顔がその人の真の姿ではない可能性もあることを肝に銘
じておいたほうが良さそうです。また、警察に相談する際、ややもすれば人は自分に都合の悪い
ことは言わない傾向があるようにも感じられます。警察の適切な判断・対応に繋げるためにも、
話したくないことでも包み隠さず情報提供する覚悟も必要なのではないかと思います。

2013年10月10日追記:
報道によると、池永容疑者は「事件当日、女子生徒宅に侵入し、室内のクローゼットの中で待ち
伏せしていた」と供述しているそうです。家の外ではなく、家の中だったのですね。なぜ被害者が
家の外で容疑者と二人で居合わせたのか不思議だったのですが、これで納得できました。
ただ、鍵が壊された形跡はなく、容疑者は無施錠の窓から侵入したようです。私的には、ストー
カー被害に遭っている最中に無施錠など有り得ない話で、被害者側の危機管理の甘さを感じま
した。また、ネット上では容疑者による被害者のプライベート画像の流出についても話題になって
いるようです。もしそれが事実ならば、被害者にとっても不名誉なことではあるでしょうが、ストー
カー行為ではなく、脅迫も含めた犯罪として事前に取り締まることができなかったのが残念です。
とどのつまり、被害者を美化して警察を批判しても、この手の犯罪はなくならないと思います。

2013年10月14日追記:
被害者は昨年9月頃に池永容疑者と別れた後、容疑者本人の携帯電話を着信拒否にしていた
そうです。また、池永容疑者は友人から携帯を借り、今年3月頃から再び被害者に連絡を取り、
復縁を迫るようになったようですが、その携帯も6月に着信拒否にされており、連絡手段を繰り
返し絶たれたことで、恨みを増幅させたとみられているとのこと。
別れ話は誰にとっても面倒なこととは思いますが、ここまで恨まれてしまうとは、被害者は容疑
者ときちんと話さず、突然着信拒否してしまったのでしょうか。。。この事件は、被害者が未成年
ということもあって全てを報道しずらい状況にあるようですが、痴情沙汰と純粋なストーカー犯罪
とは区別して考えたほうがいいと思います。

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安藤美姫選手の復帰戦(ネーベルホルン杯2013) [フィギュアスケート]

9月25日~28日にドイツのオーベルストドルフで開催されたネーベルホルン杯の女子シングルで、
安藤美姫選手が2位という結果となりました。優勝はロシアのエレーナ・ラディオノワ選手、3位は
アメリカのアシュリー・ケイン選手でした。男子シングルでは織田信成選手が優勝しました。
また、アイスダンスのキャシー&クリス・リード組は7位となり、五輪出場枠を獲得しましたが、ペア
の高橋成美&木原龍一組は11位という結果となり、残念ながら出場枠獲得とはなりませんでした。
ただ、ミニマムスコアをクリアしているので、団体戦に出場できる可能性は見聞きします。

安藤選手は、4月の出産からの短い準備期間を考えると、ミニマムスコアもクリア出来ましたし、
復帰戦としてはまずまずの出来ではないでしょうか。「さすがジャンパーは強いな」と思いました。
本大会ではスピン、ステップはまだまだ、ジャンプも本来の調子が戻ったとは言い難い状態で体
力不足も感じられましたが、日々の練習の中で徐々に体力もついてくるでしょうし、今後どこまで
戻せるか楽しみです。全日本には必ずや出場することになるでしょうから、今からわくわくします。
そういえば、安藤選手の元に招待状が届いたのは大会の10日前頃だったそうですね。

優勝したラディオノワ選手は、個人的に今最も好きな選手の一人です。
14歳にしてはジャンプ、スピン、ステップとかなりの粒ぞろい、加えて趣のある所作と可憐な笑顔
に魅了され、映像をリピート中です。恵まれた容姿もさることながら、とにかく演技に何とも言えぬ
魅力があり、目が釘付けになります。将来がとても楽しみ。ロシアの若手女子の勢いはまだまだ
止まりそうにないですね。

ところで、キム・ヨナ選手が怪我でグランプリ・シリーズを欠場することになったようです。キム選手
の参戦を楽しみにしていた私としては残念ではありますが、五輪での演技を楽しみにしています。
今季は特に大事なシーズンになりますので、今後選手の皆さんには大きな怪我が無いことを願っ
ています。

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世界フィギュア2013ロンドン大会 [フィギュアスケート]

カナダのロンドンで世界フィギュアスケート選手権大会が開催され、男子シングルに出場した羽生
結弦選手が244.99点で4位、高橋大輔選手が239.03点で6位、無良崇人選手が234.18点で8位、
また女子シングルの浅田真央選手が196.47点で3位、村上佳菜子選手が189.73点で4位、鈴木
明子選手が164.59点で12位という結果となり、男女共に五輪の出場枠を3枠確保しました。

男子の優勝は267.78点でパトリック・チャン選手。SPで世界歴代最高得点を叩き出し、3連覇を達
成しました。続いて2位は僅差の266.48点でデニス・テン選手、3位は249.06点で欧州王者のハビ
エル・フェルナンデス選手。テン選手とフェルナンデス選手は世界選手権は初の表彰台ですね。
正直、チャン選手とフェルナンデス選手のメダル獲得の可能性は予測していましたが、テン選手が
銀メダリストになるとは思っていなかったです。SPもFSもまさにノーミス、素晴らしい演技でした。

羽生選手はSPは9位と出遅れましたが、FSで巻き返し順位を上げました。インフルエンザや怪我
の影響で調子が万全ではないと言われる中、より良い結果を残すためにはどうすべきか分かって
いる頼もしい日本のエースです。無理せず、しっかり怪我を治して欲しいと思います。
個人的に、高橋選手のSP「月光」は未だにピンときません。以前のほうが良かったような。。。
そして無良選手のジャンプ、特に3Aは高さがあって綺麗ですね。FSの演技もとても良かったです。

一方、女子の優勝は2年ぶりの世界選手権出場となったキム・ヨナ選手。SPの3Fがe判定を受け
た以外ミスの無い貫禄の演技で、218.31点という高得点をアークして2度目の優勝を飾りました。
さすが五輪金メダリスト、「お見事」と言うしかないような圧勝でしたね。相変わらず「点数高過ぎ」
「八百長」などと騒ぐ人達もいるようですが、キム選手の点数だけを見ると確かに高いものの、浅
田選手の得点から相対的に判断すると特に違和感は覚えないです。
そして2位は197.89点でカロリーナ・コストナー選手。アクシデントあり、転倒ありでしたが、流れる
ようなスケーティングに加え、近年は演技から硬さが取れて一段と優雅になったように感じます。

浅田選手の3AはSPでもFSでもツーフットでしたが認定され、SPでは加点までついていますね。
ちなみに、SPの3AのGOEは-2~+2でジャッジによってバラバラです。長年、誤魔化す技術に磨き
をかけてきた甲斐があったとでも言うところでしょうか。ただ、私としては、爪先をほんの少しつくだ
けでも片足より遥かに安定することを鑑みると、ツーフットは転倒よりは多少ましという程度の失敗
ジャンプだと思います。浅田選手は常習的に転倒防止策のツーフットを繰り返していますが、片足
で着氷できないジャンプを普通は「跳べる」とは言わないと思うのですけれどね。

そして、今大会に出場した選手達の中で、村上選手の4位という成績は立派だったと思います。
特にステップで始まるSPはなかなか趣があり、後半の3T-3Tも決まれば実に見応えがあります。
正直なところ、シーズン序盤この構成に対して少々懐疑的だった自分を反省しています。
鈴木選手は、来季はご本人の納得のいくシーズンで現役を終えることができるといいですね。
また、忘れてはならないのが7位のジジュン・リー選手。まさに観客を魅了する氷上の妖精でした。

ところで、アメリカ女子が念願の3枠を獲得した一方で、ロシア女子が2枠に減らしてしまいました。
有望な若手が続々出てくる中、ロシアは国内の代表争いがいっそう激しくなりそうです。

2013年5月8日追記:
4月に行われた国別対抗戦後、浅田選手がソチ五輪後の引退を仄めかしたようです。アスリートと
してはピークを過ぎていると思われるので自然な成り行きではありますが、同大会での精彩を欠く
演技を観るにつけ、本当にジャンプが苦手なんだなと思いました。もともとチート技術で誤魔化した
歪なジャンプしか跳んでいないことを自覚した上でソチに向けた戦略を立ててもらいたいものです。

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世界ジュニアフィギュアスケート選手権2013 [フィギュアスケート]

イタリアのミラノで世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会が開催され、男子の宇野昌磨
選手が187.08点で7位、日野龍樹選手が176.85点で10位、女子の宮原知子選手が147.42
点で7位、本郷理華選手が142.62点で9位という結果になりました。
また、日本はアイスダンスとペアには出場しませんでした。

男子シングルはアメリカが表彰台を独占。優勝は228.32点でジョシュア・ファリス選手、2位
は224.15点でジェイソン・ブラウン選手、そして3位は204.34点で大森勝太郎選手。
ブラウン選手は個性的な選手ですね。昨季世界ジュニアでは3A無しでしたが、今季は見事
に成功させました。ファリス選手と大森選手の演技は、正直あまり印象に残らなかったです。
宇野選手の表現力には天賦の才を感じます。現在15歳、3Aの習得が待たれます。
そして、当初出場を予定していたハン・ヤン選手がシニアの補欠に変更となり、ちょっと残念
でした。ナン・ソン選手に頑張って2枠を取ってもらい、2人で五輪に行けるといいですね。

一方、女子はロシアが表彰台を独占。優勝は169.71点でエレーナ・ラディオノワ選手、2位は
165.67点でユリア・リプニツカヤ選手、そして3位は160.32点でアンナ・ポゴリラヤ選手。
ラディオノワ選手のFSを気に入ってリピートしています。エレメンツの素晴らしさは言うに及ば
ず、14歳とは思えぬ表現力と身のこなし。ジュニア選手の演技に見惚れることは滅多にない
のですが、すっかり虜になってしまった感じです。年齢的にソチに間に合わないのが残念。
リプニツカヤ選手はSPのジャンプミスが痛かったですが、FSを手堅くまとめたのは流石です。
ポゴリラヤ選手は14歳にしては容姿も演技も大人っぽくて、シニアに上がっても違和感がな
さそう。それにしても、ロシアの若手女子の層の厚さとレベルの高さには驚かされます。

宮原選手はSP、FS合わせて10個のトリプル・ジャンプのうち9個がUR判定を取られ、FSでは
LzとFの両方でe判定を受けました。残念な結果ではありますが、ジャンプは難度だけでなく
精度や質も大事ですし、回転不足は遅かれ早かれ本人が乗り越えなければならない壁でし
ょうから、シニアに上がる前に技術を見直す機会が持てて良かったのではないかと思います。
ただ、宮原選手はもともと左利きで逆回転でジャンプを跳んでいたところ、2年かけて順回転
に矯正したとのこと。お箸や鉛筆の持ち手の矯正とは違ってスポーツですし、悪影響はない
のだろうか…とふと思いました。そういえば、コストナー選手もシズニー選手も逆回転ですね。

さて、日本にとっては将来に少々不安を残す大会となりました。
役者の揃った現在のシニアが特別と言ってしまえばそれまでなのですが、男子は羽生結弦
選手以降、女子は村上佳菜子選手以降、若手が順調に育っていないようで気になります。
また、今後はシングルだけでなく、ぜひともペアとアイスダンスの強化にも期待したいです。

2013年3月8日追記:
宮原選手のコーチでもある田村岳斗氏による「世界ジュニアの女子シングル テクニカルパネル
判定について」という記事を読みました。宮原選手のジャンプに対する判定に納得がいかない
ようですが、正直、宮原選手のジャンプは技術的な見直しが必要だと思います。
また、「グレーゾーンのジャンプは全て認定すべき」との主張のようですが、個人的に、現在の
判定方法は改善の余地大だと思います。緩いジャッジで恩恵を受ける可能性があるのはグレ
ーゾーンのジャンプを跳ぶ選手達ですから、結果として、正確な技術に対する相対的な評価が
下がることになるのではないかと危惧します。私的には、不十分な技術による高難度技(その
時点で既に幾分か実質的な難度は下がっているのでは?)にはあまり感動できません。
田村氏に対しては、習い事の発表会ではなくスポーツの競技会なのですから、「感傷的になっ
て何寝ぼけたことを言ってるの」という感じです。宮原選手にしてみれば、いい迷惑でしょうね。

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