ISU GPファイナル2013とキム・ヨナ選手の復帰戦 [フィギュアスケート]
フィギュアスケートのグランプリ・ファイナルが福岡で開催され、男子シングルに出場した羽生結弦
選手がパトリック・チャン選手を抑えて見事ファイナル初優勝を飾りました。2位はチャン選手、3位
織田信成選手、4位町田樹選手、5位マキシム・コフトゥン選手、6位ハン・ヤン選手でした。
一方女子のほうは予定通りに浅田真央さんが優勝。2位ユリア・リプニツカヤ選手、3位アシュリー・
ワグナー選手、4位エレーナ・ラディオノワ選手、5位アデリーナ・ソトニコワ選手、6位アンナ・ポゴリ
ラヤ選手という結果になりました。
羽生選手はSP、フリーともに1位の完全優勝。SPはほぼ完璧な演技で世界歴代最高得点を叩き
出しました。フリーでは冒頭の4Sの転倒と最後のスピンが残念でしたが、他のジャンプは全て素
晴らしい質で決まりTESも100点超え。繊細かつ覇気の感じられる演技に、いつになく主人も興奮
気味。そして私は、後半の畳み掛けるようなジャンプの数々に、体操の種目別「鉄棒」のスペシャ
リスト達によるめくるめく技の連続にも通じる感動を覚えました。また、日本開催という地の利の影
響もあったのでしょうが、SPではTESのみならずPCSもトップ、フリーのPCSもチャン選手に約3点
差に迫るご自身のスコアに違和感を持つことの出来る羽生選手の知性と品性に頼もしさを感じる
と同時に安堵しました。（フィギュアスケートの採点システムは時に選手達を惑わす危険性をはら
んでいると感じていますので…）もちろん、優勝は羽生選手で間違いないと思っています。
さて、日本での試合は苦手だとも言われていたチャン選手ですが、フリーではスタンディング・オベ
ーションを受ける素晴らしい演技を披露してくれました。調子がイマイチの中でも、やはりスケーテ
ィングそのものから受けるインパクトは圧倒的だったと思います。
また、織田選手は与えられたチャンスをしっかり掴む強さを見せてくれましたね。よく「母は強し」と
言いますが、「父は強し」でしょうか。。。
浅田さんは「あちらを立てればこちらが立たず」で、なかなかクリーンな3Aを跳ぶことができないで
すね。フリーでは演技前から緊張しているようにお見受けしましたが、やはり原因はクロアチアで
ゴールデンスピンに出場していたキム・ヨナ選手だったのでしょうね。いつものようにマヲタさん達が
キム選手叩きに精を出していますが、浅田さんのスコアも十分に高いではないですか。ご本人の
自己評価の高さも超一流ですけれど。ただ、どうしてもジャンプに拘りたいのなら、まず地味な身体
作りに力を入れるべきだったのでは…この人の価値観には、アスリートとしてはどこか大きな狂い
が生じているような印象を受けます。佐藤コーチの発言から感じられる意識レベルの低さにも呆れ
ます。芸能ではなく、スポーツなのですから。一部の熱狂的なヲタさん達からは「公正な採点」を求
める声も上がっているようですが、「公正な採点」で最も困るのは浅田さんご自身かとも思われ…
ジャッジ批判もほどほどに。もっとも浅田さん自ら失敗を認めずに煽っているようですけれどね。
リプニツカヤ選手はSPもフリーもなかなか良い演技だったと思います。キス＆クライでの様子からも
彼女の本気度がうかがい知れますが、若手がなかなか勝てない女子シングルは、男子に比べて
面白みに欠けます。しかも相手はとてもトップ選手とは思えないジャンプ技術しか持たないタレント・
スケーターですから尚更です。でも、この「浅田祭り」でよく健闘したと思います。若手頑張れ!
ところで、楽しみにしていたゴールデンスピンでキム選手が優勝、安藤美姫選手が2位となりました。
キム選手はSPの2Aでステップ・アウトとお手つき、フリーの3-3の3Lzでは転倒したものの、そつな
くリカバリ。リンクが狭かったのかジャンプが跳び難そうにも見えましたが、基本的な滑りとジャンプ
の質の良さは健在、相変わらずリンクに立った時のオーラがすごいです。演技には風格を感じました。
怪我明けの復帰戦でレベルの取りこぼしもありますが、五輪本番までには対応してくることでしょう。
安藤選手も徐々に調子を上げてきているような印象を受けました。SPでは3T-3T＜も着氷しました。
全日本で五輪出場を決めてくれると嬉しいのですが…
話は変わりますが、ジュニア・グランプリ・ファイナルの女子シングルで、またまたロシアが表彰台を
独占しました。一方、基礎のちょっと上の技術でさえも微妙だったタレント・スケーターをチヤホヤして
いたツケでも回ってきたのか、日本女子には厳しい時が近づいているようです。果たしてこのまま平
昌まで3枠を維持することができるでしょうか。。。
選手がパトリック・チャン選手を抑えて見事ファイナル初優勝を飾りました。2位はチャン選手、3位
織田信成選手、4位町田樹選手、5位マキシム・コフトゥン選手、6位ハン・ヤン選手でした。
一方女子のほうは予定通りに浅田真央さんが優勝。2位ユリア・リプニツカヤ選手、3位アシュリー・
ワグナー選手、4位エレーナ・ラディオノワ選手、5位アデリーナ・ソトニコワ選手、6位アンナ・ポゴリ
ラヤ選手という結果になりました。
羽生選手はSP、フリーともに1位の完全優勝。SPはほぼ完璧な演技で世界歴代最高得点を叩き
出しました。フリーでは冒頭の4Sの転倒と最後のスピンが残念でしたが、他のジャンプは全て素
晴らしい質で決まりTESも100点超え。繊細かつ覇気の感じられる演技に、いつになく主人も興奮
気味。そして私は、後半の畳み掛けるようなジャンプの数々に、体操の種目別「鉄棒」のスペシャ
リスト達によるめくるめく技の連続にも通じる感動を覚えました。また、日本開催という地の利の影
響もあったのでしょうが、SPではTESのみならずPCSもトップ、フリーのPCSもチャン選手に約3点
差に迫るご自身のスコアに違和感を持つことの出来る羽生選手の知性と品性に頼もしさを感じる
と同時に安堵しました。（フィギュアスケートの採点システムは時に選手達を惑わす危険性をはら
んでいると感じていますので…）もちろん、優勝は羽生選手で間違いないと思っています。
さて、日本での試合は苦手だとも言われていたチャン選手ですが、フリーではスタンディング・オベ
ーションを受ける素晴らしい演技を披露してくれました。調子がイマイチの中でも、やはりスケーテ
ィングそのものから受けるインパクトは圧倒的だったと思います。
また、織田選手は与えられたチャンスをしっかり掴む強さを見せてくれましたね。よく「母は強し」と
言いますが、「父は強し」でしょうか。。。
浅田さんは「あちらを立てればこちらが立たず」で、なかなかクリーンな3Aを跳ぶことができないで
すね。フリーでは演技前から緊張しているようにお見受けしましたが、やはり原因はクロアチアで
ゴールデンスピンに出場していたキム・ヨナ選手だったのでしょうね。いつものようにマヲタさん達が
キム選手叩きに精を出していますが、浅田さんのスコアも十分に高いではないですか。ご本人の
自己評価の高さも超一流ですけれど。ただ、どうしてもジャンプに拘りたいのなら、まず地味な身体
作りに力を入れるべきだったのでは…この人の価値観には、アスリートとしてはどこか大きな狂い
が生じているような印象を受けます。佐藤コーチの発言から感じられる意識レベルの低さにも呆れ
ます。芸能ではなく、スポーツなのですから。一部の熱狂的なヲタさん達からは「公正な採点」を求
める声も上がっているようですが、「公正な採点」で最も困るのは浅田さんご自身かとも思われ…
ジャッジ批判もほどほどに。もっとも浅田さん自ら失敗を認めずに煽っているようですけれどね。
リプニツカヤ選手はSPもフリーもなかなか良い演技だったと思います。キス＆クライでの様子からも
彼女の本気度がうかがい知れますが、若手がなかなか勝てない女子シングルは、男子に比べて
面白みに欠けます。しかも相手はとてもトップ選手とは思えないジャンプ技術しか持たないタレント・
スケーターですから尚更です。でも、この「浅田祭り」でよく健闘したと思います。若手頑張れ!
ところで、楽しみにしていたゴールデンスピンでキム選手が優勝、安藤美姫選手が2位となりました。
キム選手はSPの2Aでステップ・アウトとお手つき、フリーの3-3の3Lzでは転倒したものの、そつな
くリカバリ。リンクが狭かったのかジャンプが跳び難そうにも見えましたが、基本的な滑りとジャンプ
の質の良さは健在、相変わらずリンクに立った時のオーラがすごいです。演技には風格を感じました。
怪我明けの復帰戦でレベルの取りこぼしもありますが、五輪本番までには対応してくることでしょう。
安藤選手も徐々に調子を上げてきているような印象を受けました。SPでは3T-3T＜も着氷しました。
全日本で五輪出場を決めてくれると嬉しいのですが…
話は変わりますが、ジュニア・グランプリ・ファイナルの女子シングルで、またまたロシアが表彰台を
独占しました。一方、基礎のちょっと上の技術でさえも微妙だったタレント・スケーターをチヤホヤして
いたツケでも回ってきたのか、日本女子には厳しい時が近づいているようです。果たしてこのまま平
昌まで3枠を維持することができるでしょうか。。。
こんばんは～ どちらの大会も映像みましたよ。浅田選手の3Aはやっぱりねーという感じですね。実戦に投入する技の完成度が低すぎるんですよね。あれは飛べている内に入らないですよね。この時期になって3Aを2回入れるなんていう発言を聞いていると、本人含めてコーチや関係者は頭が悪いのではないかと疑ってしまいます。^^;;
キムヨナ選手や安藤選手の演技は、良い感じでしたね。失敗もありましたが、オリンピックに向けての調整の意味もあるでしょうし、怪我なしで迎えられるように祈っています。安藤選手も出場できると良いな。また、たしかにリンクが狭そうでしたよね。見ててひやひやしました。氷の質も柔らかくて滑りにくかったとどこかで読みましたよ。
by AnotherGreenWorld (2013-12-08 20:58)
AnotherGreenWorldさん、こんにちは！
残念ながら、とりあえず着氷できることがあって、まぐれで成功することもあるというレベルです
よね。本人が3Aにこだわる割には、そのための正しい努力をしているようにも見えないのが何
とも…戦略としても、4年前に逆戻りですね。プログラムとしても見栄えが良くないですし。。。
話題を独り占めしたいタイプのようなので、3-3を跳べない以上差別化を図るためにも3Aに執
着しているのでしょうが、女子の3Aと言えばやはり伊藤みどりさんですから、今更という感は
否めないです。旬の今でこそ「浅田真央～3A」も成り立ちますが、10年後、20年後に女子の
3Aの映像を観たい人は恐らく「伊藤みどり～3A」で検索する人が殆どだと思いますね。
キム選手と安藤選手の演技には、どちらも大人の余裕と風格がありましたね。キム選手は無
理せず軽く流しているように見えましたが、演技の質は確実に向上しているように感じました。
氷の質で滑りにくかったのですか。情報ありがとうございます。安藤選手も是非ソチへ…
by GreenGarnet (2013-12-10 01:04)
こんにちは～ そうなんですよね、3Aと言えば伊藤みどりさんですよね。先日のGPファイナルの結果もそうでしたけど、跳べてないんですよね。浅田選手のファ ンたちは跳べていると勘違いしているみたいで、判定が不満なのか会場で審判に対する野次やビラ配りなどの騒ぎがあったみたいですね。自分が気に入らない判定を力で変えようとする行動は実に不快ですね。サッカー試合で暴れてるフーリガンと同じ種類の人たちのような気がします。浅田選手本人も同類かな。早く視 界から消えて欲しいです。:-)
by AnotherGreenWorld (2013-12-10 20:21)
AnotherGreenWorldさん、
大会中に通常日本では考えられないような騒動が起こったみたいですね。主人は、「マヲタの
メンタリティは韓国人みたいだな」と言っています。確かに、選手とヲタさん達の人間性には相
通ずるものがありそう。近年、浅田さんからは全く清清しさが感じられないです。
今後も女子で3Aを跳ぶ選手は出てくるでしょうが、みどりさんのクオリティで跳ぶ選手はそう
そういないだろうと思います。何せ浅田さんの省エネ・ジャンプとは大違いですからね。
また、キム選手が3Aを跳べないと馬鹿にするような意見を見聞きすることがありますが、キム
選手のジャンプのクオリティで3Aを習得するのもとても難しいことだろうと想像します。おそらく
彼女には両足着氷や回転不足でも良しとする発想はなかったでしょう。
それにしても浅田さんは、3Aに限らず回転不足を誤魔化すのが上手いですよね。毎日、何の
練習をしているのやら（笑）
by GreenGarnet (2013-12-11 13:29)
こんにちは～
そうなんですよ。浅田選手もさぞかし迷惑しているのではないかと心配しましたが、ご本人や関係者から、その迷惑行為を諌めるステートメントもないところを見ると、本人も乗り気？なんて思っちゃいますね。浅田舞も以前「(キム・ヨナを)審査員が好きなんですかね？」発言してますしね。なんとも品のない人たちです。(ご主人の意見に同感です。ある意味、反日韓国人たちより韓国人らしいですね！)
by AnotherGreenWorld (2013-12-12 17:27)
AnotherGreenWorldさん、こんにちは！
国際大会での出来事ですから、世界中に日本の恥を晒したようなものですよね。
ただ、日本女子の出場者が浅田さんだけで本当に良かったと思います。もし鈴木選手や村上選
手までもが巻き込まれていたら…と思うと寒気が。。。
浅田陣営はヲタさん達の暴走を諌めるどころか、逆に利用しているようにも見えますね。
そもそも、あれだけスポンサーを抱えている日本選手が日本開催の大会で上げられることはあっ
ても下げられる理由はないわけで。。。
by GreenGarnet (2013-12-13 01:23)