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あり得ないアザレ化粧品の通販 [あまのじゃく日記]

私は15年ほど前までアザレの化粧品を使っていました。といっても自分で購入していた
わけではなく、母が自分の分と一緒に買ってくれていたのです。でも、在庫が無くなる度
に母に連絡して送ってもらうのが次第に億劫になり、自分で購入しようと試みたものの、
店頭やネットで手軽に入手できるものでもなく、結局使用をやめてしまいました。

その後、他のメーカーの化粧品を使っていましたが、気に入っていたリップグロスの製造
が終了してしまい、なかなか代わりのものに出会えなくて困っていたところ、以前使って
いたアザレのリップクリーム(唇に乗せると赤っぽく発色する)を思い出し、また使ってみ
ようかと思い始めました。ところが、いつの間にか会社が2~3社に分裂しており、便利な
入手先もなかなか見つかりません。

仕方なく、正規でなくとも通販での入手を検討したところ、パッケージの一部分が切り取
られている商品、匂いが怪しいものまで混じっているようで、あまりのブランドイメージの
低下に驚愕。対面販売に固執しているアザレは自ら通信販売は行っておらず、アドバイ
ザーとか所長とか呼ばれる販売員がランクに応じて製品を安く仕入れ、マージンを取っ
て売りさばくというネズミ講的な販売方式を続けているようです。そして、その過程で余っ
た在庫が転売され、使用期限が切れたものがネットで流通しているものと思われます。
切り取られた部分には製造番号か何か表に出てはまずいものが記されているのでしょう。

ちなみに、創業当初のアザレの理念はシナリーとかいう会社に引き継がれているらしい
(もっとも分裂後のアザレ関連会社は、いずれも元のアザレとは別モノだと思ったほうが
良さそう…)のですが、ネット通販に慣れてしまったズボラな私は、気楽に買い物できない
不便を感じてまで思い出のリップクリームに拘る気にもなれず、アザレ化粧品は忘れるこ
とにしました。ただ、もし正規に通販が始まるようなことがあれば、もう一度試してみても
いいかなとは思っています。

さて、アザレプロダクツ、アザレインターナショナル、シナリーのうち、いつの日か最初に
通販を始めるのはどの会社でしょうか。。。

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内山高志選手、現役続行を表明 [ボクシング]

関東地方もやっと秋らしくなってきましたね。
ブログの更新を怠っていましたら、案の定、またまた広告が出現してしまいました。

さて、ボクシングの前WBA世界Sフェザー級スーパー王者・内山高志選手が現役続行を
正式表明しました。今年4月に12度目の防衛戦で現王者ジェスレル・コラレス選手に2回
KO負けを喫し、6年間保持した王座からまさかの陥落後、進退については明言を避けて
きた内山選手ですが、私的には、待ちに待ったニュースです。

再起戦は大晦日の予定で、コラレス選手との再戦となる模様。
前回の防衛戦は、安全パイかとも思われていたコラレス選手(案外やり難い相手ではない
かとの予想も散見されましたが…)が思わぬ伏兵で、対戦相手決定までのゴタゴタによる
内山選手のモチベーション低下も影響したのか、あっけなく終わってしまいました。
「このまま引退では残念過ぎる」と思っていましたので、現役続行は嬉しい限りです。

心機一転、「一方的にやられたまま終わるわけにはいかない。絶対に勝たないといけない」
とリベンジに燃える内山選手の姿が見られるであろう大晦日が待ち遠しいです。

2016年10月21日追記:
12月31日の内山選手とコラレス選手の再戦が決まったようです。
内山選手のモチベーションには問題ないでしょうし、きっといい試合になると思います。

タグ:ボクシング
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世界フィギュア2016(ボストン大会) [フィギュアスケート]

アメリカ・ボストンでフィギュアスケートの世界選手権が開催され、男子シングルの羽生
結弦選手選手が2位、宇野昌磨選手が7位、また女子シングルの宮原知子選手が5位、
浅田真央選手が7位、本郷理華選手が8位となり、男女ともに3枠を獲得しました。
また、アイスダンスの村元哉中&クリス・リード組は15位、ペアの須藤澄玲&フランシス・
ブードロ・オデ組はFSに進むことができませんでした。

男子シングルは、ハビエル・フェルナンデス選手が2連覇。FSの演技は素晴らしかった
ですね。また、12ポイント差でSP首位だった羽生選手はFSで大きく崩れ、大差をつけら
れて2位、王座奪還とはなりませんでした。見るからに自滅、己に負けた感じでした。
3位は中国のボーヤン・ジン選手。初出場で表彰台は立派。ジャンプ好きな私としては、
とても魅力を感じる選手なので、大きな怪我なく、活躍してくれることを期待しています。
それにしても、トップ選手2人を抱えているオーサー氏は大変ですね。このままの体制
で無事五輪まで行けるのでしょうか。。。

一方、女子シングルはやはりロシア強しで、2人が表彰台に乗りました。優勝した昨季
ジュニア女王のエフゲニア・メドヴェージェワ選手と3位のアンナ・ポゴリラヤ選手です。
また、2位は開催国アメリカのアシュリー・ワグナー選手でした。ロシアは世界ジュニア
が不本意な結果に終わったのでメドヴェージェワ選手には大きなプレッシャーもあった
でしょうが、本当に強かったですね。ワグナー選手も地元開催、しかも最終滑走という
緊張の中いい演技で、観ている私までホッとしました。それにしても、毎年エースが代
わる層の厚いロシア女子の中で、3年連続出場のポゴリラヤ選手、成長期にありなが
ら大きく崩れることなく2年連続出場のエレーナ・ラディオノワ選手(6位)は何気に凄い。

さて、日本女子がメダルを逃したのは残念でしたが、3枠確保できて良かったと思いま
す。ただ、現エースの宮原選手は、見た目ノーミスでも、他のトップ選手達がいい演技
だった場合、アウェーの大きな大会では厳しい闘いになりそう。離氷時のチートには甘
い現行のルールですが、時に回転不足を取られてしまう安定感抜群の低いジャンプ
が気になります。ジャパン・マネーの恩恵を受けつつ、状況に応じてスコア調整されて
いる感が否めません。来季シニアに上がるであろう樋口新葉選手、今季世界ジュニア
を制した本田真凜選手ら次世代が首尾よくシニアでも活躍できるといいですね。

ところで、オリンピック・チャンピオン羽生選手が、大会期間中に珍騒動を起こしました。
なんと「デニス・テン選手に故意に曲掛け練習を妨害された」というニュアンスの発言を
したようです。公式練習で思い通りの軌道を確保できないのはお互い様。しかも、羽生
選手は「当たり屋」などと揶揄されることもあるほど接触事故やニアミスの多い選手。
正直、「どの口が言うか」と思いました。自分の迷惑行為も許されてきたことに気づいて
いないか、まさか自分は特別な存在で、相手が譲るのが当たり前だと思っていたりして。。。
一年も前のことを被害妄想的に根に持ったり、過剰反応した挙句にメディアを使って仕
返しのようなことをしたり、意外と女々しいのでびっくり。今回の結果は、「今のままでは
王者にふさわしくない」という神様の思し召しなのかもね。。。

最後に、今回特に印象に残ったのは、4位になったロシアのミハイル・コリヤダ選手のFS
の演技、数々の激しい転倒が目に焼き付いているポゴリラヤ選手のワールド初メダル、
後半4Tの転倒後2本の3Aを決めた宇野選手のガッツ、そしてコンビを組んで1年目の村
元&リード組の演技がどんどん良くなっていることです。もちろん、現役復帰したパトリッ
ク・チャン選手の存在感も。。。

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aikoと「あたし」と姪の人生 [あまのじゃく日記]

20代半ばの私の姪について、最近気になることがあります。
直接話をしている時はさほど気にならないのですが、メールなど活字になると自分の事を
「あたし」と書くのが目立つのです。どうやら口頭でも「あたし」のようです。

何かの影響を受けていると察した主人が姪の好きなaikoさんの歌詞をネット検索したとこ
ろ、やはり一人称は「あたし」でした。「芸風を真似て愚かな癖をつけてしまったものだ」と
嘆く主人が更にaikoさんのネット上での書き込みの一人称を調べてみると、何とちゃんと
「私」とあるではありませんか。「あ~あ。。。」という感じです。

以前、姪は職場(老人ホーム)で先輩に特に厳しくされていて相当なストレスだったようで
す。当時は「不運にも、お局様に目をつけられてしまったのか」と気の毒に思っていました
が、今となってみると、上司の気持ちも分からないでもありません。高校時代の反抗期に
親が好き放題させてしまったので、世間や大人に対して舐めたような言動を身につけてし
まいました。敬語どころか丁寧語ですら怪しいのが現状です。本人は嫌がらせを受けてい
たと言っていますが、老人ホームでは入居者とのトラブルもあったらしい。

私は姪を子供の頃から知っているので特に気にしていなかったものの、気をつけてみると
私達夫婦に対しても傲慢な物言いをする(もっとも母によると、私の前ではマシなほうらし
い)ことがあり、最近は、「他の人にはそんな言い方しないように」とお節介を焼きたくなる
ことがあります。ただ、「まだ反抗期が続いているのだろう。親が容認しているのでは言っ
ても無駄だし、もう成人式も終えたいい大人なんだから本人の人生だし放っておけ」という
主人の言い分にも一理あるので悩ましい。。。

タグ:反抗期
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砕け散ったポリシー [あまのじゃく日記]

姪の一人が中学生の頃、勉強をみていたことがあります。
勉強しない姪にイライラが募る親に頼まれ、ボランティアのような感じでした。

姪と話すと、「勉強、勉強と言われると、余計にしたくなくなる」とのこと。
そこで、両親には「しばらく勉強、勉強と言うのを控えて、本人の自主性に任せてみては
どうですか」と提案しました。すると、母親から返ってきた言葉が「あなたどっちの見方な
のよ!」で、父親からの言葉が「子供に厳しく勉強させるのは私のポリシーなので。親じ
ゃないあなたには解らないでしょう」でした。

ところで、この姪、高校時代には反抗期で酷く荒れていました。帰宅は夜の11時、12時。
親には暴言。唯我独尊、女王様のような態度で、家族中がハレモノに触るかのように接
していました。「勉強させるポリシー」はどこへやらです。この時期本人が大きな勘違いを
してしまったようで、人が変わったように傲慢になり、その後、付き合っていたボーイ・フレ
ンドと別れました。その時の彼女の台詞は「彼はめめしい」。ちなみに、その彼、将来の
夢は科捜研勤務で今春大学院を修了予定のようです。(あ~、何ともったいないことを)

専門学校を卒業した姪は、就職先でいじめにあいます。私達は「つくづく運のない娘だな」
と同情したものです。そして、友人の紹介で知り合った男性とほんの数ヶ月の遠距離恋愛
の後、職場から逃げるように結婚します。式は挙げていません。彼女の御主人は、慣れぬ
土地で友人もいない新妻を家に残し、仕事で、またプライベートで飲む事が多く、午前様も
珍しくないようです。極めつけは、今の住居は元カノとの同棲にも使われていたことが結婚
後判明。加えて、つい最近まで、元カノ名義のインターネットの領収書が送られてきていた
そうな。その話を聞いた私の主人曰く、「ろくな男ではない」とのこと。

姪の過去を振り返るにつけ、中学生の彼女に本人が涙を流すほど厳しく勉強することを要
求した両親が、なぜ高校時代の反抗に屈してしまったのか。親のほうは「全部受け入れた」
との認識ですが、私の目には「煩わしいことから逃げた」ようにしか見えなかったです。
そして、思慮のない結婚。「あんなに厳しかった親がよく許したものだ」と不思議でなりませ
ん。親の本音は、社会では通用しそうにない娘が永久就職してくれて「やれやれ」といった
ところでしょうか。

それぞれの家庭にそれぞれの教育方針があるのだろうと思いますが、バランスは大事では
ないでしょうか。そして、姪の家庭のような極端な厳しさと極端な甘さの同居は、おそらく、
一貫した厳しさ、一貫した甘さよりも子供に与える害が大きい気がします。何せ、すべては
親のポリシーではなく都合でしょうからね。何事でも徹底させるには苦労を伴います。

とにかく、姪の今後の人生が平穏であることを願いますが、私達夫婦は極力関わらないこと
にしました。今になってみると、職場でのいじめも、幸せとは言えない結婚も、全て「起こる
べくして起こった」感があります。傲慢さと自信の無さを併せ持つ彼女の「嫌なら人間関係を
切ればいい」という言葉と、ほんの数年の間に10回以上もあった「アドレス変えました。登録
お願いします」という文言とパックになったメルアド変更が彼女の人間性を物語っていると思
います。アドレス変更は切れてしまった人間関係を復活させる安易な手段だったのでしょう。
成果のほどはよく分かりませんが…

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疲れる再会 [あまのじゃく日記]

先週末、東京に出てきている姪二人と私達夫婦で食事をしました。
姪の一人は今春大学を卒業して社会人になります。
そしてもう一人は昨年結婚してこちらに転居してきました。
彼女たちの親とはほぼ没交渉状態なので、4人で会うのは本当に久しぶりです。

本来なら楽しいはずの結婚祝いと就職祝いを兼ねた会食なわけですが、
単に楽しいでは済まないのが彼女たち一家の特徴です。
職場でのいじめに耐えられなかったのか、知り合って10回ほどしか面識のない男
性と遠距離恋愛の末結婚した姪Aは「こんなはずではなかった」的なご主人とパー
トの愚痴。そして、就職が決まって希望に燃える姪Bはパワフルな「私、私」トーク。

この姉妹、表面上は仲良しなのですが、その実仲が悪いので、一緒にいる私達は
気を使いっぱなしでクタクタです。子供の頃から両親にきつく当たられていた姪Aは
反抗期こそ荒れたものの、基本的に自分に自信のないいじめられ気質になってし
まい、一方姪Bは甘やかされた分、自己評価が高く、どちらかというと社会的評価
の低さにストレスを感じている様子。そして、この二人、昔から私達夫婦をめぐって
争う傾向があるのです。今回も例外ではなく、一見お互い気遣っているようなそぶ
りを見せるものの、言動の端々にお互いを牽制し合っているのが明らか。

結局、4人とも十分に楽しめたとは言えず、疲労感だけが残り、会食は失敗。
「別れた後、感謝メールを寄越してきた姪Aとはたまに会うのもありだけれど、姪B
はもういいな。4人で会うのはやめよう」とは主人の本音。
「それぞれ単独だとそこそこ上手くいくのだけれど、煩わしい親族でごめんなさい」
とは私の主人への謝罪の言葉。あ~、疲れた。。。

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ISU GPファイナル2015 [フィギュアスケート]

スペイン・バルセロナでフィギュアスケートのグランプリ・ファイナルが開催され、男子シングル
に出場した羽生結弦が優勝、宇野昌磨選手が3位、女子シングルの宮原知子選手が2位と
なりました。男子の2位はハビエル・フェルナンデス選手、女子の優勝はロシアのエフゲニア・
メドベージェワ選手、3位は同じくロシアのエレーナ・ラディオノワ選手でした。
また、ジュニアの男子シングルに出場した山本草太選手と女子シングルの本田真凜選手が
共に3位に入りました。

個人的に最もワクワクしたのは、ジュニアの女子シングルで優勝したロシアのポリーナ・ツル
スカヤ選手の演技。シニアも含めた女子選手達の中で一番魅力的でした。まだ14歳だとの
ことですが、長身が繰り出す高さ、幅、キレと三拍子揃った迫力満点なジャンプは圧巻です。
キム・ヨナさんの3Lz-3Tが恋しくて時折全盛期の動画を観たくなる私にとって、待ち望んでい
た選手という感じ。それにしてもロシアの女子は才能の宝庫。くれぐれも怪我なきよう。。。
また、ジャンプ好きな私としては、男子では中国のボーヤン・ジン選手のクワドてんこ盛り高
難度構成が目を惹きます。今大会ではミスもありましたが、4Lz-3Tをあっさり跳んでしまう才
能には驚きです。数年前の羽生選手のように、今後、PCSが上がってくるといいですね。
そして、なんと言っても、風格の感じられるパトリック・チャン選手のスケーティング。決まった
ジャンプそのものの質も良い希有な選手の復帰は嬉しい限りです。

それにしても、羽生選手のスコアはすごいですね。日本でのフィギュア人気を背景に、五輪
シーズンにパトリック・チャン選手の対抗馬となって上昇気流に乗ったPCSと時に不可解な
ほど高く感じられるGOEに支えられ、転倒アリ、ジャンプの抜けアリ、最後まで体力が持た
ずにグダグダ演技などの状態でも高得点が保障されていましたから、ノーミスとなるとこうな
るのも想定内ではありますけれど…ただ、演技そのものには目立つミスもなかったですし、
得点にも優勝にも異論はないですが、問題は、果たして他の選手が同じ演技をした場合で
も同じスコアが出るかということです。このまま羽生選手の独走状態が続くのでは男子シン
グルは競技として面白くありません(既に面白くないけれど…)。ISUも早く対抗馬の目星を
つけて点数を盛り始めないとね(笑)

ところで、浅田真央さんはプレッシャーに弱いのか、それともこれが今の実力なのか、精彩を
欠きましたね。正念場だったNHK杯では見かけ上フィギュア界トップ・スターの座を羽生選手
に明け渡す形となり、エースの座も危うくなり、おそらく競技が恋しくなったというのは詭弁で
スポンサー獲得(要するにお仕事)のために復帰したであろう彼女にとって、モチベーションを
維持するのは困難なことのようにも思われます。キム・ヨナさんが引退してしまった現在では
嫌韓派の支持も得られにくく、未だジャンプ時の転倒の恐怖を克服できず、「大人の味」など
と言いつつも、相も変わらず回転不足だらけの高難度構成で注目を集めようという傲慢さに
愛想を尽かしかけている国民もいるのでは…女子フィギュア界の今後を考えると、あの演技
で無理矢理台乗りとならずに最下位で終わって本当に良かったと思います。

さて、ジャッジのさじ加減でいくらでもスコアを調整できるフィギュアスケートは、勝負の行方を
見守るハラハラ、ドキドキに欠ける傾向があり、競技としては終わっている感があります。もは
や真面目にテレビ観戦する気にもなれず、気になる選手の演技を確認することで十分な気が…
せめて勝敗を大きく左右する可能性の高いジャンプの回転不足とトウ・ジャンプの技術判定は
厳密に。採点システムの抜本的な変更を願うばかりです。

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リハビリと国費の無駄遣い [社会問題]

ここ2ヶ月ほど五十肩でリハビリを受けています。
もともと病院嫌いの私は発症してから自力で治そうと悪戦苦闘した結果、無理な自己流
運動療法もどきが逆効果となり症状を悪化させてしまい、ほとんど腕が横に開かない状
態と激痛に耐え切れず、泣く泣く整形外科を受診することに…
そして、凍結肩との診断で初のリハビリ体験となった次第です。

さて、そのリハビリで、筋トレに毎日通っている40歳前後と思しき女性と毎回時間帯が重
なる(私は週1回)のですが、その方の言動が少々悪目立ちします。
まず、病院で筋トレ(シェイプアップ体操に見えるし、普通はジムに通うのでは???)
また、通常1時間弱の予約に対して2時間以上ベッドを占領し、自主トレの合間に持ち込
んだ飲み物を飲んだり雑誌を読んだり(私の予約時間帯にベッドが空いていなかったた
め、ベッドに腰掛けてリハビリ中の老齢の患者さんが移動したことも…)
極めつけは、暇をもて余すのか、通りすがりの手の空いた療法士さんをつかまえて大声
で雑談(病院ではなく、まるで喫茶店にでもいるかのようなはしゃぎっぷり…)
そして、私が最も困惑しているのが、私のリハビリ中に、隣のベッドにこちら向きに腰かけ、
私のことをじっと見ている(単に視線を向けるというのではなく、断続的にじっと何分間も
見ているらしい)のです。一度目が合ってしまい、笑いかけられて顔が引きつりました。

一応、足が悪いということにしてあるらしく、杖を持参しての病院通いのようです。
ただ、見てしまったのですよね…リハビリ時は杖をついて歩く彼女が会計を済ませてスタ
スタと歩いて帰る姿を…(足が悪くてできるような筋トレではないので仮病はバレバレなの
ですが…)病院側も「もう来なくていいですよ」とは言ってみたものの、「来たいと言うのを
来るなとも言えない」というのが実情のようです。まあ、お得意さんではありますよね(笑)
国民に優しい日本の健康保険制度の弱点ではありますが…

リハビリ室のスタッフの皆さんも彼女が私に関心を向けていることに気づいていて、何かと
対策はしてくださるのですが、話しかけられないように距離をとることにも疲れ、時間帯を
変えるか病院を変えようかと考えている今日この頃です。病院をジム代わりに使い、遊び
に来るようなタイプの方とは間違ってもお近づきにはなりたくないですから…

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ISU GPS いよいよ開幕&ちょっとボクシング [フィギュアスケート]

秋も深まり、肌寒くなってきました。
ブログの更新をさぼっていましたら、当然のことながら広告表示が出現してしまい、
慌ててこの記事を書いている次第です。

さて、今年もフィギュアスケートのグランプリ・シリーズが開幕となり、今週末に初戦
のスケート・アメリカが開催されます。日本からは男子シングルに無良崇人選手と
宇野昌磨選手、女子シングルに宮原知子選手、今井遥選手、中塩美悠選手が出
場予定です。

正直、競技としてのフィギュアスケートにはあまり関心が向かなくなってしまいまし
たが、興味のある選手はいるので、細々と観戦は続けていきたいと思っています。
目下のところ、パトリック・チャン選手の本格的な復帰とボーヤン・ジン選手、エフゲ
ニア・メドヴェージェワ選手のシニア参戦、そして復帰後の浅田真央さんを連盟陣
がどのように扱うかに関心が向いています。

ところで、先週末ボクシングの世界戦がありまして、私の超お気に入りのゴロフキン
とロマゴンが見事な勝ちっぷりで強さを見せ付けてくれました。特に軽量級のロマゴ
ンは日本選手との対戦が話題に上る事も多々ありますが、現時点では勝てそうな
日本人ボクサーは思いつきません。井上尚弥選手も難しいだろうなぁ。。。ミドル級
のゴロフキンと五輪金メダリストの村田選手なんてお話にならないでしょうね。
それにしても、ゴロフキンもロマゴンも、上手くて強いのに謙虚でベビーフェイスなと
ころが可愛いくて魅力です。

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世界フィギュア2015(上海大会) [フィギュアスケート]

中国・上海で世界フィギュアスケート選手権大会が開催され、男子シングルに出場した
羽生結弦選手、女子シングルに出場した宮原知子選手が揃って銀メダルを獲得しました。
また、小塚崇彦選手が12位、無良崇人選手が16位という結果に終わり、男子は枠を2つ
に減らしましたが、女子は本郷理華選手が6位、村上佳菜子選手が7位と共に入賞を果
たし、3枠を確保しました。

さて、男子はとうとうハビエル・フェルナンデス選手が優勝しましたね。スコアが出た時の
驚いたような表情が印象的でした。今まで本来の実力を十分に出し切れていない感があ
ったので、これを機にいっそうやる気になって潜在能力が開花することを期待します。
2位の羽生選手は連覇を逃して不満そうでしたが、さすがに今回は優勝は無理でしたね。
微妙な演技で優勝とならずに却って良かったと思います。来季こそはクワドの安定を…
3位のデニス・テン選手のSPでのアクシデントは本当に気の毒でした。でも、演技内容も、
その後のコメントも実に立派。気品を感じます。私的に好感度アップ中の選手です。
そして、4位のジェイソン・ブラウン選手。クワドは無くとも、彼の演技からは目が離せませ
ん。アメリカ男子は3枠獲得です。

女子の優勝はSPで見事な3Aを決めたエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手。伊藤みどり
さんとトゥクタミシェワ選手、2人の天才ジャンパーをリアルタイムで経験できた幸せを感じ
ています。SPのジャンプ構成は3A、3Lz、3T-3Tとすべてトリプル。しかもクリーン。すごい。
宮原選手は運も味方したとはいえ、2位は快挙ですね。個人的に彼女のジャンプ(特に離
氷)は好みに合わないのですが、大きく崩れることのない安定感は素晴らしいと思います。
3位のエレーナ・ラディオノワ選手はSPでは38度の熱があったとか。そんな状態での3位
ですから立派です。成長期をうまく乗り越えて長く活躍して欲しい選手の一人です。
あと、SPで出遅れたグレイシー・ゴールド選手、アシュリー・ワグナー選手らアメリカ勢の
FSでの追い上げが見事でした。3枠獲得です。ちなみに、来季の開催国はアメリカですね。

ところで、シーズンが始まる前は主力選手達が抜けた女子シングルの枠が心配だったの
ですが、蓋を開けてみれば男子が枠を減らしてしまいました。もっとも主力が抜けたと言う
意味では、男子も織田信成選手、高橋大輔選手に続き、町田樹選手が突然の引退とな
り、多少心配はありました。平昌に間に合うように3枠に戻るといいですね。4Tと3Aの習得、
Lzエラーの克服など目覚しい進歩を遂げ、今季世界ジュニアを制した宇野昌磨選手に期
待しています。女子も、世界ジュニアで銅メダルを獲得した樋口新葉選手など有望な若手
が育っているようですし、いくらロシアが強いと言っても最大3枠です。油断は禁物ですが、
今季を乗り切り、取り敢えずいい形で次に繋がったのではないでしょうか。。。

最後に、今季も相変わらずフィギュアスケートはアマチュア・スポーツではなく、興行(主人
は、「まるでプロレスのようだ」と申しております)であることを実感している次第です。
ISU、各国連盟の思惑、スポンサーへの配慮、それらに影響されたかのようなジャッジメント…
恩恵を受ける側の選手達はいいとして、巻き込まれて割を食う選手達が気の毒ですね。
残念ながら、もう真っ当な競技としては見ていない自分がいたりもします。

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ミステリーハウスの「魔法の桜」完成と世界フィギュア男子SP [ゲーム]

Yahoo!モバゲー『ミステリーハウス』を始めて約2年が経とうとしています。
途中、運営のお粗末な仕事ぶりに嫌気がさしたり、ゲームそのものに飽きがきたりして
中だるみもありましたが、主人が気に入っていることもあって何となく続けております。
そして、今年ようやく念願の「魔法の桜」を完成させることができました。初年度は手も
足も出ない状態、昨年は何かと多忙で時間が取れずに断念、「三度目の正直」です。
今のところ、クリスマスツリーよりも貰えるアイテムが魅力的な印象を受けてます。

ただ、ヘビとドラゴンの武器である爆竹がなかなか出なくて、超回復に経験値アップの
お守り盛りだくさんで盗みまくりましたが、次第に盗むという単純作業にも飽きてしまい、
最後はアイテム数個をダイヤ購入しました。今や我が家は立派な「課金組」なのです。
と言っても、おまけ箱の中身が魅力的な時、ほんのたまにですけれど…正直、最近の
『ミステリーハウス』はやたらと手間暇がかかり、運ゲー的なところも好みに合わないし、
不具合も多い上にあからさまな商魂を感じることも多々あるので、私的には「いつ止め
てもいいかな」という状態が続いています。「時は金なり」ですしね。

ところで、話は変わりますが、世界フィギュアの男子シングルSPが終わり、日本は羽生
結弦選手1位、小塚崇彦選手19位、無良崇人選手23位とまさかの結果になっています。
羽生結弦選手は「さすが」ですが、やはり町田樹選手の抜けた穴は大きかったのかな。
最後まで諦めずにFSで最善を尽くしてくれることを願うばかりです。
それにしても、デニス・テン選手は気の毒でしたね。

2015年3月29日追記:
男子シングルは2枠に減ってしまいましたね。
羽生選手の銀、小塚選手の12位は現状では妥当なところだと思いますが、16位の無良
選手には(本人的には色々と事情もあるのでしょうが、)出場したからにはもっと頑張って
欲しかったです。気概が感じられなかったのが残念。

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トゥクタミシェワ選手トリプル・アクセル(3A)成功 [フィギュアスケート]

現在、中国で開催されているフィギュアスケートの世界選手権。
女子シングルに出場しているロシア代表のエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手が
SPでトリプル・アクセル(3A)を成功させました。

まぐれには見えない加点の見込める見事な3A。素晴らしかったですね。
ここ数年3Aもどきを見せられてきた私としては感動ものでした。さらに後半に3-3と
いう高難度構成。2位のエレーナ・ラディオノワ選手に約8ポイント差の暫定トップです。

ところで、3Aと言えば去就のはっきりしない休養中の浅田真央さんですが、彼女の
3Aは3Asadaと揶揄されることもある微妙なジャンプでしたね。
では何故彼女が試合でその3Aを多用することができたかと言いますと、恐らく両足
着氷やチート技術により転倒を避けることに長けていたからではないかと思われます。
中には甚だしい回転不足ジャンプもありましたが、他の選手なら悲惨な結果になり
そうなところを上手く離氷と着氷で誤魔化していました。でも、試合で良質な3Aを決
める選手が現れた今、現役を続ける可能性はほぼなくなったことでしょう。
それよりも、大学を無事ご卒業とのこと。おめでとうございます。ちょっと見直しました。

さて、話を試合に戻しますと、SPを終えて日本の宮原知子選手、村上佳菜子選手、
本郷理華選手がそれぞれ3位、4位、5位と健闘しています。FSの演技にも期待した
いですね。一方、アメリカは7位、8位、11位と出遅れましたが、FSで巻き返すことが
できるでしょうか。

2015年3月28日追記:
本日のFSの結果、女子の優勝はトゥクタミシェワ選手、2位宮原選手、3位ラディオノ
ワ選手となりました。本郷選手が6位、村上選手が7位なので、日本女子はめでたく
3枠保持です。まだまだ油断は出来ないですが、取り合えずほっとしています。
また、アメリカもゴールド選手が4位、ワグナー選手が5位と順位を上げて3枠を確保し
ました。「このまままでは終わらないだろう」とは思っていましたが、流石ですね。

2015年3月29日追記:
昨日男子シングルのFSが行われ、優勝ハビエル・フェルナンデス選手、2位羽生結
弦選手、3位デニス・テン選手という結果になりました。小塚崇彦選手は12位、無良
崇人選手は16位でしたので、残念ながら日本男子は2枠になりました。

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ISU GPS 中国杯 2014 (中国大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS 第3戦中国杯(Cup of China)が開催され、男子シングルに出場した羽生結弦
選手が2位、田中刑事選手が8位、女子シングルの村上佳菜子選手が3位となりました。

男子シングルの優勝はロシアのマキシム・コフトゥン選手、2位が羽生選手、3位はアメリ
カのリチャード・ドーンブッシュ選手。FS直前の6分間練習で羽生選手とハン・ヤン選手の
接触事故があり、他の選手達も少なからず影響を受けてしまったように感じました。優勝
したコフトゥン選手のキス&クライでの複雑そうな浮かない表情が目に焼きついています。
個人的に、伊藤みどりさんが6分間練習で他選手と接触して負傷し、五輪の枠取りのかか
った本番に臨んだ1991年の世界選手権を思い出しました。

女子シングルではロシアのエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手がSP2位から逆転優勝を
果たし、ファイナル進出を決めました。2位には同じくロシアのユリア・リプニツカヤ選手、
3位に村上選手が入りました。ロシア女子はGPS3連勝、やはり強い。
トゥクタミシェワ選手のジャンプは本当に綺麗ですね。SPもFSも彼女の雰囲気に合ってい
て素敵。正確な技術を持つ選手が正当に評価されるためにも、今季のジャンプに関する
ルール変更は大歓迎です。もっと厳しくてもいいくらい。くれぐれも怪我なきよう願います。
リプニツカヤ選手はFSでジャンプ・ミスが続き、SP1位から順位を落としました。らしからぬ
ミスの連続には驚きましたが、トゥクタミシェワ選手の良演技、熾烈な代表争いのプレッシ
ャーを考えると無理からぬところもあるのかな。ライバルが自国の選手達というのも大変。。。
そして、村上選手は引退までこのまま山田満知子コーチに師事するのでしょうか。。。

ところで、羽生選手はSPもFSも良い演技ではなかったですが、アクシデント後のFSでは
後半の4Tを回避はしたものの、ジャンプの抜けがなかったのは良かったと思います。
ただ、彼の美意識は私のそれとは合わないようで、時に恍惚感を漂わせながら自己陶酔
している芝居がかった姿にカッコ悪さ、カメラを意識したわざとらしさを感じ、感動どころか、
興醒めでした。良くも悪くも目立ちたがり屋ですね。悲劇の主人公にでもなったつもりなの
でしょうが、以前パトリック・チャン選手に怪我を負わせた際のまるで他人事のような様子
とのギャップに呆れ、むしろ巻き込まれてしまった周りの選手達のほうが気の毒でした。
事故についても十分予想できたことなので特に驚きも無かったです。一応「三冠王」なの
ですから、そろそろ6分間練習では周りにもっと注意を払う余裕と品格が欲しいですね。
また、滑稽極まりない実況・解説にも白けましたし、浅田真央さん同様、羽生選手も印象
操作されている感があり、メディアの発信する情報を鵜呑みにはできないと思いました。

私事ですが、事故後の羽生選手の様子を見ていて不快感を覚えた主人が「この人、本当
にナルちゃんだな。本人的には、ちょっと痛かったけど、こんなオイシイ状況を逃すものか
といったところだろう。どうせ美談に持っていくつもりだろうから、気持ち悪くて観る気にもな
らない。フィギュアも安っぽいスポーツになったものだ。映像を見る限り、ハン・ヤン選手の
ほうが心配」と言って観戦を止めてしまったので、後半グループの演技を一人寂しく観るこ
とになりました。また、「棄権すべき、させるべき」という声もあるようですが、ドクターの許可
も出ていたようですし、最終的に決めるのは選手自身。本人の大袈裟な自己演出につられ
て少々大騒ぎし過ぎではないかと思います。とにかく、後味の悪さが残る試合でした。

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ISU GPS スケート・カナダ 2014(カナダ大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS の第2戦スケート・カナダが開催され、男子シングルに出場した無良崇人選手が
SP2位から見事逆転優勝しました。小塚崇彦選手は8位でした。また、女子シングルでは
宮原知子選手が3位でGPS初表彰台、GPS初参戦の本郷理華選手が5位でした。

男子シングルはスケート・アメリカに続いて日本の連勝です。2位はスペインのハビエル・フ
ェルナンデス選手、3位にはアメリカのマックス・アーロン選手が入りました。
無良選手のFSは良かったですね。会場も沸いていたようですし、見事なジャンプが次々に
決まってワクワクしました。NHK杯でもいい演技をしてファイナル進出を目指して欲しいです。
フェルナンデス選手は無良選手の会心の演技に動揺したのか、FSでミスが続いてSP1位
から優勝を逃しました。ただ、余程のことが無い限り、自国開催のファイナルは大丈夫かと…
アーロン選手は個人的に気になる選手で、すごいスピードからのジャンプは決まると迫力も
あって観ていて気持ちいいです。今後はPCSを伸ばせるかどうかが鍵になるでしょうか。。。

一方、女子シングルは第1戦に続いてロシアの連勝です。優勝はアンナ・ポゴリラヤ選手、
2位はアメリカのアシュリー・ワグナー選手、そして3位が宮原選手。
ポゴリラヤ選手はスタイルが良くて「火の鳥」の衣装がよく似合います。長身から繰り出され
る技はそれだけで見栄えも良く、安定感のある冒頭の3Lz-3Tは大きな武器ですね。
ワグナー選手はジャンプには多少問題があるようにもお見受けしますが、さすがベテラン。
貫禄たっぷりの演技で、表現面では他の選手達を圧倒していたと思います。
宮原選手は今回も目立つミスの少ない丁寧な演技で GPS初の表彰台となりました。ただ、
大会によって取られたり取られなかったりするジャンプの回転不足が気になります。
本郷選手はGPS初参戦で5位は素晴らしいと思います。迫力のあるジャンプを持ち、容姿に
も恵まれた貴重な日本選手だと思うので、順調に育っていって欲しいです。

ところで、個人的に織田信成さんの解説、けっこう好きです。声も口調も耳障りなところが無
く、フィギュアスケートの解説は全て織田さんでお願いしたいくらい。
そして、ファイナルにロシアの女子選手が何人進出するか今から興味津々です。

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ISU GPS スケート・アメリカ2014(アメリカ大会) [フィギュアスケート]

2014-2015シーズンのISU GPS(グランプリ・シリーズ)が開幕しました。
その第1戦となるスケート・アメリカ(Skate America)が米イリノイ州シカゴで開催され、男子
シングルに出場した町田樹選手が優勝、女子シングルの今井遥選手は8位でした。

さて、男子シングルは2位のジェイソン・ブラウン選手に30ポイント以上の差をつけた町田選手
の圧勝でした。町田選手の今シーズンのプログラムも素敵ですね。FS後半で3Aの予定が2A
になったのが残念でしたが、初戦の演技としては素晴らしい出来だったのではないでしょうか。
そして、2位のブラウン選手。ジャンプ好きの私としては難易度に物足りなさを感じるはず…な
のですが、ここのところ不思議と気になりません。最初から最後まで目が釘付けです。転倒も
何のその、すごい演技力。クワド・ジャンプがなくても十分に楽しめました。
3位のナム・グエン選手はSP7位からFS2位で追い上げ、GPS初参戦&初表彰台はお見事。
4Sも綺麗に決まりました。それにしても、ブライアン・オーサー氏の指導力は凄いですね。

一方、女子シングルはエレーナ・ラディオノワ選手がSP2位からの逆転でGPS初優勝。ラディオ
ノワ選手は演技に大人っぽい雰囲気が出てきましたね。3Lzで着氷が乱れてもセカンドにしっか
り3Tを付けるなど、大きく崩れないメンタルとガッツは立派。可憐さと強さとスター性を併せ持ち、
人前で演じるのが天職というような印象を受けます。とにかく笑顔が魅力的。
2位のエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手は今シーズン既に3試合で優勝しており、連戦の疲
れからかFSでは少々精彩を欠いてSPのトップから順位を落としましたが、決まったジャンプの
質は群を抜いていると思います。何と言っても、ルッツとフリップの跳び分けが完璧なのは強み
ですね。素晴らしいジャンパーの復調の兆しに胸が躍ります。やっぱり大好きな選手です。
3位のゴールド選手は、ルール変更によりFS後半の2S-2T-2Tがノーカウントになったのがもっ
たいなかったですね。不謹慎ながら、演技よりもお顔の美しさに見惚れてしまいます。

ところで、今シーズンからシングルでもヴォーカル入り楽曲の使用が可能になったのですが、
個人的にどうしても馴染みません。音楽の選り好みが激しい私としては、長くても5分に満たな
いクラシックやインストゥルメンタルがギリギリ許容できるところだったので、正直、今シーズン
の試合観戦には辛いものがあります。ラディオノワ選手のSPも何もヴォーカル入りでなくてもい
いのに…と思いますし、ジェレミー・アボット選手のSPも音楽は苦手です。断然FPのほうがいい。
ルールを元に戻して欲しいです。ただ、町田選手の「第九」は大丈夫でした。

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高橋大輔選手の引退表明 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの高橋大輔選手が現役引退を表明しました。今後もアイスショーには
出演するようですが、フィギュアスケートとは少し距離を置いて今後のことを考えてみたい
とのこと。記者会見でのすっきりした表情が印象的でした。

近年のジャンプの調子、波のあるモチベーションから察するに、引退はほぼ決まり、あと
は発表のタイミングの問題だろうと思っていたので、今回の引退表明に驚きはなかった
です。ご本人もシーズン真っ只中での発表は避けたかったでしょうし、かと言ってシーズ
ン終了後の発表となると、何かと周りの状況も変わってしまい、引退しずらい事情が生じ
ているかもしれないですから、いいタイミングだったのではないでしょうか。

バンクーバー五輪で銅メダリストとなり、ソチ五輪までの4年間、怪我の影響、若手の台
頭、モチベーションの低下などによるのか、時に競技会でも焦りや動揺が見られ、正直、
もはや競技者としては微妙だなと思ったこともありました。でも、大怪我を乗り越え、長い
間エースとして日本の男子フィギュアを牽引してきたことはもちろん、興行的にも大きな
貢献のあった選手ですし、心から「お疲れ様でした」と言いたいです。

次の目標は定まっていないとのことですが、頭の中には既にヴィジョンのようなものがあ
るのではないかと想像してしまうくらい迷いの感じられない記者会見でしたね。

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テレビ朝日ドラマ『相棒13』スタート [日常]

私が唯一積極的に視聴する気になれる日本のテレビドラマ『相棒』(テレビ朝日
系列)が今年も始まりました。毎秋新シリーズを楽しみにしているわけですが、
もう「season13」なのですね。

杉下右京(水谷豊)と3代目”相棒”甲斐享(成宮寛貴)とのコンビも3シーズン目。
コンビ結成当初は初代”相棒”亀山薫(寺脇康文)が一番だと思っていましたが、
シーズンを重ねるにつれ、今のコンビもなかなか面白いと思うようになりました。
鈴木杏樹さんの和服姿も素敵ですね。

来春最終回を迎えるまで、思いっきり楽しませていただきます。

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世界体操2014 男子団体決勝と採点競技の宿命 [スポーツ]

中国・南寧で開催されている世界体操選手権の男子団体決勝が7日に行われ、日本が銀
メダルを獲得しました。金メダルは0.1点という僅差で6連覇達成の中国でした。

日本は本当に惜しかったですね。でも、リオ五輪への期待は高まりました。
1種目めのゆかからリードを守っていた日本。中国が最後の鉄棒で逆転という流れだったの
ですが、採点競技の0.1点差はジャッジの裁量次第。どちらの勝利でも可笑しくない、若干
「開催国の利」が感じられる優勝争いとなり、0.9点差で迎えた鉄棒対決はドキドキしました。

まず、最初の演技者・加藤凌平選手のスコアに一抹の不安。次に、中国2番手のリン選手
のスコアの高さに驚き。そして、最終演技者ジャン・チェンロン選手の高難度&ほぼ完璧な
演技に脱力。ただ、内村航平選手の「場所の差」、加藤選手の「採点競技の怖さ」を痛感
すると同時に、中国の底力を感じました。あの緊迫する場面で大きなミスが出れば、「地の
利」も何もないですからね。さすが鉄棒のスペシャリスト。チェンロン選手のスコアには納得
です。私の目には、演技の質も内村選手にそれ程負けていないように見えました。

ジャッジの主観が採点に影響するのは採点競技の宿命とも言えると思いますが、例えばフ
ィギュアスケートの採点はしばしば物議を醸します。(ジャパン・マネーが席巻するフィギュア
界では日本選手が優遇されることも珍しくなく、他国の選手達が気の毒になることも…)
体操も採点競技である以上、今回の結果は仕方ないのかなと思います。敵地で確実に勝
つにはライバルを圧倒する必要があるのでしょう。まして相手は世界王者ですしね。それに、
競技を通して、時に思ったよりスコアが高く出たり、逆に低かったりは「お互い様」なのでは…

ところで、日本が予選1位で決勝に進むことができず、作戦面での選択肢を減らしたことも
敗因の一つだったのかなと思ったりもします。自国開催のプレッシャーなのか世代交代や
オールラウンダー重視の影響なのか中国にもミスが目立ち、舐めていたわけではないので
しょうけれど、リードしていた日本側の意識が守りに傾きがちにも見えました。米田功さん
も解説で触れていたように、最終演技者の権利を持つことの強みを改めて感じた次第です。

欲を言えば切が無いですが、日本の選手達は落下も無く、各々の役割を立派に果たしたと
思います。白井健三選手の「負けた気がしない」にも象徴されるように、日本開催だったな
ら日本の勝利、第3国開催でも結果は違ったかもしれないと思えるくらい拮抗した戦いでした。
ただ、Eスコアは水物、今後もっとDスコアも上げていかないと、「中国のミス待ち」的な戦い
方に陥らないか気になります。今回の悔しさが更なる成長に繋がるといいですね。

2014年10月9日追記:
8日に女子団体決勝が行われ、2位の中国に6ポイント以上の大差をつけてアメリカが圧勝し
ました。「地の利」など寄せ付けない強さに驚嘆するばかりです。また、日本は8位でした。

2014年10月10日追記:
9日に男子個人総合決勝が行われ、内村航平選手が5連覇を達成しました。全ての種目で
15点台という穴のない強さは流石です。平行棒と鉄棒は本人比でイマイチでしたが、ゆかと
跳馬は圧巻でした。ただ、着地を止めに行った時の足の開きがちょっと気になるかな。。。
また、田中佑典選手が銅メダルを獲得。平行棒と鉄棒の演技は素晴らしかったですね。既に
良い選手なのですが、まだ伸びそうな予感がします。本当に演技が綺麗。
そして、銀メダルは英国のマックス・ウィットロック選手でした。2015年の世界選手権は英国
(グラスゴー)開催ですし、怖い存在になりそう。。。

2014年10月11日追記:
10日に女子個人総合決勝が行われ、アメリカのシモーネ・バイルズ選手が2連覇しました。
銀はルーマニアのラリサ・アンドレア・ヨルダケ選手、銅はアメリカのカイラ・ロス選手。
そして、寺本明日香選手は18位、笹田夏実選手は20位という結果になりました。
バイルズ選手の跳馬とゆかは迫力がありますね。高さと飛距離、跳躍力が別次元。何気に
フィギュアスケートの伊藤みどりさんを思い出します。

2014年10月13日追記:
11日、12日に種目別決勝が行われ、白井選手がゆかで銀メダル、内村選手が鉄棒で銀メダ
ル、そして加藤選手が平行棒で銅メダルを獲得しました。
鉄棒で2連覇を達成したエプケ・ゾンダーランド選手のDスコア7.7の演技は圧巻でした。

タグ:体操競技
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極左で捏造好きな朝日新聞 [ニュース・話題]

東京地方はここのところすっきりしない天気が続いていたので、ここ数日の晴れ間が嬉し
いです。洗濯物と一緒に洗濯ネットも天日干ししました。

さて、恥知らずな朝日新聞が、「慰安婦問題」に続き、「吉田調書」をめぐる報道、「池上
彰氏のコラム不掲載」などでもモラルの欠如、能力の欠如、自覚の欠如を晒しましたね。
1989年には珊瑚記事捏造で顰蹙を買ったこともありました。私個人としては、誠意の感
じられない不快な謝罪会見はもう必要ないので、正直、「廃業してください」と思います。
特に、「慰安婦問題」の誤報とその放置によって著しく国益を損ねた罪は重いです。
でも、廃業の前に、海外に向けて自らの過ちを訂正してくださいね。1度や2度ではなく、
日本の名誉が回復するまで何度でもです。

そういえば、今年の東大生の朝日新聞入社はゼロでした。もうエリート達が選ぶ憧れの
会社ではないようですし、歪んだ選民意識は捨てる時期に来ているのでは…
そして、「ペンは剣よりも強し」という言葉の意味を今一度深く考え、誤報(私的には捏造
報道)に関わった(元)社員達への徹底取材でも行って、他者の過失を厳しく追求するよ
うに、自らを糾弾して欲しいものです。

ところで、我が家は随分前に朝日新聞の購読を完全にやめましたが、今でも購読してい
るのはどういう人達なのだろう…と個人的に興味津々です。主人曰く、「大抵はただで貰
える粗品が目的じゃないか(笑)」。朝日新聞の愚行に目を光らせている方々もいるかも
しれないですね。そして、左翼系の人々。。。

余談ですが、韓国の東亜日報の東京支社が朝日新聞の本社ビルに入っているそうです。
また、反日記事を掲載することも少なくないニューヨーク・タイムズの東京支社も朝日新聞
本社内にあるそうな。。。

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八重樫東対ローマン・ ゴンサレス戦(ダイヤモンドグローブSP) [ボクシング]

9月5日、サッカー日本代表のウルグアイ戦とプロボクシングの試合をテレビ観戦しました。
サッカーは「こんなものかな」という感じでしたが、WBC世界フライ級王者・八重樫東選手と
ローマン・ゴンサレス選手のタイトルマッチ(ゴンサレス選手の9回TKO勝利)は面白かった
です。そして、試合後にゴンサレス選手が見せた涙と八重樫選手の笑みが印象的でした。
それにしても、ゴンサレス選手は強くて上手い。攻撃も多彩で防御も一流。終始、八重樫
選手を観察する余裕が感じられました。でも、強いがゆえに対戦を回避される。あの涙を見
ると、そんな彼ならではの苦労が伺われ、感慨深いものがありました。祝3階級制覇。

八重樫選手は本物のプロですね。私は勝つことだけがプロの仕事だとは思っていません。
プロボクシングはスポーツであると同時に興行でもありますから、観客を楽しませることも大
事な務め。口では大きなことを言いながら逃げる選手もいる中、ゴンサレス戦を実現させて
くれたことを嬉しく思います。そして、どれだけの準備と覚悟で試合に臨んだか伺い知れる
あのタフネス。一方、ゴンサレス選手のほうも、前評判を裏切らない実力も然ることながら、
対戦相手に対する敬意が随所に感じられ、ワンサイドだった割には後味の良い試合でした。
ただ、判断の難しい面もあるかとは思いますが、もう少しストップが早くても良かったような…

また、当日はWBC世界Lフライ級王者・井上尚弥選手の初防衛戦と村田諒太選手の10回
戦も放送され、井上選手は11回TKO勝利、村田選手は3-0の判定勝利を収めました。
井上選手は階級を上げるのでしょうか。危なげない試合運びではありましたが、記録のた
めの過度な減量には賛同し難い面もあるので、今後は上の階級での活躍を期待します。
そして村田選手。率直に言うと、彼のボクシングは私の好みではないです。何を狙っている
のか超ハイウエストのトランクスに反則気味の攻撃。ダイジェスト放送で十分だったのでは…

ところで、日頃から「天才」という表現を安易に使うことを好まない主人も、ゴンサレス選手の
パンチの精度とディフェンスの上手さには「生まれ持ったセンスが別格だわ」と驚嘆を隠し切
れない様子でした。兎にも角にも、日本人ボクサーの多くが主戦場とする軽量級で最強とも
謳われる選手のパフォーマンスをまた一つ目にする機会に恵まれ、有意義な時間でした。
そうそう、関東地区の平均視聴率は9.3%だったとのこと。そう悪くない数字ではないでしょうか。

タグ:ボクシング
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