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ホットペッパービューティーと愚かな美容院と哀れな既存客 [あまのじゃく日記]

長年通い続けてきた美容院に著しいサービスの低下を、また担当美容師の技術や姿勢に
も疑問を感じるようになり、ネットで新たに美容院探しを始めた主人が興味深いサイト
を見つけました。興味深いと言っても、私達夫婦が単に情弱なだけかとは思うのですが…

果たして、そのサイトとは、リクルートが運営する「ホットペッパービューティー」です。
高額な掲載料や利用者に付与されるポイントの費用を負担してまで多くの美容院が集客
をこの予約サイトに依存しているようで、主人が利用している美容院も載っていました。

主人が注目したのは、そのほとんどが新規顧客向けの「割引クーポン」。薄利多売、質
の低下、失客、更なる割引という負のスパイラルを招くクーポンです。あまりにも高い
割引率に、主人はお店に対して不信感を持った様子。「クーポンの割引分は回転率を上
げて、手を抜かれても通常料金で通う質に拘らないリピーターから回収するか、通常価
格を適正価格より高く設定しないと商売として成り立たないからね」とのこと。その実、
主に新規顧客で回している、実質がクーポン価格レベルのお店なんてことも。

思い返せば、ここ数年における主人の美容院事情は、顔が大きく見えるだけの雑で拙い
カット、スキばさみ乱用による切れ毛、ブラシで髪を払ってくれない、予約しているに
も関わらずオーバーブッキングが原因と思われる施術中の放置、高いほうの料金を請求
されるのに軽く1シャンのみで帰宅後自分で洗い直す、など酷いもの。恥ずかしながら、
主人こそが相場よりも高い通常料金で通う、質に拘らないリピーターそのものでした。

ところで、ホットペッパービューテーに載っている口コミは当てにならないのだとか。
好意的な口コミ欲しさに特別にサービスを提供する美容院もある(主人の通う美容院の
口コミにもそれらしきものあり)と聞きますし、サクラも可能、辛口の口コミの掲載は
運営側で操作する仕組みになっているらしい。さすがに全て非掲載というのでは信用を
失いかねないので、低評価の口コミも少しは残されているようですが、わざとらしいベ
タ褒めの口コミは問題なく載るという片手落ち。また、地域別美容院の掲載は、掲載費
を高く払った順番だとのこと。上位掲載の集客力はかなりのものらしいので、新規顧客
中心の美容院の可能性もあり、特に繁忙期は質を求めるなら避けたほうが無難かも。

後悔先に立たずと言いますが、もっと早くホットペッパーを知っていれば、主人が雑に
扱われるようになった背景にも気付き、モヤモヤした気分のまま同じ美容院(美容師、
というか驚いたことに店長だった)と関わることもなかったでしょう。遅ればせながら
ホットペッパーを見て、このお店が激安クーポン(初見時よりも更に割引率がアップ)
を乱発して集客しなければならない訳が幾分か分かりました。仕事に対する姿勢は大事
ですね。適切な努力を怠り、既存顧客に甘え、安さを求めて来店するご新規様を安易に
優遇し、リクルートに貢ぎ続ける美容院が愚かに思えてなりません。

ちなみに、「何で高い広告費を払ってまで安売りするのだろう」という私の疑問に対す
る主人の答えは、「安くしないと客が来ないからだろう。クーポンの存在を知る常連客
にも、裏でサービスしていると思うよ。もう手遅れさ」という身も蓋もないものでした。

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すきバサミ無しでは仕事のできない今時の美容師 [あまのじゃく日記]

お世話になっていた美容師さんが店を畳むことになり、ここ数年は主人に髪をカットしてもら
っていたのですが、如何せん素人なもので失敗も多々あり、日々伸びていく髪を持て余すよう
になったので、1年ほど前に主人の通う美容院の担当の美容師にカットしてもらいました。
そして、美容師なら誰でも当然満足のいくクオリティでカットできるものだと思っていた私は、
その美容院で生まれて初めてプロに髪を切ってもらったことを痛く後悔することとなりました。

個人経営の女性美容師を選んできた私にとって初のチェーン店かつ男性美容師にお願いしたの
ですが、初めての担当なのにカウンセリングが不十分で施術も雑。おまけに上から目線で時に
タメ口。終始自己アピールに忙しくて人の話を真剣に聞いていなかったとみえ、何のつもりか
セニングシザーでザクザク鋤かれました。勝手にヘアスタイルを変えられ、希望と大きくかけ
離れたスカペラなスタイルに呆然としている私をそっちのけで、美容師自身はご満悦なご様子。
しかもハサミのメンテが悪いのか、はたまたカットが下手なのか、あるいは両方なのか、その
晩から髪の切り口の刺激で頭や首がチクチク。何か月もの間、安らかな眠りまで奪われました。

そして、2回目。今度は女性にお願いしました。ところが、その美容師はカットどころかシャン
プーまで下手。椅子も回してくれない、マッサージも乱暴など接客も酷い。3㎝のところを7~
8㎝バッサリとまたもやセニングシザーの乱用を開始したので、思わず「そのハサミ使わない
でください」と訴えると、何とカットを全てやめてしまい、中途半端に切られた私の髪をその
まま乾かし始めました。最後はどういうつもりか次回指名の依頼。信じがたい成り行きに頭が
クラクラしていると、1回目の美容師までもが売り込みに来る。指名する気があれば勝手にす
るので、挨拶だけでいいのですけれど…カルテには「セニング禁止」と明記してもらいました。
2回目の美容師はとんでもなく下手だったと思われ、しばらくの間切れ毛が出続け、前回過剰
に鋤かれたこととも相俟って、その後髪がまとまらなくなったのみならず、ショックなことに、
他の美容院では丁寧に扱われ、常に褒められるほど櫛通りの良かった私の髪は荒れ始めました。

3回目はベテランの女性美容師を指名したところ都合が合わず、仕方なく1回目の美容師を再度
指名。今度はカットと禁止事項を細かく伝えて、前回、前々回の苦情を少々。ところがです。
驚いたことに、何ら謝罪らしい言葉も無い上に、髪の傷みは老化が原因だとでも言いたげ。更
にトリートメントをさせたがっているのではないかと思しき言動。何でもないロングストレー
トのカットもブローもまともにできない。不機嫌そうに押し黙ったまま、明らかに手間取って
いる様子。結局、仕上がりは主人のほうがまだましだと感じられるほどお粗末で、鏡で後ろ側
を見せられた時は一瞬絶句してしまい、社交辞令的な「ありがとう」も出なかったくらいです。
(髪は伸びるので、私は多少の失敗には寛大なのですが、仕事意識の低さや態度の悪さはNG)

流石、名前の如く、お客さんの大事な髪を「バッサバサ」切るのが好きなお店だな…と呆れた
次第です。鈍感な主人も、最近、「仕事が手抜き&雑になってきた」と感じることがあったそ
うな。。。それにしても、お客さんの希望よりも自分の都合を優先させ、拙い施術に満足して
いないお客さんに対してフォローもせずに次回の指名を依頼することだけは忘れない美容師の
アーティスト気取りとプロ意識の欠如、「切ってあげている」感漂う痛い勘違いと傲慢さには
うんざりします。そして美容院は、うっかりしているとお金を払って髪を傷める場所になり得
ることを認識。特に何かというとトリートメントを勧める美容院とすきバサミには要注意です。
故意にお客さんの髪を傷めてトリートメントをさせるお店なのかと思って怖くなりました。

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松居一代さんの動画とブログと石原真理子さん [あまのじゃく日記]

俳優の船越英一郎さんから離婚調停の申し立てを受けている妻でタレントの松居一代さん
の言動が注目を浴びています。私もブログと動画、週刊新潮の記事を見ましたが、かなり
面白いです。特に、YouTubeの動画『別宅の真相』は興味深かったです。ブログもブックマ
ークしました。(芸能人ブログのブックマークは、石原真理子さんに次いで2人目です。今回
の騒動も石原さん関連で話題になっていて知りました。)
一方、船越さんのほうは所属事務所や周辺から印象操作的な曖昧な情報は出てくるもの
の、ご本人は無言を通しているようです。何よりも、やつれたお姿が気になります。

さて、松居さんに対して批判的な見方が主流を占めているようなのですが、現時点で私は
彼女にそれほど悪い印象は持っていません。もともと結婚当初から松居さんのことは何と
なく認識できてはいたものの、船越さんのことはほとんど知らなくて(芸能界には興味ない
ほうなので疎い)松居さんのご主人という感じでしたし、数々の仰天エピソードに関しても、
船越さんの良いイメージ作りのために松居さんが大袈裟に演出しているように見える節が
あったからです。また、大手芸能プロダクションに守られる者とそうでない者が対立した際、
守られる側にとって有利に事が運ぶ傾向を鑑みると、今の松居さんの状況も理解できます。
彼女の言い分に多少誇張はあるかもしれないですが、嘘のでっち上げではないように感じ
ます。むしろいい人で通ってきた船越さんのほうを「実態はどうなの?」と勘ぐってしまいます。

ところで、私が「プロダクションに守られる側とそうでない側」という視点を初めて持ったのは、
女優の石原真理子さんと既婚者だった安全地帯の玉置浩二さんとの不倫が発覚した時で
した。当時石原さんと玉置さんは同じ事務所に所属する人気女優と売れっ子ミュージシャン。
しっかりガードされて沈黙し続けた不倫当事者の玉置さん、何故かひとり矢面に立たされて
会見を行った若い石原さん。「事務所はあくまでも玉置さんを守るつもりなのだな。ミュージ
シャンの生み出すお金は俳優のそれとは桁違いなのだろう」と思ったものです。後に石原さ
んの大怪我と二人の破局の原因が玉置さんのDVだったことを知り、その石原さんに対して
「働きなさい」と言い放った玉置さんと、彼に対して甘い芸能界、テレビ業界には引きました。
もしリアルタイムでDVが表沙汰になっていたら、その後の彼の活躍は無かったでしょうし、
最悪の場合、犯罪者になっていたかもしれないのですから。石原さんの現状がお気の毒です。

松居さんと船越さんのケースはよくわからないことも多いですが、松居さんが主張するように、
これまで船越さん側が所属事務所の力を背景に情報操作してきた事実はあるのではないか
と思います。船越さんと同じように松居さんもいろいろ我慢してきたことでしょうし、大宮エリー
さんの手紙発見から別居までの経緯には「待っていました」とばかりの素早い印象を受け、
最初に愛想を尽かしていたのは船越さんではなくて実は松居さんのほうではないかとさえ想
像してしまいます。ただ、松居さんのほうが資産は多い(100億?)と思われ、離婚に関して
慎重にならざるを得ない事情もあったのではないかしら。船越さん側は財産分与を放棄する
つもりらしいですが、離婚を考え始めた当初からそうだったのかは不明ですし、もし浮気した
事実があるのに離婚したいとなると、慰謝料を支払う立場になるかもしれないですよね。
もっとも松居さんの要求は、「ハワイ在住の友人との不倫を認めて謝罪」のようですけれど。

2017年7月21日追記:
船越さんの所属事務所が、松居さんに対して名誉毀損や業務妨害などを理由に法的措置
の準備に入ったと発表したそうです。船越さん側は、松居さんにこれ以上イメージダウンに
なるような秘密を暴露して欲しくないのでしょうね。でも、松居さんは相当お怒りのようなの
で、船越さんが松居さんの納得できるような謝罪をしない限り、たとえ訴訟になろうと最早止
まらないのではないでしょうか。「名誉棄損」と言われることは覚悟の上でしょう。それより、
船越さんも清廉潔白とは言い切れないご様子ゆえ、裁判となると痛いですね。

2017年12月19日追記;
松居さんと船越さんの離婚が成立したとのこと。慰謝料、財産分与なし。やはり松居さんに
とって最大の懸念は財産分与だったんですね。納得です。私的には、この離婚騒動でダメ
ージが大きいのは、もともと悪妻を演じていた松居さんではなく、たいした演技力もなくイメ
ージだけで売っていた船越さん側だと思っています。

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リハビリ時の異様な光景 [あまのじゃく日記]

時間差で両肩が五十肩になってしまい、自宅でストレッチや筋トレに励みながら、経過
を見てもらうために月1,2回ハビリを受けています。

私が通う病院は入院施設(手術はできない)もあり、リハビリも外来患者さんよりも入院
患者さんのほうが圧倒的に多い感じです。その外来患者さん達も美容体操というか筋
トレ主体(ようするに遊びに来ている感じ)の方が目立ちます。そして、リハビリに限らず、
受診(リハビリで稼ぐためにとりあえずドクターを置いているという感じ)の際もとても空
いています。(当然のことながら、ドクターも療法士も決して腕がいいとは想像し難く、病
院を変えようかと思ったこともありますが、それほど深刻な病気でもないですし、時短は
大きなメリットなので通い続けている次第です。)

さて、前置きはこれくらいにして、時折、入院患者さんのリハビリで気になる光景を目に
するのですよね。
患者さんをベッドに寝かせ、あるいは車イスに座らせて放置し、一定時間(多分、20分と
か40分とかのリハビリの単位)が過ぎると病室に戻すのです。大概の患者さんはぼーっ
としている様子で、中にはイビキをかいて居眠りを始める患者さんまでいます。
また、ほとんどリハビリの意思がないようにも見える患者さんに悪態をついたり、あるい
は適当に課題を与えた後放置したりして、やはりリハビリの単位を増やすために時間を
やり過ごしたりします。(こんな楽な商売をしていては、技術が磨かれるはずもないですね。)

国が医療費を抑えるのに躍起になる気持ちも分かります。
と同時に、いずれこの病院が淘汰される側の病院になるような予感もしています。

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浅田真央さんの演技力 [あまのじゃく日記]

競技に復帰して2季目の浅田真央さんですが、特に今季は良い成績が残せませんでした。

報道では原因の1つに膝痛が挙げられているようですが、私は筋力・体力の低下、体重管
理の失敗などの根本的な問題の比重が大きいような印象を受けており、「ちゃんとトレーニ
ングしているのかしら」と疑問を感じるアスリートらしからぬ多めの贅肉がとにかく気になり
ます。また、日本女子エースの座を失ったことも多少影響しているのではないかと思います。
圧倒的なスポンサー力を背景にスター選手兼エースとして優遇され、甘やかされてきた過
去があり、今後も何とかなると思っていたのでしょうが、まさか頼みのPCSまで辛くなってし
まうとは…ご本人のショックはかなり大きかったと想像できます。

ところで、ジャンプはダメダメな今季でしたが、演技そのものは流石ベテランという貫禄が出
てきたように思います。でも、何といっても、彼女の今季最大の進歩はCMにおける演技力
(今までが酷過ぎたとも言えますが…)ではないかと感じる今日この頃です。スポンサー収
入のために復帰したのでしょうし、現状から判断するに平昌五輪後の現役継続は無理でし
ょうから、引退までの一年間、有り難いスポンサー企業のためにしっかりお仕事をなさるの
でしょうね。

余談ですが、先日の全日本選手権の結果からしても、一部のファンが信じているような「ス
ケート連盟が真央ちゃんを辞めさせてくれない」という事実は無いと思っています。おそらく
ご本人はビジネス最優先でスケート界の将来のことなど考えてもいないでしょうし、熱狂的
なファンとスポンサーを抱える有名選手なだけに、戦力にならないとなると、連盟もむしろ扱
いには苦慮しているのでは。。。

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あり得ないアザレ化粧品の通販 [あまのじゃく日記]

私は15年ほど前までアザレの化粧品を使っていました。といっても自分で購入していた
わけではなく、母が自分の分と一緒に買ってくれていたのです。でも、在庫が無くなる度
に母に連絡して送ってもらうのが次第に億劫になり、自分で購入しようと試みたものの、
店頭やネットで手軽に入手できるものでもなく、結局使用をやめてしまいました。

その後、他のメーカーの化粧品を使っていましたが、気に入っていたリップグロスの製造
が終了してしまい、なかなか代わりのものに出会えなくて困っていたところ、以前使って
いたアザレのリップクリーム(唇に乗せると赤っぽく発色する)を思い出し、また使ってみ
ようかと思い始めました。ところが、いつの間にか会社が2~3社に分裂しており、便利な
入手先もなかなか見つかりません。

仕方なく、正規でなくとも通販での入手を検討したところ、パッケージの一部分が切り取
られている商品、匂いが怪しいものまで混じっているようで、あまりのブランドイメージの
低下に驚愕。対面販売に固執しているアザレは自ら通信販売は行っておらず、アドバイ
ザーとか所長とか呼ばれる販売員がランクに応じて製品を安く仕入れ、マージンを取っ
て売りさばくというネズミ講的な販売方式を続けているようです。そして、その過程で余っ
た在庫が転売され、使用期限が切れたものがネットで流通しているものと思われます。
切り取られた部分には製造番号か何か表に出てはまずいものが記されているのでしょう。

ちなみに、創業当初のアザレの理念はシナリーとかいう会社に引き継がれているらしい
(もっとも分裂後のアザレ関連会社は、いずれも元のアザレとは別モノだと思ったほうが
良さそう…)のですが、ネット通販に慣れてしまったズボラな私は、気楽に買い物できない
不便を感じてまで思い出のリップクリームに拘る気にもなれず、アザレ化粧品は忘れるこ
とにしました。ただ、もし正規に通販が始まるようなことがあれば、もう一度試してみても
いいかなとは思っています。

さて、アザレプロダクツ、アザレインターナショナル、シナリーのうち、いつの日か最初に
通販を始めるのはどの会社でしょうか。。。

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aikoと「あたし」と姪の人生 [あまのじゃく日記]

20代半ばの私の姪について、最近気になることがあります。
直接話をしている時はさほど気にならないのですが、メールなど活字になると自分の事を
「あたし」と書くのが目立つのです。どうやら口頭でも「あたし」のようです。

何かの影響を受けていると察した主人が姪の好きなaikoさんの歌詞をネット検索したとこ
ろ、やはり一人称は「あたし」でした。「芸風を真似て愚かな癖をつけてしまったものだ」と
嘆く主人が更にaikoさんのネット上での書き込みの一人称を調べてみると、何とちゃんと
「私」とあるではありませんか。「あ~あ。。。」という感じです。

以前、姪は職場(老人ホーム)で先輩に特に厳しくされていて相当なストレスだったようで
す。当時は「不運にも、お局様に目をつけられてしまったのか」と気の毒に思っていました
が、今となってみると、上司の気持ちも分からないでもありません。高校時代の反抗期に
親が好き放題させてしまったので、世間や大人に対して舐めたような言動を身につけてし
まいました。敬語どころか丁寧語ですら怪しいのが現状です。本人は嫌がらせを受けてい
たと言っていますが、老人ホームでは入居者とのトラブルもあったらしい。

私は姪を子供の頃から知っているので特に気にしていなかったものの、気をつけてみると
私達夫婦に対しても傲慢な物言いをする(もっとも母によると、私の前ではマシなほうらし
い)ことがあり、最近は、「他の人にはそんな言い方しないように」とお節介を焼きたくなる
ことがあります。ただ、「まだ反抗期が続いているのだろう。親が容認しているのでは言っ
ても無駄だし、もう成人式も終えたいい大人なんだから本人の人生だし放っておけ」という
主人の言い分にも一理あるので悩ましい。。。

タグ:反抗期
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砕け散ったポリシー [あまのじゃく日記]

姪の一人が中学生の頃、勉強をみていたことがあります。
勉強しない姪にイライラが募る親に頼まれ、ボランティアのような感じでした。

姪と話すと、「勉強、勉強と言われると、余計にしたくなくなる」とのこと。
そこで、両親には「しばらく勉強、勉強と言うのを控えて、本人の自主性に任せてみては
どうですか」と提案しました。すると、母親から返ってきた言葉が「あなたどっちの見方な
のよ!」で、父親からの言葉が「子供に厳しく勉強させるのは私のポリシーなので。親じ
ゃないあなたには解らないでしょう」でした。

ところで、この姪、高校時代には反抗期で酷く荒れていました。帰宅は夜の11時、12時。
親には暴言。唯我独尊、女王様のような態度で、家族中がハレモノに触るかのように接
していました。「勉強させるポリシー」はどこへやらです。この時期本人が大きな勘違いを
してしまったようで、人が変わったように傲慢になり、その後、付き合っていたボーイ・フレ
ンドと別れました。その時の彼女の台詞は「彼はめめしい」。ちなみに、その彼、将来の
夢は科捜研勤務で今春大学院を修了予定のようです。(あ~、何ともったいないことを)

専門学校を卒業した姪は、就職先でいじめにあいます。私達は「つくづく運のない娘だな」
と同情したものです。そして、友人の紹介で知り合った男性とほんの数ヶ月の遠距離恋愛
の後、職場から逃げるように結婚します。式は挙げていません。彼女の御主人は、慣れぬ
土地で友人もいない新妻を家に残し、仕事で、またプライベートで飲む事が多く、午前様も
珍しくないようです。極めつけは、今の住居は元カノとの同棲にも使われていたことが結婚
後判明。加えて、つい最近まで、元カノ名義のインターネットの領収書が送られてきていた
そうな。その話を聞いた私の主人曰く、「ろくな男ではない」とのこと。

姪の過去を振り返るにつけ、中学生の彼女に本人が涙を流すほど厳しく勉強することを要
求した両親が、なぜ高校時代の反抗に屈してしまったのか。親のほうは「全部受け入れた」
との認識ですが、私の目には「煩わしいことから逃げた」ようにしか見えなかったです。
そして、思慮のない結婚。「あんなに厳しかった親がよく許したものだ」と不思議でなりませ
ん。親の本音は、社会では通用しそうにない娘が永久就職してくれて「やれやれ」といった
ところでしょうか。

それぞれの家庭にそれぞれの教育方針があるのだろうと思いますが、バランスは大事では
ないでしょうか。そして、姪の家庭のような極端な厳しさと極端な甘さの同居は、おそらく、
一貫した厳しさ、一貫した甘さよりも子供に与える害が大きい気がします。何せ、すべては
親のポリシーではなく都合でしょうからね。何事でも徹底させるには苦労を伴います。

とにかく、姪の今後の人生が平穏であることを願いますが、私達夫婦は極力関わらないこと
にしました。今になってみると、職場でのいじめも、幸せとは言えない結婚も、全て「起こる
べくして起こった」感があります。傲慢さと自信の無さを併せ持つ彼女の「嫌なら人間関係を
切ればいい」という言葉と、ほんの数年の間に10回以上もあった「アドレス変えました。登録
お願いします」という文言とパックになったメルアド変更が彼女の人間性を物語っていると思
います。アドレス変更は切れてしまった人間関係を復活させる安易な手段だったのでしょう。
成果のほどはよく分かりませんが…

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疲れる再会 [あまのじゃく日記]

先週末、東京に出てきている姪二人と私達夫婦で食事をしました。
姪の一人は今春大学を卒業して社会人になります。
そしてもう一人は昨年結婚してこちらに転居してきました。
彼女たちの親とはほぼ没交渉状態なので、4人で会うのは本当に久しぶりです。

本来なら楽しいはずの結婚祝いと就職祝いを兼ねた会食なわけですが、
単に楽しいでは済まないのが彼女たち一家の特徴です。
職場でのいじめに耐えられなかったのか、知り合って10回ほどしか面識のない男
性と遠距離恋愛の末結婚した姪Aは「こんなはずではなかった」的なご主人とパー
トの愚痴。そして、就職が決まって希望に燃える姪Bはパワフルな「私、私」トーク。

この姉妹、表面上は仲良しなのですが、その実仲が悪いので、一緒にいる私達は
気を使いっぱなしでクタクタです。子供の頃から両親にきつく当たられていた姪Aは
反抗期こそ荒れたものの、基本的に自分に自信のないいじめられ気質になってし
まい、一方姪Bは甘やかされた分、自己評価が高く、どちらかというと社会的評価
の低さにストレスを感じている様子。そして、この二人、昔から私達夫婦をめぐって
争う傾向があるのです。今回も例外ではなく、一見お互い気遣っているようなそぶ
りを見せるものの、言動の端々にお互いを牽制し合っているのが明らか。

結局、4人とも十分に楽しめたとは言えず、疲労感だけが残り、会食は失敗。
「別れた後、感謝メールを寄越してきた姪Aとはたまに会うのもありだけれど、姪B
はもういいな。4人で会うのはやめよう」とは主人の本音。
「それぞれ単独だとそこそこ上手くいくのだけれど、煩わしい親族でごめんなさい」
とは私の主人への謝罪の言葉。あ~、疲れた。。。

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