SSブログ

済州島の「世界7大自然景観」選定とその代価 [ニュース・話題]

昨年12月、韓国の済州島がスイスの財団が選ぶ「世界7大自然景観」に最終確定した
ことについて、韓国では財団や選定過程に対する疑惑が起こっているそうです。

サーチナによると、韓国KBSが番組の中で、選定過程では重複投票が許され、候補地
の得票数が公開されていないことなどから、信頼性に関して疑問を呈したとのこと。
主管団体であるニュー・セブン・ワンダーズ財団の実体も、かなり怪しいようです。
また、最終候補地に選ばれたインドネシアのコモド公園が、財団側から「世界7大自然
景観」発表式の開催費用として3500万ドル(約27億円)を要求されたとも言われており、
済州島が莫大な費用を投じた可能性もあるそうです。

韓国の複数の市民団体からは「明らかに詐欺だ」との声も挙がっているとのことですが、
済州島得票数のかなりの部分が公務員らの電話投票によるもので、昨年9月末時点で
1億回以上、その料金は210億ウォン(約14億7000万円)にも及ぶらしいです。
そういえば、以前、電話料金の一部は財団に入り、済州島は電話料金未納とかいう話
も聞いたことがあるような。。。

それにしても、得体の知れない「世界7大自然景観」に選定されるために巨額の公費を
使うとは、さすが韓国です。巷でよく耳にする「日本のマスコミや広告代理店にとって韓
流は、韓国国家ブランド委員会のバックアップもあり美味しい」という説にも妙に信憑性
が出てきます。李明博大統領夫人がキャンペーンに一肌脱いだとも聞きますし、国家ぐ
るみで正体不明の団体による詐欺まがいの行為に踊らされるとは、プライドが有るのか
無いのか良く分からない不思議な国ですね。

ところで、組織投票は日常茶飯事、お手の物の韓国。その韓国国内から不名誉な不祥
事に対する批判の声が挙がったということは、権威も何もないタイトルの割には支払った
代価が大きいのが不本意なのでしょうか。
ただ、もちろん騙すほうも悪いのですけれど、どっちもどっちという気がしてしまいます。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。