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昨今の騒音トラブル事情 [社会問題]

先日、騒音の差し止めなどを求めた裁判で、原告側が勝訴しました。
本件については、個人的に、裁判官によっては異なる判決もあり得たような気もします
が、今後、もしかしたら同様の訴訟が増えてくるかもしれないですね。
もっとも、騒音トラブルは、裁判所の判決をもって簡単に解決するとも思えませんが…

さて、集合住宅における騒音トラブルの原因には、実際に特定の住人が常識を超える
騒音を出しているケースだけでなく、建物の構造に問題があり音が響きやすいケース、
苦情主が水道の配管・エレベーター・機械室など建物の設備から発生する音を勘違い
しているケースなどもあるかと思います。また、苦情主の個人的な事情により、通常で
はあまり問題にはなり得ないレベルの音でトラブルになることもあるでしょう。

よくコミュニケーション不足を指摘されますが、それは多分にあるとは思います。
おそらく通常の騒音トラブルならば、日頃から近隣関係を良好にすることで、ある程度
は解決できるのではないかと思います。
ただ、他人の生活音に対して苦情を言う人の中には、実は音以外の何かに、より強く
反応しているケースもあり、そのような場合はコミュニケーションも逆効果になります。

知り合いの不動産業者の話では、近年、苦情主のほうに問題がある騒音トラブルも増
えていて、騒音苦情が「言いがかり」であることも少なくないそうです。「何か変だな」と
感じたら、直接関わるより、第三者に間に入ってもらうほうがいいかもしれません。
とにかく騒音トラブルでは、苦情を出す側も出される側も、感情的にならないのが肝要
だと思います。そして今後は、苦情を受ける側も、苦情を受けた日時・苦情内容・自分
(達)が何をしていたかなどの記録を取ったほうが良さそうですね。

ところで、ただでさえ少子化が進む日本で、子供による生活騒音が訴訟にまで発展す
るのは、見聞きするに忍びないものです。躾けも度を越すと虐待にもなりかねません。
もし子供の足音が気になるなら、私なら最上階か戸建に住むことを選びます。
結局のところ、集合住宅における遮音性能の法的な基準を、根本的に見直したほうが
いいのではないかと思ったりもします。

早寝早起きは体調不良のもと [健康]

巷は春休みのようで、姪も夜更かししているのか、最近は真夜中にもよくメールが
来ます。昨夜は午前3時頃でした。

さて、一般的に「早寝早起きは健康によい」と言われていますが、どうも我が家には
当てはまらないようです。
主人も私も筋金入りの夜型人間で、早寝早起きの規則正しい生活を試みたことも
あるのですが、たいていは二人して調子を崩してしまい、いつの間にか、また夜型
に戻っています。どうも、体内時計が、標準から数時間ズレているようです。

主人は、夜中にずっと寝ていると、何だかもったいない気がしてくるそうです。
私は夜のほうが頭が冴えて、早起きした午前中はボーッとしていることが多いです。
主人の会社はフレックスタイム制ですし、二人で暮らす上では何ら不都合はないの
ですが、お互い実家に帰るのがちょっと憂うつです。

そういえば、早寝早起きの規則正しい生活を送ると自律神経失調症になってしまう
知人がいて、調子が悪くなると薬をもらいに病院に通ってはいるものの、特効薬は、
やはり夜型の不規則(気まま?)な生活だそうです。
おそらく、人それぞれに適した生活サイクルがあるということなのでしょう。

ところで、概して、朝型の人は朝から仕事がはかどる反面、夜勤などシフト勤務への
適応力は高くないと言われています。一方、夜型の人は朝起きるのは苦手ですが、
不規則な生活に対する順応性があり、時差ボケにも強いそうです。
夜型人間も、悪いことばかりではないですね。

大阪2幼児放置・餓死事件で懲役30年の判決 [事件・事故]

2010年6月、大阪市西区のマンションに長女(当時3歳)と長男(同1歳)を放置して
餓死させたとして殺人の罪に問われた母親の下村早苗被告(24)の裁判員裁判で、
大阪地裁は16日、検察側の求刑無期懲役に対して、有期では最高刑となる懲役
30年の判決を言い渡しました。

幼児達が閉じ込められていた部屋の扉には、粘着テープが貼ってあったそうです。
弁護側は被告が幼い頃に受けたネグレクトなどの影響を訴え、殺意を否認し、保護
責任者遺棄致死罪にとどまると主張しましたが、「立ち去れば死亡させる危険性が
高いと認識していた」と未必の殺意が認定され、殺人罪が成立すると判断されたと
のこと。

テレビ画面に映し出された下村被告の写真を見て、同じようなヘアスタイルとメーク
でポーズを取り、プリクラに収まる姪と重なってしまいました。
まずは身内から絶対に同様の事件を発生させないよう、肝に銘じました。

以前、子供を連れて離婚した従姉妹にネグレクトの傾向がみられ、子供を置いて遊
び回る従姉妹の子供を彼女の母親(子供の祖母)が育てていました。
でも、数年で遊び飽きたようで、今は仕事も持ち、いくらか母親らしくなっています。
きっと、実年齢に精神年齢が追いついていない若い母親もいるのだろうと思います。

ところで、今回の判決は過去の同様のケースと比べると重いそうですが、個人的に
は、それでも軽いなという感覚を持ちます。幼子を2人も餓死させたのですから。。。
犯した罪と判決の間に被告の個人的な事情を強く反映させることは、私にはあまり
馴染みません。犯した罪に対する判決であって欲しいと思います。
ただ、一方で、同様の犯罪を未然に防ぐための多面的方策の必要性を強く感じます。

2012年4月5日:
下村被告が控訴したそうです。
控訴は被告の当然の権利ですから別に控訴してもいいのですけれど、懲役30年でも
軽いと感じる私としては、「本当に反省しているのかな」と疑問に思ってしまいます。

トロピカーナ ピュアプレミアム オレンジ(Tropicana) [フルーツ・飲み物]

まだまだ寒さを感じる日もありますが、日に日に暖かさが増している今日この頃、
喉の渇きを覚えることも増えてきました。

さて、喉が渇くと私がいつも飲みたくなるのが、トロピカーナ(Tropicana)の成分
無調整ストレートジュース『トロピカーナ ピュアプレミアム オレンジ』です。
よく見かける濃縮・還元ジュースとは一味違う、絞りたてのフレッシュでピュアな
美味しさがつまっています。後味もすっきり、さっぱり。
ほどほどに入っている果肉が、フレッシュさをいっそう引き立てています。

このジュースを飲むようになって、他の濃縮・還元ジュースでは満足できなくなっ
てしまいました。罪作りなジュースです。

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「品川区西大井マンション騒音裁判生活」と称するブログ [社会問題]

先ごろ原告側が勝訴して、音の制限、慰謝料60万円と騒音の測定費用64万円の支払い
を命じる判決が出た裁判について、原告夫人によると思われる「品川区西大井マンション
騒音裁判生活」と称するブログをざっと読ませてもらいました。
裁判記録を中心に、被告側との騒音・隣人トラブルについて綴ってあります。
いろいろな意味で、興味深い内容です。ただ、少々原告に対する印象も変わりました。

「興味深い」というのは、「上下間の生活騒音」という検証の難しい裁判で、何故ここまで
一方的な判決が出たのか不思議だったのですが、何となく謎が解けました。
原告側が早い段階から訴訟準備を始めているのに対して、被告側は代理人に任せっ放
しで準備も不十分、ブログを読む限りでは、被告本人は期日にもほとんど出廷していなか
ったようです。面倒でも、やはり合理的な主張・反論をしっかりしないとね。

そして、「原告に対する印象」というのは、一方的な被害者だとは思えなくなったことです。
本件は、単なる騒音トラブルではなく、感情的なもつれを伴う隣人トラブルのようです。
ブログの話題は騒音と裁判が中心ですが、かなり好戦的で、被告側を挑発しかねない記
述もあります。裁判で言い足りないことでもあって、ブログを始めたのかなと思いました。
裁判では裁判官の心証に配慮し、不適切な主張はたいてい弁護士に止められますから。

また、騒音被害の内容に特徴があります。
毎日普通に幼稚園(学校)や職場に通っている家族が出しているとは思えない騒音が出
ているようです。子供は、連日昼夜を問わず走り回り、夜中の12時を過ぎても走り回り、
騒音は訴訟中も絶えることがないらしい。ずいぶん奇妙な状況ですね。。。
騒音の測定値からして周りも迷惑しているはずですが、それらしい様子も見当たりません。
被告は今のマンションを売りに出したこともあるようで、むしろ精神的に追い詰められてい
るのは、ひょっとして苦情を受けている被告側の可能性もあるかもしれないですね。

原告側がうるさいと感じる音の中には、もちろん被告宅からの音もあると思います。
ただ、推測の域は出ないですが、ウォーターハンマー(ドン、ゴンなどの衝撃音)や水道管
の音(ドンドン、ゴンゴンなどの異音)など、他に可能性もあるのではないかと思いました。
実際、建物の設備から出る音は、誤解され、騒音トラブルの一因となることもあるようです。
そもそも原告側が準備した騒音の測定値に、一体何の意味があるのでしょう。
被告側は、もし身に覚えがないのであれば控訴もアリなのではないかと、このブログを読
んで感じました。もちろん、今度は本腰を入れて。。。

ところで、一昨日は普通に読めていた同ブログが、なぜか今は消されているようです。
やっぱり…と思いました。少々独善的で、とても分別ある内容とは思えなかったですから。
記述の所々にたちの悪さを感じましたし、首謀者不明の嫌がらせに関するくだりにしても、
誇大表現的な不自然さを覚えました。あくまでも、私の個人的な印象ですが…

2012年3月23日追記:
聞くところによると、同ブログは、削除される前に一部書き換えられたようです。
私が最初に読んだバージョンには、かなり微妙な表現もありましたからね。。。

上階の子供の騒音に慰謝料60万円の支払い命令 [社会問題]

報道によると、東京都品川区のマンションで真上の部屋に住む子供が跳びはねたり、
走り回ったりする音がうるさいとして、階下の夫婦が騒音の差し止めなどを求めた訴
訟で、東京地裁は15日、「我慢の限度を超えている」として、子供の父親に一定以上
の騒音を出さないよう命じる判決を言い渡したそうです。
また、夫婦が求めた慰謝料計60万円のほか、騒音の調査費用64万円も請求通りに
支払うよう命じたとのこと。

夫婦は2006年の春頃から騒音被害を受け始め、上階の子供が幼稚園児だった08年
に提訴したそうです。 そして現在2012年3月ですから、約6年かかったわけですね。
今回問題となった騒音の大きさは45~66dB(デシベル)だったとのこと。
裁判所は判決文の中で、午後9時から午前7時までは40dB、午前7時から午後9時ま
では53dBに達する音を出してはならないと命じたそうです。

それにしても、60dB以上となると相当うるさいですね。
私の親の管理する賃貸アパートでも騒音トラブルが起こり、騒音を測定したことがある
のですが、なかなかそこまでの数字にはならないです。とにかく数値に驚いています。
賃貸なら引っ越すこともできますが、分譲ではそういうわけにもいきません。限度を超
える生活騒音に対して厳しい判決が出るのは、個人的に歓迎したいです。

ただ、この判決をもって、上下間の騒音トラブルが決着するのか少々疑問は残ります。
音の大きさが制限されることにはなりましたが、第三者が常に騒音数値を監視してい
るわけではないですし、全く無音になるわけでもないですから、下の階の住人は今後、
上の階の音を気にせずに満足のいく生活ができるようになるのでしょうか。
結局は、どちらかが引っ越すことでしか解決しないようにも思います。

ところで、証拠となったであろう騒音の測定や発生源の特定がどの程度厳密に行われ
たのか、個人的に少々気になっています。
また、上の階の住人はテレビの取材に対して「言いがかりだ」と答えたのことで、判決
を受け入れるのか、それとも控訴するのかも気になります。
そして、もし最高裁まで行ったらどのような判決になるのか、正直興味もあります。
でも、もし私だったら、訴訟よりも、最初から最上階か戸建に住むことを選択するかな。。。

2012年3月20日追記:
原告夫人によると思われるブログ「品川区西大井マンション騒音裁判生活」を読む機会
に恵まれました。ざっと目を通して、原告側にあまり良い印象を持てなくなりました。
世の中「どっちもどっち」というのは多々あることで、訴える側が一方的に被害者とは限
らないですからね。。。

NYT独島広告&北朝鮮と韓国の場外乱闘 [ニュース・話題]

産経ニュースによると、米紙ニューヨーク・タイムズに今月1日、竹島(韓国名・独島)
を韓国の領土とする意見広告が観光広告のような形で掲載され、ニューヨークの日
本総領事館が同紙に抗議したそうです。

広告主は韓国の民間団体とみられ、「独島は、素晴らしい景色を持つ東海(日本名・
日本海)上に位置する美しい島です」「今年の夏休みを韓国で楽しんではいかがで
すか。失望はさせません」などどPR。
同紙側は日本総領事館に対し、「本来、掲載されるべきでないものが誤って掲載さ
れてしまった。今後、誤解を招きかねない広告は掲載しない」と回答したとのこと。

愛国心なのか反日なのか分かりませんが、本当に懲りない人達です。
韓国人の不快な行為については、いずれ自滅してくれるのを待つことにして、毅然
とした姿勢を取りつつ、くれぐれも同じレベルにはならないよう気をつけたいものです。
ある韓国人の知人は、韓国に里帰りする度に逆カルチャーショックを受けて日本に
戻り、「日本のほうがホッとする」と言います。そういう韓国人もいるのですけれどね。

ところで話は変わりますが、読売新聞によると、ジュネーブで開かれた国連人権理
事会で12日、議場の外で北朝鮮代表と韓国の国会議員がつかみ合いを演じたそう
です。韓国の議員団が北朝鮮代表に脱北者の保護などを訴える文書を手渡そうと
した際に、拒否する北朝鮮側と騒動になった模様。
外交舞台での「場外乱闘」は異例で、他国の外交団もあきれているとのこと。

日本と韓国、あるいは日本と北朝鮮の間では起こり得ない騒動ですね。
「さすが北朝鮮と韓国」と笑うしかないニュースでした。

タグ:竹島問題

市橋達也被告の控訴審初公判 [事件・事故]

3月15日、市橋達也被告の控訴審の初公判が開かれました。
一審では「殺意があった」と認められ、無期懲役の判決を受けましたが、二審では
どうなるのでしょう。

弁護側は「殺意はなかった」として、有期刑への減刑を主張しているとのこと。
市橋被告は、一審で「被害者の首を3分以上圧迫して殺害した」と認定されたこと
に対して、「本当に3分以上圧迫したなら控訴はしなかった」などと訴えたそうです。
一方、検察側は「一審判決の判断は正当」として、控訴棄却を求めています。

結局のところ事実の確かめようはないのですが、私は、諸々の状況から、弁護側
の主張は概ねその通りなのではないかとの印象を持っています。
一審の検察側の主張にも、裁判所の判決理由にも説得力を感じなかったです。

刑事裁判における原則は「疑わしきは罰せず」ではありますが、一方で、事実認定
に際し、証拠の評価について「自由心証主義」なるものも存在します。
一審では、裁判員裁判の影響があったのかなかったのか、遺族感情も後押しした
のかしなかったのか、心証が不自然なくらい弁護側に不利に働いたようにも見受け
られました。(もちろん、被告の犯行が罪深いことに異論は無いですが…)

そういえば、知人の民事裁判では、弁護士はまず担当裁判官の人となり、考え方、
価値観などを考慮した上で、弁護の方針、落としどころを探っていたそうです。
おそらく刑事裁判と民事裁判では勝手が違うでしょうが、裁判において、裁判官の
心証が重要であることを垣間見ることのできるエピソードの一つでした。

さて、本控訴審は即日結審し、判決は4月11日に言い渡される予定だそうです。

2012年4月11日追記:
東京高裁は11日、市橋被告の殺意を認定し、弁護側の控訴を棄却して無期懲役を
言い渡したそうです。

海外ドラマ『Desperate Housewives(デスパレートな妻たち)』 [海外ドラマ]

アメリカの人気TVドラマとしてあまりにも有名な『Desperate Housewives(デスパ
レートな妻たち)』。最近、そのシーズン6をレンタルで観ました。

ウィステリア通りに新たにワケありな一家が越してきて、スーザンの娘ジュリー
が何者かに襲われます。そして、謎解きを絡めながら、スリリングな物語が展開
されます。相変わらず、観る者を飽きさせないストーリー作りは上手いですね。

ところで、このドラマの主人公は個性豊かな女性達です。
私のお気に入りの登場人物も、シーズンを重ねるにつれて変化していきました。
最初は、とにかくお茶目で可愛いスーザンがお気に入りでした。
次に、知的で保守的でありながら、時折大胆に羽目をはずしてしまうブリー。

そして、今一番気になるのはガブリエルです。
当初はやや傲慢で欲深なキャラが苦手だったのですが、今は女優エヴァ・ロンゴ
リア・パーカーの見飽きることのない美貌に驚嘆しています。
ドラマの設定では美貌は衰えたことになっていますが、実際は何のその。。。

さて、長く続いてきた本作品も、残念ながらシーズン8で終了とのこと。
終了の理由の一つには、当初ほどの視聴率を稼げなくなった一方で、出演者の
ギャラが、シーズン8では1人1話あたり37.5万ドル(約3000万円)にまで高騰した
ことがあるようです。1作ではなく1話ですから、桁が違いますね。

日本では、シーズン7が今春4月6日からBSプレミアムで放送予定だそうです。

タグ:海外ドラマ

孤独死・孤立死と日本の社会 [社会問題]

東日本大震災から1年が経ちました。
昨日は主人と二人、黙祷しました。

さて、このところ孤独死・孤立死のニュースが立て続けに飛び込んできます。
おそらく、ニュースとして上がってくるのは氷山の一角でしょう。
当然の結果として、行政を批判する声も上がります。

でも、行政だけで解決する問題でしょうか。
近年日本人の価値観も多様化し、自治会などに加入するのを好まない人もいると聞き
ますが、「遠い親戚より近くの他人」とも言います。行政だけでなく、地域社会、そして
個々人による危機管理に関する工夫や対策も必要なのではないかと思います。
個人的には、行政がむやみに個人のプライバシーに介入するのもどうかと思いますし、
常日頃から信頼できる人間関係、ネットワークを作っておきたいものです。

ところで、ほんの数日前にタレントの山口美江さんが、また数年前には同じくタレントの
飯島愛さんが孤独死されました。確か女優の大原麗子さんもそうでした。
死は老若男女、裕福か否かにかかわらず、誰にでも訪れます。
そして、孤独死・孤立死は、個人の自由度の高い今の日本社会において、多くの人に
起こりうることだとも思います。また、有名人の孤独死は本人の選択の結果、一般人の
それは行政の怠慢の結果というものでもないと思います。

確かに行政の至らないところもあるでしょう。でも、個々の事件の背景を無視して、ヒス
テリックに行政を批判する風潮には少々うんざりします。
人の生死には、個人の人生観・死生観も影響します。ただ行政に責任を押し付けるの
ではなく、まずは私達一人一人が自分の人生と向き合い、大小の選択を重ね、譲ると
ころは譲り、それぞれの形で備えておきたいものですね。

極論にはなりますが、行政が個を統括・管理、ひいては監視するような社会にはなって
欲しくないです。

韓国のテレビで日本の嫌韓流を特集 [ニュース・話題]

2月21日に東京で予定されていたキム・テヒのCM発表会がキャンセルされたことに
ついて、3月5日に当ブログでも触れましたが、その後の韓国の反応について、興味
深い記事を読みました。

サーチナによると、韓国で3月10日、「誰がキム・テヒを追い出したのか?」と題した
報道番組が放映されるそうです。キム・テヒのCM発表会がキャンセルとなった事件
と、日本国内の反韓流の動きについてのリポートを紹介するとのこと。
インターネット上の歪曲された主張でキム・テヒ退出を導いた「ネット右翼」の実体を
追跡し、それらの危険性を指摘するそうです。

キャンセルは当然の成り行きだと思われますが、わざわざ番組まで作って検証とは、
きっと自分達の「反日」は正当で、日本人の「嫌韓」は不当だと思っているのですね。
それにしても、どこまで日本に関心のある人達なのでしょう……笑えます。

薬品と蕁麻疹(じんましん)と加齢 [病・医療]

一ヶ月ほど前から、夜になると、主人の身体にやぶ蚊に刺された痕のような痒み
を伴う発疹が出るようになりました。そして、不思議なことに翌朝には消えるので
す。インターネットで症状を調べてみると、どうも蕁麻疹のようです。

痒みに我慢できず皮膚科を受診したところ、特に検査はせず、薬だけもらってきま
した。医者によると、蕁麻疹は特に珍しいものではなくて、日本人の5人に1人が
発症し、その中の10人に1人が治らないまま持病になるそうです。
そして、原因は人それぞれ千差万別で、原因を特定することはせず(というより特
定が困難)、薬で症状を抑えて様子を見るのが一般的な治療法なのだそうです。

主人の場合、歯科治療で消毒薬を使い始めた頃から症状が出始めました。
本人はその消毒薬が原因だと思っているようで、違う薬品に変えてもらったので
すが、蕁麻疹の薬も飲み始めたので、結局因果関係ははっきりしていません。
医者には「薬剤や食物だけでなく、疲れ、体調不良などが原因で症状が出ること
もある」と言われたそうで、原因が複合的なケースも珍しくないようです。

そういえば、主人の会社の同僚の父親も蕁麻疹を発症したことがあって、病院で
診てもらったら、原因は加齢だと言われたそうです。そして、約1年後に自然に症
状は消えたとのこと。主人はこの話には少なからずショックだったようで、自分の
場合は消毒薬が原因だと言い張っていますが、実際に加齢による乾燥肌などが
原因で蕁麻疹を引き起こすこともあるようです。

それにしても病院でもらう薬はよく効きますね。半信半疑で服用したその日以来、
一度も発疹は現れません。主人も、久し振りに痒みから開放されて、ぐっすりよく
眠れたようです。そして、何よりも、医者に「蕁麻疹の症状としては軽いほうだ」と
言われて安心したのか、その日から何気に表情が明るくなりました。
今は少しずつ薬の量を減らしているところです。

わくわく一人暮らしとiPhone [日常]

姪が無事大学に合格しました。
4月からは晴れて女子大生です。
東京での一人暮らしに、本人も今からワクワクしている様子。
私まで緊張から解放されたような、最高に幸せな気分です。

さっそく主人と二人で、姪を交えた年間イベント計画を始めました。
私達の生活も楽しくなりそうです。
ただ、姪が付き合ってくれるといいのだけれど。。。

ところで、若者にはiPhoneが大人気のようですね。
姪も早々と合格祝いに買ってもらい、嬉しくてしかたがないようで、
ここのところ頻繁にメールが来ます。

ただ、ほとんどがサブジェクト無し、本文だけのメールです。
私の周りでは、メールにはたいていサブジェクトをつけるのですが、
若い世代はサブジェクト無しが一般的なのでしょうか。
それとも姪だけなのかなぁ。。。

まあ、そんな話はさて置き、私達からのお祝いは何にしよう。。。

世界ジュニアフィギュアスケート選手権2012 [フィギュアスケート]

ベラルーシのミンスクで世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会が開催されました。
ロシア、アメリカ、中国の強さが他国を圧倒する大会でした。

日本選手の成績は、男子の田中刑事選手が189.86点で7位、日野龍樹選手が181.34点
で9位、宇野昌磨選手が175.92点で10位。
また、女子の宮原知子選手が157.78点で4位、佐藤未生選手が141.20点で12位、庄司
理紗選手はジャンプのミスが多発し、113.08点でまさかの20位でした。

男子シングルの優勝は222.45点のハン・ヤン選手(中国)、2位は221.97点のジョシュア・
ファリス選手 (アメリカ)、3位は214.90点のジェイソン・ブラウン選手(アメリカ)。
今大会で唯一クワドを成功させたハン・ヤン選手は、いくつかミスもありましたが、ジャンプ
もスケーティングもジュニア離れしていて、シニアに上がってからの活躍も楽しみです。
ファリス選手は、ミスの少ない安定した演技でハン・ヤン選手とは僅差の銀でした。
ブラウン選手は3Aは跳ばなかったものの、とにかく演技の美しさが印象的でした。

一方、女子の優勝は187.05点のユリア・リプニツカヤ選手(ロシア)、2位は171.85点のグ
レイシー・ゴールド選手(アメリカ)、3位は168.45点のアデリーナ・ソトニコワ選手(ロシア)。
驚異的な柔軟性を誇るリプニツカヤ選手は、今季ジュニアの大会では負け無しの13歳。
マイナスのGOEが一つも無い見事な演技で、2位以下に15点の差をつける圧勝でした。
ゴールド選手は、SPで3F-3T、フリーでは3Lz-3T、2A-3Tを決めました。凄いですね。
ソトニコワ選手は今季試練続きですが、大輪の花を予感させる演技はさすがです。
そして、ソトニコワ選手に次いで4位に入った宮原選手は、大健闘だったと思います。

ところで、今大会の国別メダル獲得数は、ロシア5(金2、銀1、銅2)、アメリカ4(銀2、銅2)、
中国3(金2、銀1)でした。(順位は、1位ロシア、2位中国、3位アメリカ)
また、ロシアの女子シングル(1位・3位・6位)とアイスダンス(1位・2位・4位)、中国のペア
(1位・2位・9位)の強さが目立ちました。そして、中国は今後、シングル競技(今大会では
男子が1位と6位、女子が5位と11位)でも侮れない存在になりそうな気配を感じます。

さて、日本は男女ともに来季の出場枠を2枠に減らすこととなり、トップ勢にかなり水をあけ
られた感がありますが、この先どれだけ巻き返していけるでしょうか。
せっかく2枠あったペアに選手を派遣できなかったのも、個人的にとても残念です。
そして、リプニツカヤ選手も年齢的にソチ五輪に出場可能なようですし、他国のことながら、
今後熾烈を極めていきそうなロシア女子の代表争いから目が離せそうにありません。

フジテレビドラマ「僕とスターの99日」韓国で放送 [ニュース・話題]

今更ですが、2月16日のInnolife.net によると、昨年10月~12月に日本で放送され
たフジテレビドラマ『僕とスターの99日』が、3月に韓国のケーブルチャネルFashoinN
で放送されることになったそうです。

3月ということは、もう放送が始まっているかもしれないですね。
他にも『花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス』、『絶対彼氏~完全無欠の恋人
ロボット~』、『私が恋愛できない理由』などを韓国で放送するとのこと。

やはりフジテレビは、韓国市場を視野に入れていたようです。
近年、日本のテレビ業界は、コンテンツを製作しても、二次利用(インターネット配信
やDVD販売など)なくしてはなかなかペイしなくなってきているようで、放送枠を埋め
ることにかなり苦労しているとのこと。その解決策の一つとして、比較的安価で入手
可能な韓流に目をつけたようですが、韓国のテレビ業界も、規模の小さい国内市場
だけでは商売としては限界があり、日韓で互いの負担を減らすべくコンテンツを融通
し合うのはごく自然な流れなのかもしれないですね。

ところで、2月21日に東京で開かれる予定だったキム・テヒのCM発表会(ロート製薬
の基礎化粧品「雪ごこち」)がキャンセルされたそうです。主催者側の説明によると、
「インターネット上にキム・テヒをモデルに起用したことに対する批判的な文章が書き
込まれ、不測の事態と安全性を考慮した」ということらしい。
ここ日本では「不測の事態」など滅多に起こりようもないとは思いますが、「嘘も方便」
でしょうか。しかし、よりによってキム・テヒ。日本の企業も危機管理が甘いですね。

「南京大虐殺」否定発言で「南京ジャパンウイーク」中止 [ニュース・話題]

産経ニュースによると、名古屋市の河村たかし市長による「南京大虐殺否定発言」
に対して中国国内で批判が高まり、9日から南京市で開催予定だった日中共催の
文化イベント「南京ジャパンウイーク」を中止する方針が決まったそうです。
また、同市で2日に予定されていた柔道の交流イベントも取りやめになったとのこと。

文化交流的なイベントが中止(あるいは延期)されるのは残念ですが、相手が相手
ですから致し方ないというところでしょうか。

それにしても、歴史を曲解してまで反日を唱える国と表面的な友好関係を続けなけ
ればならぬとは、日本の対中関係は相当ねじれていますね。
日本は中国に対して、常日頃から譲り過ぎではないかと危惧もします。

ところで、なぜ名古屋市と南京市が姉妹都市の関係にあるのか不思議です。
中国国内からも「名古屋市との関係を永久に断ち切れ」との声が上がっているようで
すし、これを機に、ありがたく関係を断ち切ってもらってはいかがでしょう。
ただ、経済にも陰りが見えてきた今の中国にそれができるでしょうか。
「せいぜいイベントの延期が関の山、いつの間にか復活してるよ」とは主人の弁。

気楽な一日本国民の無責任な感想でした。

2012年3月8日追記:
名古屋市との交流を中止している南京市の当局者が7日、河村市長が発言を撤回し
て謝罪すれば、交流を復活させることができるとの認識を示したそうです。
相変わらず、中国らしい幼稚な駆け引きですね。

首都圏直下型地震と老後の生活 [日常]

最近、夫婦で将来のことが話題になると、主人が必ず力説することがあります。
近い将来、必ず首都圏直下型地震が来ると思っているようで、仕事を辞めたら、
地震の不安が小さい所で老後を送りたいのだそうです。
要するに、東京を離れたいということらしい。

主人はできるだけ「自分の身は自分で守る」主義だそうで、昔から地震や水害
との兼ね合いで東京都内でも住む場所を選んできたようです。
私は老後も東京に住みたいと思っていたのですが、最近の地震の頻度は私の
気持ちを徐々に変えつつあります。一昨日もけっこう揺れました。

マスコミの報道を見聞きしても、「首都圏直下型地震が今後30年以内に発生す
る可能性が70%であると想定されている」「首都圏直下型地震の予測が震度6
強から震度7に引き上げられた」など、気が滅入るようなニュースが飛び込んで
きます。しかも私は、一旦寝入ると、地震では滅多に起きないタイプです。

やっぱり主人の言う通り、将来は東京を離れようかな。。。
以前、「老後はディズニーランドのそばに住みたい」と言った私に、「地震が来た
ら危ないから絶対に嫌だ」とモーレツに反対した主人の言う通りに。。。
時々そう思います。

So-netブログの不具合とブログレポート [ブログ]

昨日久しぶりにSo-netブログの管理トップを表示したら、What's new?の欄に
2月24日付で「表示遅延に関するご報告とお詫び」、28日付で「メール投稿機
能 不具合のご報告」というお知らせが出ていました。
2月27日~28日におけるメール投稿の不具合には全く気づきませんでしたが、
最近の夜間の重さは確かに酷かったですね。
「時は金なり」ですから、もし改善されるなら喜ばしいことです。

さて、私のブログ歴も約1年になります。
実は、So-netさんのブログ運営に対する考え方に賛同できないところがあり、
何度か引越しも考えたのですが、他のサービスを利用しようと思ったところ、
恥ずかしながら、手順が面倒で私にはうまく使いこなせませんでした。
So-netブログは、そんな私でも大した問題も無くスムーズに始めることができ
たので、ブログ初心者にとっての使いやすさという点では、なかなか優秀だと
改めて思います。もっとも私の場合、最低限の機能しか使用していませんが…

ただ、ソニー的な価値観が出てしまうのか、少々傲慢なところがありますね。
数日前、So-netブログ事務局から恒例の「ブログレポート《前半》」が届いたの
ですが、「マメ度」と「フレンドリー度」の評価は個人的に必要性を感じません。
「ブログレポート《後半》」の「アクセス数の多い記事ベスト3」などは興味深くて
いいと思うのですが(できればベスト5くらいまで出してくれると最高)、人の評
価よりも、まず自分のすべきことをしっかりやってもらいたいものです。

So-netブログさんの自己評価は、5段階のどの辺りなのでしょうね。。。

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