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iPad miniそれともiPod touch5 [日常]

昨年iPad2を入手しまして、当初はワクワクしたのですが、いかんせん思っていたよりも大きく、
寝転がりながら操作するには中途半端に重さもあり、次第に使わなくなっていました。
そして、今年iPad miniが発売され、「これなら大丈夫かも」と思って購入を検討していたところ、
突然、主人がiPod touch5を買ってきました。

最初は「えーっ、何で?」と反応してしまった私ですが、説明を聞いて納得。そして使用してみ
て更に納得という感じです。値段もiPad miniより安いし、満足な選択でした。

主人がiPad miniで気になった点は、やはりその大きさと重さだったようです。
実物を手に取ってみると、iPadよりは小さくて軽くなっているとはいえ、やはりアメリカ人仕様と
いいますか、日本人が片手で持って操作するにはちょっと大きいかなという感じで、iPad2があ
ればiPad miniは特に必要性を感じなかったそうです。「寝転がって使いたい」という私の希望
に合うのは、むしろiPod touch5のほうだと判断したとのこと。

実際に使ってみて、iPod touch5は画面サイズが小さいので文字や画像を拡大しなければな
らなくて不便なところもありますが、この軽さと携帯性はなかなかのものです。片手で持てて、
ポケットにも入り、寝転がって長時間触っていても疲れません。
また、iPad2は音質がイマイチで動画を観るのが苦痛だったのですが、iPod touch5では動画
もそれ程不快感なく観られるので、画質・音質ともにiPad2よりもいいような気がしています。
聞くところによると、iPad miniと比べても、iPod touch5のほうが画質はいいそうです。
ただ、欲を言えば、家の中でしか使わない私的には、もうひと回り大きくても良かったかな。。。

ちなみに、主人はiPad miniはAppleが焦って発売を急いだように感じると言っています。評判
もあまり良くないようなので、スペックアップされた次のモデルを待ったほうが良さそうです。
個人的には、更に小型化されるといいなと思っています。

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世界フィギュア2013の日本代表選手 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの全日本選手権大会も終わり、来年2月に大阪で開催される四大陸選手権
と3月にカナダで開催される世界選手権の代表選手が決まりました。
四大陸、世界選手権ともに、男子シングル代表に羽生結弦選手、高橋大輔選手、無良崇人選
手、女子シングル代表に浅田真央選手、村上佳菜子選手、鈴木明子選手、そしてアイスダンス
代表にキャシー・リード&クリス・リード組が選出されました。また、世界ジュニア選手権の代表
には、田中刑事選手、日野龍樹選手、宮原知子選手、本郷理華選手が選ばれました。

代表選手達の顔ぶれを見ると、全日本選手権の結果で順当に選ばれた感じです。
女子はともかく、男子の四大陸と世界選手権代表メンバーが全く同じことに少々驚きましたが、
四大陸は日本開催でもありますし調整試合としてとらえ、五輪の枠取りがかかる世界選手権に
弾みをつけようといったところでしょうか。十分に世界で戦える実力を持つ織田信成選手と小塚
崇彦選手が代表から外れたことは、日本男子の層の厚さを物語っていると思います。
それにしても、高橋選手と羽生選手だけでも熱戦必至なのに、世界の強豪達が集まる世界選
手権男子シングルは観戦する側も(いい意味で)疲れそうです。

一方女子シングルは、世界女王のカロリーナ・コストナー選手やキム・ヨナ選手がGPSを欠場し
たので、世界選手権で初めてトップ選手達が顔を揃えることになるかと思います。今季快進撃
を続けている全日本女王の浅田選手がどのような戦いぶりを見せてくれるのか興味深いところ
ですね。只今キャンペーン中の3Aも四大陸では解禁となるのでしょうか。ただ、闘志に火が点
いたのならいいのですけれど、浅田選手のスケートは商売と直結していると思われる節があり、
いささか焦りによる大技連呼のようにも感じられます。世界選手権は五輪の枠取りもかかって
いることですし、採点も全日本ほど甘くならない可能性もありますから要注意だと思います。

さて、来季で引退を表明した鈴木明子選手ですが、全日本では精彩を欠き、惜しくも表彰台を
逃してしまいました。年齢を考えても、やはり連戦の疲れがあったのかもしれませんね。高橋
選手と無良選手に慰められるシーンがテレビに映し出された時は、じ~んときてしまいました。
実は私の主人が鈴木選手の演技のファンで、「フィギュアスケートが好きという気持ちが、全身
から溢れている」と言います。四大陸と世界選手権では納得のいく演技ができるといいですね。

ところで、昨季の世界選手権で銅メダルを獲得した高橋成美&マーヴィン・トラン組がペアを解
消したそうです。やはり、五輪出場を阻む国籍問題は大きかったのでしょうか。大好きなペアだ
っただけにとても残念です。高橋選手は早急に新しいパートナーを探すとのことですが、10月に
受けた肩と膝の手術後の経過が気になります。高橋選手が順調に回復して、両選手ともに良
いパートナーと出会えることを願っています。

2013年1月30日追記:
報道によると、高橋成美選手の新パートナーは、2011年世界ジュニア選手権男子代表の木原
龍一選手に決まったようです。木原選手は身長174㎝の大型スケーターだそうです。
二人は佐藤有香&ジェーソン・ダンジェン夫妻に師事し、米デトロイトに練習拠点を置くことになっ
たとのこと。ソチ五輪を目指してがんばってください。

2013年2月7日追記:
アイスダンスのリナ・オイ&水谷太洋組、平井絵己&マリオン・デ・ラ・アソンション組が四大陸
選手権に出場するようです。

2013年2月25日追記:
世界ジュニアには田中刑事選手に代わって宇野昌磨選手が出場するようです。

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全日本フィギュアスケート選手権2012 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの全日本選手権大会が開催され、男子シングルで羽生結弦選手が初優勝、
高橋大輔選手が2位、無良崇人選手が3位となりました。また女子シングルでは、浅田真央選
手が優勝、村上佳菜子選手が2位、全日本ジュニア・チャンピオンの宮原知子選手が3位でした。
そしてアイスダンスでは、キャシー・リード&クリス・リード組が優勝しました。

選手達の気迫と個性がぶつかり合う男子シングルは見応えがありましたね。特に高橋選手と
羽生選手によるハイレベルな優勝争い、織田信成選手と無良選手による僅差の3位争いが熾
烈でした。若手の中では宇野昌磨選手の演技が好きで、今後の成長を楽しみにしています。

本番で安定して実力を出せる羽生選手のメンタルの強さには、ただただ驚嘆です。SPの演技
は圧巻、高難度ジャンプを後半にまで詰め込んだFSも最低限のミスに抑え、最後まで滑りきる
ことができたようにお見受けします。やはりオーサー・コーチの戦略はお見事ですね。
高橋選手のFSの演技は神がかっていて、細かいミスを気にするのは野暮と言いたくなるような、
そんな異次元のものでした。ただ、勝負と言う観点からすると、回転不足やレベルの取りこぼし
は痛いミスということになるのでしょう。それにしても、一部の熱狂的なファンには引きます。
そしてジャンパー好きの私としては、無良選手の豪快で力強いジャンプは大好きです。壮大で
優雅な羽生選手のジャンプとはまた一味違う魅力があります。

一方女子のほうは、昨年に続き物足りなさが残る大会となりそうなところを、ジュニアの選手達
が盛り上げてくれました。特に本郷理華選手、加藤利緒菜選手、松田悠良選手の演技に目が
留まりました。3位に入った宮原選手も頑張りましたね。ただ、シニアのトップ・スリーがほぼ固
定化してしまって、切磋琢磨とは程遠い状態にあるのが気になります。せめて安藤美姫選手の
復帰が今大会に間に合っていれば…と残念に思います。

また、若手の成長についても、他のライバル国と比べるとどうなのかなと少々心配になります。
以前、村上選手が「真央ちゃんが金で、私は銀がいい」というニュアンスで話している映像を観
たことがあります。本気で言ったのか、はたまた浅田選手と熱狂的なファンに遠慮したのかは
分かりませんが、将来を期待される若手にこのような発言をさせてしまうムードが日本女子シン
グルにはあるように感じられ、強い違和感を覚えました。今は村上選手をはじめ若い選手達が、
真剣に「浅田選手に追いつき、追い越したい」と思っていることを願います。

ところで、今季も浅田選手の3Aキャンペーンが本格的になってきて、少々うんざりしています。
前振りは必要ないので、本人に自信があるのなら、ただコーチを説得して跳べばいいことです。
まあ、コーチから許可が出ないということは、厳密には練習でも微妙なのでしょうけれど…
また、本人は3-3も跳びたいそうです。チート技術に頼らずにすむよう、スピードの中でジャンプ
を跳び、着氷できる勇気と筋力をつけましょうね。くれぐれも昨季の二の舞にならぬよう慎重に。。。
そして「レベルアップ」と言うなら、五輪銀、優勝を争うトップ選手としてのプライドを持ち、せめて
得意(?)とされるフリップくらいはもう少しきれいにトウを突く練習をしてもらいたいものです。

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城田憲子氏「今のままでは真央はヨナに勝てない」の波紋 [フィギュアスケート]

スポーツ報知に掲載されたコラム『城田憲子の目』に対して、一部の熱狂的な浅田真央選
手のファンから批判が起こっているようです。城田氏は、「今のままでは、真央はヨナに勝て
ない」「残念ながら現時点で2人の差は「大人」と「子供」ほどある」「(浅田選手がキム選手
に勝つためには)ジャンプの精度を上げるしかない」などとし、一方で「(浅田選手の)スピン
や曲のストーリーをつかむ能力とプログラムは問題ない」と評価したそうです。

さて、2人に「大人」と「子供」ほどの差があるかどうかはさて置き、キム選手の復帰戦での
演技を見ると、浅田選手がソチを勝ちに行くためには、ジャンプの精度を上げる必要がある
というのはあながち間違っていないようにも思います。
ロングエッジ、極端な氷上回転、ツーフットなどの癖を持ち、素人目にも容易に分かる回転
不足ジャンプも少なくない浅田選手は、概してキム選手ほどのジャンプのGOEは見込めな
い傾向にあります。今シーズンは高いPCSも幸いして好成績を収めてはいますが、最近の
浅田選手には「ライバル選手達のミス待ち」という印象があり、試合の度にいくつ回転不足
を取られるか冷や冷やします。

もちろんフィギュアスケートはジャンプだけではないですけれど、ことシングル競技において
は、やはりジャンプありきだと思います。そういう意味では、成人した大人のシニア女子選
手の中で3Lz-3Tを安定して決めることのできるキム選手は別格な気がしてしまいます。
また自然な流れの中で跳ぶキム選手のジャンプは、観る側に余計な緊張感を与えません。
そして何よりも、復帰を決めて真剣にトレーニングしてきたことが伺い知れる肢体の美しさ。
こういうことを何気なくさらっと成し遂げてしまうところにも、キム選手が一流のアスリートだ
と感じます。むしろGPFでの浅田選手のほうが、休養明け選手のような体形に見えました。

現時点でスピンとステップは浅田選手のほうがリードしていますが、今後キム選手も筋力、
体力を補強しつつレベルを上げてくるでしょうし、浅田選手にとってジャンプを強化するのは
必須ではないかと思われます。ファンにしてみれば耳の痛いことかもしれませんが、少々
厳しめではあるものの至極もっともな見解を目にして日本スケート連盟に抗議電話をかける
など、大人気ない迷惑行為は慎んでもらいたいものですね。それとも、昔アイドルのために
リクエスト葉書を書くバイトの話を聞いたことがありますが、クレームという組織票でしょうか。。。

ところで、現在クロアチアのザグレブで開催されているゴールデンスピンに世界女王カロリー
ナ・コストナー選手が出場しています。SPの映像を観ましたが、初披露にしては素晴らしい
演技でした。浅田選手のライバルは、何もキム選手だけではないのですよね。
今季GPSの女子シングルは少々地味だったので、役者が揃う世界選手権が楽しみです。

2013年1月7日追記:
キム選手が韓国選手権で優勝し、3月の世界選手権の代表選手に決まりました。
SPでは転倒や3Lzが1回転になるなどのミスがありましたが、ステップからの3Fに3Tをつけて
3-3のコンビネーションにするという素晴らしいリカバリーを見せ、FSでは3Lz-3T、3F、3Lzを
含む全てのジャンプを着氷してほぼノーミス。1年8ヶ月ぶりに競技に復帰して2戦目の選手と
は思えない安定した演技で、復帰早々、世界のトップに躍り出た感があります。
城田氏の言葉通り、今のままでは浅田選手は自力ではキム選手に勝てないかもしれないで
すね。キム選手にノーミスされてジャンプで点差をつけられると、スピンとステップで埋めるに
は限界がありそうです。可能性はほぼ無いとは思いますが、もし3Loまで跳ばれてしまったら…

2013年2月17日追記:
四大陸選手権で、浅田選手がSPで3A(認定)、FSで3A(UR、ツーフット)と3F-3Lo(UR)を跳
びました。転倒はなかったものの、相変わらず微妙なジャンプのオン・パレードでした。
ジャンプの質を上げる地味な努力を放棄し、華やかな大技の見た目の成功に走っているよう
にもお見受けしますが、審判のさじ加減頼みの妖し気なジャンプをいつまで跳び続けるつもり
なのでしょうね。アスリートの姿勢としては疑問を感じますが、スポンサー付タレントだから別
にいいのかな。。。それにしても、試合で多用する3Fの歪さには閉口しますし、FSの3Aが回り
切っている、あるいは回り過ぎているように見えるヲタさん達の存在には驚くしかありません。

2013年3月18日追記:
世界選手権でキム選手が、SPで3Fにeがついた以外はミスの無い演技で2位のコストナー選
手に20点以上の差をつけて圧勝しました。浅田選手はジャンプで大差を付けられて3位でした。
それにしても、キム選手はすごい選手ですね。結局、城田氏の見解通りではないですか。。。
ところで、浅田選手の3Aの着氷はたいていツーフットですが、技術的に片足で着氷できないの
か、それとも最初から片足で着氷する意思が希薄なのか、どちらなのでしょうね。残念ながら、
浅田選手は「精度」と「質」という言葉の意味を十分に理解していないようです。
佐藤コーチの「究極のスケーター」は、おそらくキム選手のようなスケーターのことを言うのでし
ょうが、果たしてタレント・スケーターの浅田選手は「究極のスケーター」になれるのでしょうか。

2014年2月21日追記:
ソチ五輪でキム選手が銀メダルを獲得しました。個人的に、怪我の影響もあり調整が遅れ気味
な印象を受けていましたが、SPもフリーもほぼノーミスの演技は流石だと思います。
一方、浅田さんはSPでジャンプ・ミスを連発、PCSで救済されて16位という有様。大人の事情で
日本に気を遣ったかのような大甘判定のフリーで追い上げたものの結果は6位でした。
回転不足やエッジ・エラーを取られても転ばなければ成功ジャンプとの認識しか持てない浅田さ
んは、やはりキム選手には勝てなかったですね。ただ、少々胡散臭さは残るものの、6位は上出
来だと思います。尤もメダル争いと最終滑走という緊張の中で確実に結果を出す選手と、メダル
争いには絡まない比較的プレッシャーの少ない状況で開き直り、ジャンプにしか気を配っていな
いかのような印象の薄い見た目だけノーミス演技で満足するタレント・スケーターを比較するのも
ナンセンスだとは思いますが…
また、試合後の言動などから伺い知れる人となりについても、キム選手に軍配が上がりそうです。

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テレビ朝日ドラマ『相棒11』 [日常]

現在、私が唯一リアルタイムで観ているドラマがテレビ朝日で放送されている『相棒11』
です。シリーズがスタートした当初からのファンで、DVDや再放送も含めると、かなりの
時間をこのドラマの鑑賞に費やしています。

さて、『相棒』というと、水谷豊さん演じる杉下右京が主人公ですが、その相棒も今シリー
ズで3人目。1人目は寺脇康文さん演じる亀山薫、2人目は及川光博さん演じる神戸尊、
そして3人目は成宮寛貴さん演じる甲斐享です。

正直なところ、どうも及川光博さんの演技が苦手で、神戸尊の時だけは最初よくパスしま
したが、次第に慣れたのか再放送の頃にはあまり気にならなくなっていました。
一方、成宮寛貴さんの演技は、及川さんとは違い本職が俳優なだけあって、取り敢えず
観ていて安心します。もともと個人的にあまり好きな俳優ではなかったので心配だったの
ですが、始まってみるとなかなかいいコンビに見えなくもないです。

でも、やはり寺脇康文さん演じる亀山薫が一番良かったかな。。。
何と言っても、2つの異なるキャラクターのインパクトが大きかったです。
亀山薫の存在が杉下右京をより魅力的に見せていたと思います。
そして、その逆も然りでしたが…

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ISU GPファイナル2012とキム・ヨナ選手の復帰戦 [フィギュアスケート]

ロシアのソチでフィギュアスケートのグランプリ・ファイナルが開催され、男子シングルで高橋
大輔選手が優勝、羽生結弦選手が2位、パトリック・チャン選手が3位、ハビエル・フェルナン
デス選手が4位、小塚崇彦選手が5位、町田樹選手が6位となりました。また女子では浅田
真央選手が優勝、アシュリー・ワグナー選手が2位、鈴木明子選手が3位、キーラ・コルピ選
手が4位、エリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手が5位、クリスティーナ・ガオ選手が6位でした。
男女ともに、日本選手が表彰台の2つずつを占める大活躍でしたね。

さて、男子の演技で最も興奮したのは、見事なクワド・ジャンプを3回決めたフェルナンデス選
手のフリーです。SPでは5位と出遅れたもののフリーでは1位となり、3位のチャン選手に0.04
ポイント差に迫る追い上げを見せました。男子のクワド合戦はどこまで行くのでしょう。。。
SPでのミスが響いて2位となった羽生選手はとても悔しそうでしたが、高橋選手とはお互いが
良い刺激になっているようです。今後も切磋琢磨してソチを目指して欲しいと思います。また、
羽生選手には近い将来、高橋選手に続く日本のエースとして頑張ってもらいたいですね。
今大会のチャン選手は今ひとつ調子が良くないようで、フリー終盤の2A-2Tがノーカウントに
なるミスや転倒もありましたが、それでもやはりスケーティングの素晴らしさはピカイチでした。

そして女子のフリーでは、鈴木選手、ワグナー選手と上位選手がミスを連発した後、浅田選手
にも連鎖反応的にミスが出ないか心配しましたが、落ち着いて演技を終えることができて良か
ったです。ご本人はフリーの前に弱気になっていたそうですが、腰痛が深刻というより、むしろ
フリーに対する苦手意識による精神的な要因のほうが強いような印象を受けました。
ワグナー選手はフリーで前のめりに激しく転倒後かなり痛そうでしたが、最後まで全力で演じ
切ったのは立派だったと思います。全米女王としての誇りと意地を感じます。
鈴木選手はメンタルの問題なのか、なかなかSPとフリーを揃えることができずに悔しい試合が
続いています。その詰めの甘さが、後一歩のところでトップに届かない一因なのでしょうね。
また、トゥクタミシェワ選手の誤魔化しのない潔いジャンプはいつ観ても気持ちが良いです。

ところで、心待ちにしていたキム・ヨナ選手の復帰戦の映像を観ました。
スピンやステップではレベルの取りこぼし、ジャンプでは転倒もあり、さすがにバンクーバー五
輪時と同じレベルとまではいきませんでしたが、長期休養明けとは思えない3Lz-3Tの成功や
独特のオーラ、やはり侮れない選手です。あっさりワールド出場のミニマムスコアをクリアしま
した。今の女子シングルには今ひとつ物足りなさを感じているので、キム選手の復帰は嬉しい
限りです。あとは安藤美姫選手が復帰してくれれば…
それにしても、復帰戦で高難度の3-3を着氷されてしまい、更にはB級大会とはいえSP72.27、
フリー129.34と高得点までマークされ、激しく動揺したアンチと某タレントスケーターの熱狂的
なファンによると思われるダブルスタンダードな妄想系コメントの数々には大いに笑わせてもら
いました。コメント数も浅田選手以上と思われ…すごい注目度です。

2013年1月7日追記:
キム選手が復帰第2戦となる韓国選手権でSP、FSともに1位で優勝しました。
SPでは転倒や3Lzが1回転になるなどのミスがありましたが、ステップからの3Fに3Tをつけて
3-3のコンビネーションにするという素晴らしいリカバリーを見せ、またFSでは3Lz-3T、3Lz、3F
を含む全てのジャンプを着氷し、ほぼノーミスの演技を披露しました。
とても1年8ヶ月ぶりに競技に復帰したばかりの選手とは思えない貫禄ですね。

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