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世界フィギュアスケート選手権2014 [フィギュアスケート]

フィギュアスケートの世界選手権が埼玉で開催され、男子シングルの羽生結弦選手が金メダル、
町田樹選手が銀、スペインのハビエル・フェルナンデス選手が銅を獲得しました。小塚崇彦選手
は6位に入賞しました。一方、女子シングルでは浅田真央さんが金、ロシアのユリア・リプニツカ
ヤ選手が銀、イタリアのカロリーナ・コストナー選手が銅メダルを獲得。鈴木明子選手は6位入賞、
村上佳菜子選手は10位という結果となりました。そして、日本は男女ともに3枠を維持しました。

男子の優勝争いは0.33ポイント差の接戦で、正直、羽生選手と町田選手のどちらが勝っても可
笑しくなかったと思います。町田選手の「エデンの東」は本当に良かったですね。フェルナンデス
選手はFSで痛いミスがあったのが残念ですが、思わず顔が綻ぶような素敵な演技でした。
そして、アメリカの3枠復活、中国とロシアの2枠獲得が他国のことながら嬉しいです。予定調和
的な逆転劇よりも、この3国の枠の行方のほうが気になっていたくらいです。マキシム・コフトゥン
選手もハン・ヤン選手も会心の演技ではなかったものの、大役を果たした安堵感からかキスクラ
での笑顔が印象的でした。特にハン・ヤン選手のスケーティングやジャンプは好みなので、つい
期待も大きく膨らみます。カナダは2枠に減りましたが、パトリック・チャン選手欠場の中よく頑張
ったと思います。しばらく休養した後、チャン選手には是非競技に復帰して欲しいですね。
また、ジェレミー・アボット選手とトマシュ・ベルネル選手の現役最後(?)の滑りも感動ものでした。

女子シングルでも私の関心はロシアとアメリカの枠取りに向ってしまいました。ロシアは3枠獲得、
アメリカも3枠を維持しました。めでたし、めでたし。。。韓国は2枠。ただ、中国は1枠に…
ソチの金、銀メダリストが不在とはいえ、浅田さんは日本開催の大会では本当に強いですね。
2位のリプニツカヤ選手は転倒こそありましたが、大崩れしないのは流石だと思います。
カロリーナ・コストナー選手の「アヴェ・マリア」はやはり最高でした。アボット選手の「エクソジェネ
シス」と並んで何度でもリピートしたくなる私の超お気に入りです。
そして、アンナ・ポゴリラヤ選手の4位入賞に主人が大喜び。本当にいい演技でしたね。
鈴木選手も笑顔で競技生活を終えることが出来て良かったです。ただ、主人は残念そうですが…
あと、3-3は入っていないものの、9位の韓国パク・ソヨン選手の<もeもないFSが目を惹きました。

ところで、羽生選手はジャッジの評価も高く、いろいろな意味で強運の持ち主ですよね。私的に
は少々採点が甘いように感じるところもありますが、今回の優勝も過去の実績と2種クワドを含む
高難度構成の賜物なのでしょうね。ここぞという時のガッツと集中力は素晴らしいと思います。
ただ、各要素と振付をこなしているだけにしか見えないFSが何とも…挑戦者としてならそれでも
十分かもしれないですが、立派な成績を持つ王者の滑りとしては物足りなさが残ります。
そして、私の主人が「ナルシシスティックな計算された演技」と表現する、FSの最後に氷の上に
へたり込む大袈裟なパフォーマンスも、正直見飽きてきました。特に今大会はやり過ぎ。主人を
始め、一緒にテレビ観戦していた男性陣はドン引き、女性陣も皆さん苦笑いという感じです。
ドラマチックに自分を飾るのがお好きなようにお見受けしますが、リンクの内でも外でも過剰演出
は逆効果になる可能性もあることをお忘れなく。それより、もっとスケーティング磨きましょうね。

2014年4月9日追記:
今季で引退と目されていたアボット選手はどうやら迷っているご様子です。

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