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世界ジュニア選手権2014でロシア女子が表彰台を独占 [フィギュアスケート]

ブルガリアのソフィアで開催された世界ジュニアフィギュアスケート選手権の女子シングルで
ロシアが2年連続で表彰台を独占しました。優勝は昨季に続きエレーナ・ラディオノワ選手、
2位はセラフィマ・サハノヴィッチ選手、3位はエフゲニア・メドヴェージェワ(メドベデワ)選手。
ロシアの勢いは一体いつまで続くのでしょう。。。ほんとうに恐ロシアです。

さて、ラディオノワ選手は2連覇達成ですね。女子の世界ジュニア連覇は初めてだそうです。
技術力良し、演技力良し、スター性良し、性格良し(多分)。15歳という若さで振付を完全に
自分のものにして楽しそうに滑る彼女の姿には魅了されっ放しです。音取りや身のこなしに
もセンスの良さを感じますし、演技中の表情も実に魅力的。とにかく可愛い。。。
そして、3位のメドベデワ選手の演技には何とも言えぬ品の良さ、美しさがあり、目を惹かれ
ました。容姿にも恵まれ、まだ14歳だとのことなので、今後の成長が楽しみです。

ところで、日本代表の宮原知子選手は3位と0.74ポイント差で惜しくも4位、本郷理華選手は
8位となり、女子は3枠を獲得しました。目立つミスの少ない丁寧な演技が魅力の宮原選手
の一番の課題は、やはり時々取られてしまうジャンプの回転不足なのでしょうね。。。
また、男子代表の宇野昌磨選手が5位、田中刑事選手が7位となり、男子も3枠を獲得しまし
た。宇野選手には高橋大輔選手のような表現者としての資質を感じます。スピンもステップ
も全てレベル4を取れていますから、あとはジャンプですね。シニアでは3Aは必須。3Aの完
全な習得と安定が待たれます。Lzのエッジ・エラーも直るといいのだけれど。。。

いろいろと欲を言えば切が無いのですが、日本は男女とも3枠に戻すことができて、とりあえ
ず良かったです。ただ、特に近々主力選手達の引退が予定されている女子には、厳しい冬
が到来しそう(将来的には男子も安泰というわけではなさそう)ですね。もっとも私個人として
は、国籍に関係なく勝負の行方や好みの選手の演技を楽しむのが基本的なスタンスなので、
特に大きな問題ではないのですけれど…
そういえば、お隣の韓国からも気になる女子選手が出てきました。6位に入ったチェ・ダビン
選手で、PCSは高くないものの、3Lzと3Fを2回ずつ入れたFSをクリーンに滑り切っています。

ちなみに、男子の優勝はカナダのナム・グエン選手、2位はロシアのアディアン・ピトキーエフ
選手、3位はアメリカのネイサン・チェン選手でした。この3選手の中では、ピトキーエフ選手の
演技が一番好きです。とにかくジャンプが高くて綺麗。3Aや3Lzも軽々と跳んでいるように見
えるので、近い将来クワドまでいけるのではないかと期待しています。また、今大会ではミス
が出ましたが、6位の中国代表ボーヤン・ジン選手のFSはクワド3回の構成になっています。
そして、優勝したグエン選手は日本開催の世界選手権にも出場を予定しており、残念ながら、
パトリック・チャン選手は欠場のようです。

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