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ジャンプのGOEと得点の危険な関係 [フィギュアスケート]

国際スケート連盟会長が12日に記者会見し、21日に東京で開幕予定の世界フィギュアについて「まだ開催できるとは言えない」と話したそうです。東日本大震災や、東京電力福島第1原発1号機で起きた事故を重大視してのことのようです。

さて、「フィギュアスケートはジャンプだけではない」とは言うものの、やはりジャンプには、観る側にとって「これぞスポーツとしてのフィギュアスケートだ」という醍醐味があると思います。そして、何よりも、ジャンプはフィギュアスケートにおける最大の得点源です。

多少のバラつきはあるものの、普通、成功ジャンプにはプラスのGOE、失敗ジャンプにはマイナスのGOEがつくものだと思います。しかし、中には、ジャッジによってプラスからマイナスまで極端に幅のあるGOEをもらう傾向の強い選手もいるようです。

プラスからマイナスまで幅広いGOEがついたジャンプの中には、実際には完全にクリーンとは言い難いグレーゾーンの怪しいジャンプも少なくないように見受けられます。ですから、同じ様に演技したとしも、その時のジャッジの見る目の厳しさによって、簡単に得点が上下してしまう可能性を含んでいると思います。要するに、結果は運任せ、ジャッジ任せ、ということになりがちです。自分ではそこそこにいい演技をしたつもりでも、意外と点数が伸びないなんていうことも無きにしもあらずです。運がいいと、その逆も然りですが…

ところで、高得点を出した演技直後のインタビューで、「素晴らしい演技でしたね」と言われて、「ちょっと点数が出過ぎかなと思うんですけど…」とか、「いくつか小さなミスはあったので…」というような答え方をする選手がいます。一方、運が良かったことに気づいているのかいないのか、明らかにミスを見逃されているにもかかわらず、ニコニコ顔で上機嫌な選手もいます。どちらのタイプの選手がより高い向上心を持っているかは、言うに及ばないですね。

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