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映画『Sid and Nancy(シド・アンド・ナンシー)』(1) [映画]

『Sid and Nancy(シド・アンド・ナンシー)』は、セックス・ピストルズのベーシスト
だったシド・ヴィシャスとその恋人だったナンシー・スパンゲンのエキセントリックな
関係を、当時の音楽シーンにも触れながら描いた映画です。

感想を一言で言うと、「共依存」のお話です。
「麻薬中毒者を美化し過ぎている」という批評を聞くこともありますが、
私は、何度観ても、美化されているようには感じないです。
また、純粋なラブ・ストーリーにも感じません。
最大のテーマは、やはり「共依存」だと思います。

ナンシーはとてもIQが高かったそうです。でも、当時の医学では十分に解明されて
いなかった生まれながらの障害を持っていて、本人も家族も大変だったようです。
シドも幼少期から家庭環境に恵まれない面があったようですし、そんな若い二人が
シンクロしたのだろうと思います。

映画の中ではナンシーの死が直接描かれていますが、現実の世界では、彼女の
後を追うように、シドも悲劇的な最後を遂げます。

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