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ISU GPS スケート・アメリカ2014(アメリカ大会) [フィギュアスケート]

2014-2015シーズンのISU GPS(グランプリ・シリーズ)が開幕しました。
その第1戦となるスケート・アメリカ(Skate America)が米イリノイ州シカゴで開催され、男子
シングルに出場した町田樹選手が優勝、女子シングルの今井遥選手は8位でした。

さて、男子シングルは2位のジェイソン・ブラウン選手に30ポイント以上の差をつけた町田選手
の圧勝でした。町田選手の今シーズンのプログラムも素敵ですね。FS後半で3Aの予定が2A
になったのが残念でしたが、初戦の演技としては素晴らしい出来だったのではないでしょうか。
そして、2位のブラウン選手。ジャンプ好きの私としては難易度に物足りなさを感じるはず…な
のですが、ここのところ不思議と気になりません。最初から最後まで目が釘付けです。転倒も
何のその、すごい演技力。クワド・ジャンプがなくても十分に楽しめました。
3位のナム・グエン選手はSP7位からFS2位で追い上げ、GPS初参戦&初表彰台はお見事。
4Sも綺麗に決まりました。それにしても、ブライアン・オーサー氏の指導力は凄いですね。

一方、女子シングルはエレーナ・ラディオノワ選手がSP2位からの逆転でGPS初優勝。ラディオ
ノワ選手は演技に大人っぽい雰囲気が出てきましたね。3Lzで着氷が乱れてもセカンドにしっか
り3Tを付けるなど、大きく崩れないメンタルとガッツは立派。可憐さと強さとスター性を併せ持ち、
人前で演じるのが天職というような印象を受けます。とにかく笑顔が魅力的。
2位のエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手は今シーズン既に3試合で優勝しており、連戦の疲
れからかFSでは少々精彩を欠いてSPのトップから順位を落としましたが、決まったジャンプの
質は群を抜いていると思います。何と言っても、ルッツとフリップの跳び分けが完璧なのは強み
ですね。素晴らしいジャンパーの復調の兆しに胸が躍ります。やっぱり大好きな選手です。
3位のゴールド選手は、ルール変更によりFS後半の2S-2T-2Tがノーカウントになったのがもっ
たいなかったですね。不謹慎ながら、演技よりもお顔の美しさに見惚れてしまいます。

ところで、今シーズンからシングルでもヴォーカル入り楽曲の使用が可能になったのですが、
個人的にどうしても馴染みません。音楽の選り好みが激しい私としては、長くても5分に満たな
いクラシックやインストゥルメンタルがギリギリ許容できるところだったので、正直、今シーズン
の試合観戦には辛いものがあります。ラディオノワ選手のSPも何もヴォーカル入りでなくてもい
いのに…と思いますし、ジェレミー・アボット選手のSPも音楽は苦手です。断然FPのほうがいい。
ルールを元に戻して欲しいです。ただ、町田選手の「第九」は大丈夫でした。

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