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STAP細胞騒動とアカデミアの闇 [ニュース・話題]

自殺者まで出したSTAP細胞騒動。その検証実験は困難を極めているようです。

おそらく国民の大半がその存在に疑問を持っているであろうSTAP細胞ですが、そもそも
キーパーソンである小保方晴子さん以外にその存在を確認した方はいないようですね。
私的には、百歩譲って小保方さんの「勘違い」なのではないかと思っています。

たまたま小保方さんの記者会見の一部をテレビで観たことがあるのですが、個人的な印
象は研究者や科学者というよりもタレントで、(主人によると)小奇麗にまとめられた髪型
が特に目を惹きました。失礼ながら、その立派な肩書きにも違和感を覚えた私の正直な
感想は「あ~、広告塔なのね」。そして、ある人物を思い出しました。

私のかつての友人(主人が付き合いを嫌がるので今はただの知り合い)が現在、某国立
大学の付属組織で客員准教授という職に就いています。ただ、彼女にはその分野の専
門知識はほぼ皆無、発表した論文もありません。そして、関連の深いNPO法人に所属し
ています。また、某タレント事務所にも席を置いており、容姿はなかなかのもの。要するに、
大学側はPRや資金調達の目的もあって素人の彼女に形ばかりのポストを用意している
のです。もともと彼女自身も上昇志向が強く、手段を選ばない大胆な一面のある人でした。

もちろん、世界が注目するSTAP細胞の研究者である小保方さんと有名大学の付属組織
とはいえあまり話題性もない准教授とは名ばかりの学部卒のタレントを同列に語ることは
できませんが、次元の差こそあれ、似たような状況ではないかとふと感じた次第です。

ところで、友人の多くが博士号を持っている私の主人は「優秀な人材が専門職にも就けず、
ろくに知識もない素人が要領よくポストを奪っていく」と嘆きますが、確かにその通りだとは
思うものの、どんなに素晴らしい研究でも資金がなければ継続できないですし、世渡りの
上手さも才能の一つではないかと思ったりもします。アカデミックな世界も人間関係やお金
が絡むと清廉潔白というわけにも行かない部分があるのでしょう。ただ、嘘や不正、人の
道に外れた行為は論外ですけれど。。。今回の件は、ノーベル賞や国からの予算を意識し
過ぎて欲が出たのか、理研も小保方さん個人も度を越えてしまいましたね。

タグ:STAP細胞

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