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ISU GPS スケート・アメリカ 2013(アメリカ大会) [フィギュアスケート]

2013-2014シーズンのISU GPシリーズ初戦スケート・アメリカ(Skate America)が開催され、男子
シングルで町田樹選手が優勝、高橋大輔選手が4位、小塚崇彦選手が6位という結果になりました。
また、女子シングルでは予定通り浅田真央さんが優勝、アイスダンスではキャシー・リード&クリス・
リード組が5位となりました。

町田選手は2位のアダム・リッポン選手に約24ポイント、3位のマックス・アーロン選手に約27ポイン
トの差をつける圧勝でした。ジャンプに安定感があり、SPもFSも素晴らしい演技でしたね。町田選
手の大躍進で、ますます男子五輪代表争いの行方が分からなくなってきました。全日本が楽しみ。
高橋選手と小塚選手はジャンプのミスが目立ちましたが、これから精度を上げていけるといいので
すけれど…ただ、小塚選手の今季プログラムは本人の良さが出ていて結構好きです。でも、高橋
選手のプログラムは今ひとつピンとこなくて、個人的に選曲ミスではないかと思ってしまいます。

一方、女子シングルの2位はアシュリー・ワグナー選手、3位はエレーナ・ラディオノワ選手でした。
ワグナー選手はシーズン序盤から3-3を組み込んできましたね。個人的に好きなタイプの選手では
ないのですが、全米女王としての貫禄十分な存在感ある演技には感心させられます。
ラディオノワ選手は今かなりお気に入りの選手です。演技中の笑顔が何とも愛くるしくて14歳という
年齢のわりに所作もきれい、ジャンプ、スピン、ステップと全て揃っていて演技に惹き込まれます。
FSの冒頭で失敗した3-3の中盤でのリカバリも素晴らしかったですね。

さて、優勝した浅田さんですが、3Aのツーフットにはますます磨きがかかり、この人にとってはツー
フットも成功ジャンプの範疇なのだなと思いました。本来フィギュアスケートのジャンプは片足で着氷
するものなのですけれど、最初からやる気満々のツーフットですものね。跳べないジャンプをあたか
も跳べたかのように見せかけ、認定と転倒防止のみならずジャッジによる(うっかり)見逃しの一石
三鳥を狙うかのような狡猾で姑息な技術には、ただただ呆れるばかりです。やはり浅田さんはアス
リートではなく、フィギュアスケートをお仕事にしているタレントですね。この摩訶不思議な技術は引
退後のアイスショーででも存分に披露することにして、これ以上競技会での使用は控えていただき
たいものです。そして、取ってつけたように振付をこなすだけにも見える情緒の感じられない雑な演
技。個人的に、キム・ヨナ選手が本物のフィギュアスケートの演技を若い世代の選手達にお手本と
して示してくれたことに安堵感を覚えずにはいられません。アスリートとして志の低いタレント・スケ
ーターの浅田さんが女子のトップに君臨していたかもしれないことを思うとゾッとします。

ところで、浅田さんはFSでは3Aを片足で着氷できるかもしれないと思って試みた結果、UR判定を
もらい、転倒したようですね。残念ながら、FSでの3Aが現時点での実力かと思われます。
また、ご自分で「私にしか出来ない8トリプルの高難度構成」的なことを言わないほうがいいのでは…
品性が疑われますし、実際には跳べていないですからね。それにしても、冗談のような高いスコア
には毎度のことながら驚かされます。

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