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ISU GPS NHK杯 2012(日本大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS 第6戦NHK杯が開催され、男子シングルで羽生結弦選手が優勝、高橋大輔選手が
2位となり、共にファイナル進出を決めました。3位はロス・マイナー選手でした。
また、女子シングルでは浅田真央選手が優勝、鈴木明子選手がSP5位からフリーで追い上
げて僅差の2位となり、揃ってファイナル進出を決めました。3位は長洲未来選手でした。
そして、アイスダンスのキャシー・リード&クリス・リード組は5位という結果になりました。

羽生選手は、先月アメリカ大会でたたき出したSP歴代最高得点を自ら更新しての優勝。
カナダに拠点を移した成果が演技全体に感じられました。フリーではミスもありましたが、4T、
4Sと2つのクワドジャンプに後半2つの3Aというジャンプ構成はなかなか見応えがあります。
そして、高橋選手の演技には個人的にしつこさを感じることもあり、正直どちらかと言うと苦手
なのですが、近年は個人の好みを超えたオーラのようなものに圧倒されます。
両選手には、今後も日本のフィギュアスケート界を牽引していって欲しいですね。
ただ、1試合で複数クワドが当たり前になりつつある男子シングル、くれぐれも怪我なきよう。。。

鈴木選手のフリーの演技は素晴らしく、つくづくSPでのジャンプミスが痛かったですね。
浅田選手のフリーの演技にはスピードも覇気もなく、3つのトリプルジャンプがダブルに、1つ
がシングルになったので鈴木選手の逆転優勝かと思いきや、SPの貯金が効いて0.05点差
で浅田選手が逃げ切りました。巷では物議を醸しているようですが、実際、どちらが優勝で
もおかしくない勝負だったのではないかと思います。浅田選手は長年磨き続けたチート技術
が仇となり、スピードとジャンプの両立に苦労しているようにもお見受けします。
ところで、男子に比べて、概して最近のGPS女子シングルは競技としては面白くないです。
むしろ今は、個人的にキム・ヨナ選手の復帰戦(12月5日~9日にドイツのドルトムントで開催
されるNRW杯だとのこと)での仕上がり具合のほうが気になります。

さて、GPファイナルは12月6日~9日の日程でロシアのソチで行われます。
出場選手については、男子シングルはパトリック・チャン選手、羽生結弦選手、小塚崇彦選手、
町田樹選手、高橋大輔選手、ハビエル・フェルナンデス選手、女子シングルではアシュリー・
ワグナー選手、浅田真央選手、キーラ・コルピ選手、鈴木明子選手、ユリア・リプニツカヤ選手、
エリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手に決まりました。
現在日本男子のレベルは非常に高く、4人の選手がファイナルに行きます。ほんとうに3枠では
足りないですね。

2012年11月30日追記:
リプニツカヤ選手に代わって、ファイナルにはクリスティーナ・ガオ選手が繰り上げ出場すること
になったようです。

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