SSブログ

良い子と良い親 [家族]

東京で一人暮らしをしながら大学に通う姪の口癖は、「親に申し訳ない。親に迷惑をかける」
です。会う度に、不自然なくらいに連発します。

たとえば、
「最近寒くなってきたけれど、冬物をあまり持って来てないんだ」(姪)
「送ってもらえばいいじゃない」(私)
「でも、親に迷惑かけるし…」(姪)
結局、主人と私で冬物のコートとバッグをプレゼントしました。

その他にも、
「東京は家賃が高いから、親に負担をかける」(姪)
「国立に入れなかったから、授業料が高くて親に申し訳ない」(姪)
などなど…

最初は「良くできた娘」くらいにしか感じていなかったのですが、よくよく話を聞いてみると、
母親から「迷惑をかけているなんて思わないで欲しい。子供に投資するのが一番大事だと
思っているから」と言われるらしく、かえって申し訳ない気持ちになるそうな。。。
このように巧妙な手口で、恩着せがましく良い親を演じられては、子供としては申し訳なく
感じるしかありません。それにしても、子供の養育費が投資とは…

そうそう、この母親、以前は「回収できそうな子供にしか投資したくない」と言っていました。
そして、現在、姪の学費は祖父母から出ていますが、姪はそのことを知らされていないよう
で、姪の口から祖父母に対する感謝の言葉が出ることは皆無です。

良い子・良い親を演じ続けるのも大変です。
期待を背負わされた姪のストレスも相当な様子で、このような親の独善かつ偽善的なご都
合主義は、後々のトラブルや信頼関係の破壊にも繋がりそうで怖いですね。
そもそも投資分は親の満足のいく形で回収されるのでしょうか…甚だ疑問です。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ISU GPS ロステレコム杯 2012(ロシア大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS 第4戦ロステレコム杯(Rostelecom Cup)が開催され、男子シングルの小塚崇彦
選手が2位に入り、ファイナル進出を決めました。
SPで出遅れた織田信成選手は5位、村上佳菜子選手は4位でした。
村上選手は、フリーの演技で2Aが抜けてしまい、最後の3Tがノーカウントになったのが残念
でした。(3Tの代わりに2Aにしておけば…)フィギュアスケートは熱く演じながらも、ルールに
則って頭の中で冷静に計算することを求められるスポーツなのですね。

男子シングルの優勝はパトリック・チャン選手、3位はミハル・ブレジナ選手で、チャン選手は
ファイナル進出を決めました。
3Aが2Aになってしまい3Aのない演技とはなりましたが、2回の4Tを決めたチャン選手のフリ
ーは圧巻で、素晴らしいスケーティングとも相俟って、観ていて興奮しました。やはりスゴイ!
あの4Tは転倒を恐れない選手にしか跳べないジャンプですね。
フィギュアスケートもスポーツである以上、個人的にアスレチックな要素は外せません。

女子シングルの優勝はキーラ・コルピ選手で、ファイナル進出を決めました。スケーティング
や所作だけでなく、本当に容姿も美しい選手です。まるで女優のよう。。。
2位はグレイシー・ゴールド選手、3位はアグネス・ザワツキー選手とアメリカ勢でした。
ロシアだけでなくアメリカ女子も、今後の代表争いが熾烈になりそうです。

さて、GPシリーズも残すところあと2戦となりました。
男子シングルの残り3枠をめぐるデッドヒートからは目が離せないです。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。