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Cocteau Twins/Stars and Topsoil: a Collection 1982-1990(コクトー・ツインズ) [音楽]

主人と私は概ね音楽の趣味が合うのですが、私のお気に入りのCocteau Twins(コクトー・
ツインズ)の作品の一部は主人が苦手としています。そして、その中には私の最も好きな曲
「Aikea-Guinea」(1985年リリースのベスト盤『The Pink Opaque』収録分)があるのです。
(良い曲だとは思うそうですが、隙間の無い窮屈なサウンドが苦手だったところへ、私があま
りにもヘビロテするもので、ますます苦手になったとのこと。。。)

ところが、幸いにも2000年にリリースされたコンピレーション・アルバム『Stars and Topsoil』
に収録の「Aikea-Guinea」は、主人も大丈夫なようです。それどころか、このアルバムを痛く
気に入り、「コクトー・ツインズってこんなに良かったかな」などと申しております。

『Stars and Topsoil』は、1982年~1990年にリリースされた4AD在籍時のコクトー・ツインズ
の音源からバンド自ら18トラックを選び、時系列順に並べたベスト盤です。メンバーのロビン・
ガスリーがリマスタリングを手掛けており、特に初期の楽曲にその効果は顕著で、全体的に
音がクリアになり、主人流に表現すると、洗練されて耳心地良い感じに仕上がっています。
実は、「Aikea-Guinea」のリマスター・ヴァージョンを聴きたくてこのアルバムを入手したところ、
思いがけず、「Sugar Hiccup」と「Pearly-Dewdrops'Drops」にも感動しております。
特に「Sugar Hiccup」は、オリジナルよりもこのリマスターのほうが格段に好きです。

私は「Aikea-Guinea」「Sugar Hiccup」「Pearly-Dewdrops'Drops」を中心にリピートすることが
多いのですが、アルバム全体を通して聴いても、そこそこ満足できる一枚だろうと思います。
1曲目の「Blind Dumb Deaf」以外は比較的キャッチーでポップな楽曲が続くので、コクトーズ・
ファン以外にもなかなか評判が良く、来客時のBGMとしても重宝します。
ただ……アルバム『Treasure』(1984)からは「Aloysius」を選曲して欲しかった。。。

ところで、このアルバムに収録されている「Aikea-Guinea」はEP『Aikea-Guinea』(1985)から
の選曲で、『The Pink Opaque』に収録の同タイトル曲とはヴァージョンが違うようです。
このEPヴァージョンのリマスターも嫌いではないものの、少々すっきりし過ぎて物足りなく感じ
られる時もあり、やはり『The Pink Opaque』収録ヴァージョンのほうが私の好みです。

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