SSブログ

亀田祭り2011 [ボクシング]

今更ですが、12月7日、兄弟ダブル世界タイトルマッチと銘打った「亀田祭り2011」が
行われました。興毅選手は同級12位のマリオ・マシアス選手から3度のダウンを奪い、
4回KO勝利で3度目のWBA世界バンタム級王座防衛に成功しました。一方、WBA世
界Sフライ級王者・テーパリット・ゴーキャットジム選手に挑戦した大毅選手は0-3の判
定で敗れ、王座獲得とはならず、2階級制覇も実現しませんでした。また、和毅選手
はエドゥアルド・ガルシア選手とノンタイトル戦を行い、7回KO勝利を収めました。

実は、興毅選手の試合はほどほどに観たのですが、和毅選手の試合でうとうとしてし
まい、気がついたら大毅選手の試合が始まっていました。でも、その大毅選手の試合
でも、また眠くなって再びうたた寝してしまったので、中盤は観ていないのです。
観ていた主人が「チャンピオンとは格の違いを感じた」と言っていました。

興毅選手は、勝つべき相手に序盤のKOで勝ち、取り敢えずプロとして最低限の仕事
はしたという感じでしょうか。ただ、退屈な試合もありますが、基本的に彼のボクシング
スタイルは嫌いではないです。頻繁に話題に上る指名試合はどうなるのでしょうね。
大毅選手については、最初と最後しか観ていなかったですし、試合中に対戦相手を投
げ飛ばした瞬間からボクシングの選手だとは思っていないので、特に感想はないので
すが、強いて言うならば、タイトル挑戦は時期尚早だったのではないかと思います。

ところで、私としては、清水智信選手の今後のほうが気になります。WBA側は、清水
選手が休養王者とされたことについて、「興行のための措置」と説明しているそうです。
清水選手はテーパリット選手と統一戦を行う可能性が高いですが、もし引き分けた場
合の扱いはどうなるのでしょう。正規王者と休養王者は同等…ややこしいですね。

それにしても、亀田兄弟に限らず、「日本の(一部の)選手は恵まれているなぁ。。。」
と思います。経済大国ニッポン。。。今から〇十年前のアメリカ留学時の話ではありま
すが、東南アジアのある国から移住して来たクラスメイトの「日本人に生まれただけで
も、あなたはラッキー。うらやましいよ」という言葉を、今でも時々想い出します。
そして、とかく亀田陣営ばかりが批判されますが、うまく陰に隠れて目立たないものの、
他でも似たようなことが行われているようにも思われます。やはり興行ですからね。。。

余談ですが、長谷川穂積選手がスパーリング中にろっ骨を骨折して全治1ヶ月と診断
され、本日12月17日に予定されていた再起戦が中止になったそうです。

2012年2月4日追記:
亀田興毅選手と暫定王者・ウーゴ・ルイス選手の指名試合の交渉が決裂したそうです。
よって興毅選手の次の防衛戦は選択試合となり、ルイス選手との指名試合は年内を
めどに行うとのことです。

2012年2月15日追記:
清水選手とテーパリット選手の王座統一戦が、4月4日、亀田興毅選手の4度目の防衛
戦と一緒に、横浜アリーナで行われることが決まったそうです。清水選手の心中は複雑
でしょうけれど、とりあえず統一戦が実現することになって良かったです。

2012年4月4日追記:
サンスポによると、清水選手とテーパリット選手の王座統一戦で引き分けた場合、両者
の再戦を義務づけることをWBAが発表したそうです。

タグ:ボクシング
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。