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ISU GPS NHK杯 2011(日本大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS 第4戦NHK杯(NHK Trophy)が開催され、男子シングルで高橋大輔選手が
優勝、小塚崇彦選手が銀メダル、女子シングルでは鈴木明子選手が優勝、浅田真
央選手が銀メダルを獲得しました。ペアでは川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ
組が優勝、高橋成美&マーヴィン・トラン 組が銀メダル。そして、マイア&アレックス・
シブタニ兄妹がアイスダンスで優勝しました。選手の皆さん、おめでとうございます。

男子シングルでは、高橋選手と小塚選手が群を抜いていましたが、特に高橋選手は
ひとりだけ別格の演技を見せて、優勝と同時にファイナル進出を決めました。
特にSPはプロトコル上でもマイナスのGOEが皆無という素晴らしい出来で、フリーで
も、4Fの転倒はあったものの、魅せる演技は健在でしたね。

女子シングルでは、鈴木選手と浅田選手が接戦の末、鈴木選手が逃げ切って優勝。
コストナー選手に続いて、ファイナル進出を決めました。
鈴木選手のSPの演技、とても良かったですね。こちらも、マイナスのGOEは一つもあ
りませんでした。冒頭の3T-3Tは、試合で初めて着氷に成功した3-3だったそうです。
浅田選手は3Aへのこだわりを若干緩め、柔軟な思考ができるようになったようで何よ
りだと思います。ロシアでのソトニコワ選手との「愛の夢対決」、楽しみにしています。

その他、男子シングルでGPS初の表彰台となる銅メダルを獲得したロス・マイナー選
手の、表彰式での嬉しそうな様子が印象的でした。
そして、ブランドン・ムロズ選手は4回転ルッツ跳びましたね。SPはお見事でした。

ところで、小塚選手は今季表現面に力を入れているそうですが、残念ながら、私は今
の小塚選手の演技にはあまり魅力を感じません。ご本人が表現力という言葉に囚わ
れて、本質を掴めないまま気持ちだけが空回りしているようにもお見受けします。
「もっと自分らしさを大切に」と思います。むしろ私が小塚選手の演技で気になるのは、
ジャンプが不安定なことと、時折そのジャンプの前で演技が止まってしまうように見え
ることです。PCS=表現力ではないでしょうし、表現力は人から習って一朝一夕に身
につくものでもないとも思います。クワドを始め、早期にジャンプの精度を上げるほうが
先決のような気もします。

次週はエリック・ボンパール杯に、織田信成選手、村上佳菜子選手が出場予定です。
パトリック・チャン選手、ミハル・ブレジナ選手、ナン・ソン選手、アリッサ・シズニー選手、
エリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手の出場も楽しみです。

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