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ISU GPS スケート・カナダ 2011(カナダ大会) [フィギュアスケート]

先週末、ISU GPS 第2戦スケート・カナダ(Skate Canada)が開催され、男子シングルで
高橋大輔選手が銅メダル、女子シングルで鈴木明子選手が銀メダルを獲得しました。
両選手とも、おめでとうございます。

男子シングルの優勝はパトリック・チャン選手、銀メダルはハビエル・フェルナンデス選手
となりました。やはりチャン選手は強いですね。フェルナンデス選手も大健闘です。
両選手ともSPとフリー合わせて3回のクワドジャンプを跳んでおり、男子シングルのトップ
選手にはクワドは必須だと痛感しました。高橋選手もフリーでは4Fに挑戦したのですが、
両足着氷でダウングレード。現行ルールでは、回り切って転倒よりも怖い回転不足です。
ちなみに、フェルナンデス選手のフリーのジャンプ構成は4T、4S、3A、3A-3T、3Lz-3T、
3S、3F-2T、2Lo(予定では3Loだと思う)。天晴れです。4Sと3A-3Tは奇麗でしたね。

高橋選手は、オフシーズンに膝のボルトを抜く手術を受け、おそらく調整期間も十分では
なかっただろうと思われる中、実に魅力的な2つのプログラムを見せてくれたと思います。
私は特にSPが好きで、何度もリピートしています。ジャンプもすべて決まって、演技のほ
うもなかなかでした。これで高橋選手と小塚選手が銅メダル(獲得ポイント11)で並んだ
ので、NHK杯では、日本人同士ファイナル進出を賭けて火花を散らすことになりそうです。

女子シングルでは、14歳のエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手がSP1位、フリー2位で、
GPS初出場で初優勝。銅メダルはアシュリー・ワグナー選手となりました。
トゥクタミシェワ選手は、とにかくジャンプがすばらしい。まだ14歳なので、今後の成長も
楽しみですね。フランスでシズニー選手、コストナー選手と顔を合わせることになるので、
今からワクワクです。昨シーズンのツートップ安藤美姫選手とキム・ヨナ選手が欠場する
今シーズン、難しいジャンプをクリーンに決めてくれる若いジャンパーの存在は、私的に
は嬉しい限りです。ただ、年齢制限で世界選手権に出場できないのが残念。。。

鈴木選手は、ジャンプミスこそあったものの、フリーではステップとスピンで全てレベル4
を獲得して1位。SP4位から順位を上げて銀メダル獲得となりました。トゥクタミシェワ選手
に、完全優勝させなかったのはさすがです。今季プログラムは、SPもフリーも素敵ですね。

今週末は第3戦中国杯に織田信成選手、羽生結弦選手、村上佳菜子選手が出場する
予定です。世界ジュニアでトゥクタミシェワ選手を抑えて優勝した15歳のアデリナ・ソトニ
コワ選手のGPS初参戦も楽しみ。そういえば、ソトニコワ選手のフリーは「愛の夢」だとか。

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