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世界体操東京2011 男子個人総合決勝 [スポーツ]

今月7日から東京で開催されている体操の世界選手権。8日目の14日には男子の
個人総合決勝が行われ、内村航平選手が金メダル、山室光史選手が銅メダルを
獲得しました。内村選手は史上初の3連覇達成です。おめでとうございます。

内村選手は、全種目で15点以上という他を寄せつけぬ見事な演技で、銀メダルの
フィリップ・ボイ選手(ドイツ)に3.101ポイントの差をつける圧勝でした。
最も美しい演技をした選手に贈られる「エレガンス賞」も同時に受賞したそうです。
インタビューでは、金メダルよりもエレガンス賞のほうが嬉しいと答えていました。

そう言えば、ボイ選手も昨年エレガンス賞を受賞したそうです。跳馬と鉄棒の演技、
奇麗でしたね。最終種目の鉄棒ではG難度の大技を決めて16.066点をマークし、
6位から一気に順位を上げて、2大会連続の銀メダル獲得となりました。

山室選手は、つり輪と跳馬の演技はさすがでした。世界選手権では初の個人種
目でのメダルだとのことですが、今回の受賞で弾みをつけて、来年のオリンピック
までに、さらなる成長を期待したいと思います。今からオリンピックが楽しみです。

それにしても、内村選手は本当に強かったですね。絶対王者のオーラが出まくって
いました。ほぼ勝利を決めていた最後の鉄棒でも、手を抜かず魅せてくれました。
ご本人はまだ自分の演技に満足していないとのことですが、主人曰く、「体操選手
としては、やはり自分の名前のついた新技を後世に残したいだろう」だそうです。

ところで、「中国はスペシャリスト集団」だと言われますが、実際、団体ではあれだ
けの強さを見せたのに、個人総合では目立たなかったですね。決勝に進んだのも、
テン・ハイビン選手だけだったようです。女子の個人総合では、ヤオ・ジンナン選手
が3位、ファン・チューシャン選手が5位に入っているだけに、興味深い現象だと思い
ました。確かに種目別に力を入れたほうがメダルの数は増えそうですが…

さて、残すは種目別決勝だけとなりました。
出場予定の選手の皆さん、最後まで美しい体操を見せてくださいね。

2011年10月15日追記:
本日、種目別決勝の1日目が行われ、内村航平選手がゆかで金、山室光史選手
がつり輪で銅メダルを獲得しました。昨日に続くメダル獲得、おめでとうございます。
その他には、内村選手はあん馬で5位、つり輪では6位でした。
段違い平行棒に出場した寺本明日香選手は6位、鶴見虹子選手は7位でした。

2011年10月16日追記:
本日、種目別決勝の2日目が行われ、沖口誠選手が跳馬で、内村航平選手が鉄
棒で、いずれも銅メダルを獲得しました。両選手とも、おめでとうございます。
その他、平行棒では内村選手が4位、田中和仁選手が8位、鉄棒で田中佑典選手
が6位でした。

タグ:体操競技
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