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不定愁訴と自律神経失調症と漢方薬 [病・医療]

私は、今までに、漢方薬がもたらす効果を何度か見聞きしたことがあります。

以前、友人が病院でちょっとした手術を受けた際、術後に食欲不振、頭痛、倦怠感など
の症状が出て急激に体重が落ちてしまいました。検査の結果には異常がなかったので
不定愁訴ということになり、自律神経失調症と診断されました。
退院後は仕事も辞めて自宅療養を続けていたのですが、病院で処方される薬も効果が
無く、症状はあまり改善されなかったようです。みるみる痩せていく友人を見て、医者に
も判らない妙な病気にでもかかってしまったのではないかと、とても心配でした。

そんな折、漢方薬で腎臓病が完治した祖母の話をしたところ、是非漢方薬を試してみた
いとのことだったので、祖母がお世話になった先生を紹介することにしました。

祖母の時は少し時間がかかったように記憶していますが、友人のケースではかなり早く
効果が現れ、薬の服用を始めた翌日には明らかな変化を実感したそうです。
そして、その後しばらくはそのまま服薬を続けていましたが、今はもうその必要もなくなり、
ほぼ普通の生活に戻ることができたようです。

先生によると、漢方薬は病気ではなく、体質に処方するものだそうです。そして、処方され
た薬が体質に合えば、病名のはっきりしない不定愁訴には効果的なこともあるようです。
患者の様子や症状から体質を見極められるかどうかが鍵で、友人のケースは、最初から
処方に自信があったそうです。(処方をはずすと、全く効果が現れないこともあるそうな)

余談になりますが、友人の受けた手術はそれ程大変なものではなく、むしろ簡単な手術
だったはずなのに、なぜあれ程までに体調を崩したのか不思議でした。
その先生の話では、患者自身は気づかなかったり誤魔化されたりすることも多いようです
が、死に至るほどではないレベルの麻酔ミスは、意外に少なくないとのこと。
もっとも友人のケースが麻酔ミスだったとは言い切れませんが、本人にも何やら心当たり
はあるようでした。

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