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賃貸物件における騒音に関する注意事項の一例 [借地借家]

騒音問題は、賃貸マンションやアパートにおける永遠のテーマだと言われています。
そして、近年は、騒音被害の悩みだけでなく、「生活音がうるさい」との苦情を言われて困る
ケースも増えているようです。特に、幼い子供の立てる足音や物音、夜遅い仕事や夜勤など
による生活時間帯の隣人とのズレに起因する苦情が多いようです。

ただ、「うるさい」と感じるのは主観的な感覚ですし、建物の構造上の特徴として音が響く場
合もあります。また、集合住宅では「生活音の受忍義務」があるので、よほど酷くない限り、
実際に生活音が騒音だと認識されることは少ないようです。もちろん、場合によっては、窓を
閉める、床に防音マットを敷くなどの配慮は必要だと思いますが…

たとえば、私の両親の所有するファミリータイプの賃貸アパートでも騒音に関する禁止事項、
注意事項がありますが、時間帯に関係なく、通常の生活はほとんど制限されていません。
1.楽器の演奏、マージャン、ペットの飼育は禁止。
2.夜10時以降の洗濯機、掃除機の使用は原則として禁止。
3.夜10時以降のテレビ、ステレオの音量は大きくしない。
4.夜遅い時間の入浴は、できるだけ静かに行う。
5.断続的に長時間、大きな物音で作業をしない。

でも、できるだけトラブルを避けたいのが人情だと思うので、もし苦情が出ないか心配なこと
があるならば、部屋を探す際に、不動産会社に事情を話した上で、条件に合う物件を紹介し
てもらうといいと思います。(気分的に楽になりますし、トラブルの可能性も減ると思います。)

ちなみに、我が家はかなり夜型の生活なので、アパートやマンションの賃貸借契約の際は
必ず申し出るようにしていました。その結果、比較的防音のいい物件や、階下に耳の遠い
ご老人や、同じように夜型の住人が住む部屋を紹介されました。主人は夜中に入浴するこ
ともありましたが、おかげ様なのか苦情を言われたことはなかったです。

ところで、楽器を弾かない人が楽器可の物件を借りてしまったり、物音に敏感な単身者が
学生向けの物件や子供可の物件を借りてしまって、後から後悔することがあるようです。
静かな暮らしを望むなら、それなりの物件を選ぶことで自衛する意識も必要かもしれません。

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