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韓国ドラマ『タルジャの春』 [その他]

先月、たまたま『タルジャの春』(全22話)をテレビで何話か観て、興味が湧いたので、
レンタルで通して観てみました。

序盤、中盤はとても面白かったです。
終盤で所々に退屈なシーンはありましたが、第20話までは問題なく楽しめました。
登場人物の中に特に苦手なキャラクターもなくて、何と言っても、ヒロインのタルジャが
可愛かったです。また、テボン役のイ・ミンギの声と台詞回しが、かなり私の好みでした。

だけど……「一体どうしちゃったの。製作過程でアクシデントでもあったの。」と言いたく
なるようなラスト2話でした。特に最終話は、手抜きではないかとさえ感じました。

私的には、第20話と第21話を境にタルジャに全く魅力を感じなくなってしまい、本人が
自己陶酔しているとしか思えない、説得力のない、涙ながらの台詞に一気に冷めてし
まい、「やっぱり、こういう展開になるのね。」と残念に思いました。
また、最終話では「運命」と大袈裟に演出しながら……で、「運命」の捉え方において、
ドラマ制作者との間に大きなギャップを感じました。
そして、最後は、ソンジュやセドなど脇役の存在感に助けられた感がありました。

20話までが良かっただけに、強引に展開させたように見えるラストが本当に残念でした。
でも、観たことを後悔するほどではなくて、娯楽作品としてはまあまあ面白かったです。

タグ:韓国ドラマ
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