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フィギュアスケートの懐かしい日々 [フィギュアスケート]

フィギュアスケート女子における歴代最高のジャンパーは、間違いなく伊藤みどりさんだと
思います。(中には、男女合わせても最高だと言う人もいるようです。)

彼女の演技を観ると、改めて、フィギュアスケートはスポーツだったのだと気づかされます。
特に海外での演技で顕著でしたが、伊藤みどり選手がジャンプを跳ぶ度に、会場の観客
との間に一体感が生まれるのを、何度も映像で観ました。
海外の解説者の興奮気味のコメントを聞きながら観ると、いっそう臨場感が増します。

今季からジャンプの回転不足に中間点などという何とも摩訶不思議なルールが施行されて
いますが、きれいに着氷した伊藤みどり選手のジャンプは回転不足とは無縁でした。
あのスピードでは当り前ですが、ご本人も「回転不足だと転ぶ」と言っています。
「回転不足だと転ぶ」……フィギュアスケートの選手として、なんと潔い言葉でしょう。

ジャンプのルールをめぐって、まるで国際スケート連盟(ISU)と某人気選手のイタチゴッコを
見ているかのような昨今、伊藤みどりさんの現役時代をリアルタイムで経験できたことに、
心から喜びを覚えます。

ところで、来週にはモスクワにて世界フィギュアが始まります。
勝負の行方はさて置き、選手達の今季集大成の演技、特にキム・ヨナ選手のプログラムを
とても楽しみにしています。

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