SSブログ

子供達の可笑しくも笑えない会話(2)《介護・相続》 [家族]

親戚の子供達と一緒にカード・ゲームをしていた時のことです。
子供同士で、最初は楽しげに何やら他愛のない会話をしていましたが、
そのうちに話の流れが怪しい方向に行き始め、どうやら「介護と相続」の話になったようです。
以下は、その時の会話の一部です。

『ねえ、おばあちゃんってお金持ちなの?相続したら、このお家も、お庭も、裏のお山も、
 全部もらえるの?』(小学生)

『(おじいちゃんの遺産が入ったら、)家って結構お金持ちかも。でも、おじいちゃんって、
 長生きの家系なんだよね。』(中&高校生)

『遺産って全部もらえないんだって。兄弟(姉妹)で分けなきゃいけないんだってさ。
 お父さん一人っ子だったら良かったのにね。』(中&高校生)

『おじいちゃんの家系って、長生きして、人に迷惑かける家系なんでしょう。
 お父さんも、長生きするのかな。』(中&高校生)

『人をこき使って、自分は楽してるから、きっと、お母さんも、人に迷惑かけながら、
 長生きするタイプだと思うよ。』(中学生)

そして、子ども達の出した結論が、
『(将来介護したくないから、)お父さんとお母さん、どっちか一方だけ残ったりして欲しくないな。
 あんまり長生きしないで、二人一緒にいなくなってくれるといいよね。』(中&高校生)

よく「明日は我が身」と言いますが、こんな会話を聞いていると、
親が「老人介護と遺産相続」について、日頃からどう考えているかが良く分かります。
でも、無邪気な子ども達が、人様の前では、このような会話をしていないことを切に願います。
それにしても、将来が思いやられます。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。