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不可解なトリプル・アクセル挑戦 [フィギュアスケート]

フランス・ニースで開催された世界フィギュアスケート選手権大会も幕を下ろしました。
本大会で浅田真央選手は、トリプル・アクセル(3A)に挑み、SPではDG判定、フリーでは
1Aという結果になりました。もちろん、試合でどのジャンプを跳ぼうが選手の自由ですし、
これを「挑戦」と称える人もいるとは思いますが、私的には少々微妙です。
というのも、浅田選手の3Aへのアプローチはどっちつかず、中途半端に見えるからです。
詭弁とも取れる言葉ばかりが先行して、正直、何がしたいのかさっぱり分かりません。
今季は無理せず、「3A無し」でどの程度スコアを伸ばせるか試すのかと思っていました。

「あくまでも3Aに拘る」と言うのであれば、なぜシーズン前半は回避したのか不思議です。
また、「調子をみながら跳ぶか跳ばないか決める」と言うのであれば、私の目には、浅田
選手の3Aは、シーズン前半に比べて今がそれ程良くなっているようにも見えません。
そして、「日本での練習では跳べていたけれど、現地入りして調子を落とし、本番で失敗
した」と言うのであれば、彼女の言う「失敗・成功」は今でも「転倒の有無」であり、「回転
不足」という概念は頭にないようにも思われます。それにしても、DGとパンクとは…

浅田選手の3A挑戦について、「アスリートとして高みを目指している」と表現されることも
ありますが、私は少々異なる印象を持っていて、「転倒の恐怖を克服できず、真剣に3A
を跳ぶための身体作りもしておらず、思い切りのいいジャンプを跳べない」と感じます。
また、よく「浅田選手にしか跳べない3A」とも言われますが、浅田選手の3Aは「跳べてい
る」とは言い切れないものがありますし、他の選手にしても、試合で使うような博打をしな
いだけで、練習で全く跳んでいないわけでもないと思います。

そして、「モチベーションの問題」などともっともらしい説明もされていますが、本大会での
3A失敗の様子を見てしまうと、とても3Aがモチベーションになっているとも思えないです。
個人的に、お正月を挟んで急に浅田選手が3Aに再挑戦し始めたのは、例の「エッセイの
発売中止」事件の背景とも微妙に関係しているのではないかと感じます。
浅田選手は、アスリートの顔と複数のスポンサーを持つタレント的な顔を持っていますが、
最近は、その両立に苦労しているようにお見受けします。3Aと人気の微妙な関係。。。
それとも、十代の頃の成功(?)体験が忘れられないのでしょうか。。。

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