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世界フィギュア2012ニース大会 [フィギュアスケート]

フランス・ニースで世界フィギュアスケート選手権大会が開催され、男子シングルの高橋大輔
選手が銀メダル、羽生結弦選手が銅メダル、女子シングルの鈴木明子選手が同じく銅メダル
を獲得しました。羽生選手と鈴木選手にとっては、自身初の世界選手権表彰台。日本男子と
しても、世界選手権で同時に複数のメダルを獲得するのは初めてだそうです。
そして、高橋成美&マーヴィン・トラン組が、ペアの日本代表としては史上初のメダルとなる銅
メダルを獲得しました。待ち望んでいた快挙ですね。選手の皆さん、おめでとうございます。

さて、男子の優勝は、またしてもパトリック・チャン選手。あまりの強さに、いつしか私も、男子は
つい2位以下を予想しながら観戦するようになってきています。SP、フリー合わせて3本の4Tを
ほとんど回転不足も無く、常に回り切るガッツと技術力は驚嘆ものです。
そして、チャン選手のスケーティングが別次元なら、高橋選手の表現力も別次元ですね。
SPもフリーも貫禄を感じさせる素晴らしい演技で、観客をしっかり魅了したことでしょう。

羽生選手は、常にいい意味で私の予想を裏切ってくれます。
SPは7位とやや出遅れたものの、フリーでは途中転倒もありながら、最後の3Sまでジャンプを
全て決めてチャン選手に次ぐ2位。世界選手権初出場で表彰台はお見事。ジャンプやスピンの
美しさもさることながら、最後まで冷静かつ情熱的に演じ切る精神的な強さも魅力です。
会場の歓声もすごかったですね。何気にPCSもトップ選手達の仲間入りをしつつあります。

女子は、フリーで素晴らしい演技を見せてくれたカロリーナ・コストナー選手が念願の初優勝。
銀メダルはアリョーナ・レオノワ選手で、初表彰台です。来季のロシア代表争いは見所ですね。
日本女子は、全員メダルを狙える位置にいながら、フリーで浅田真央選手、村上佳菜子選手と
ミスが続き順位を下げる中、鈴木選手がベテランらしい演技と表彰台で締めくくってくれました。
昨年8位だった村上選手は成長の感じられる5位。SPの演技はとても良かったと思います。
浅田選手は、3Aをはじめジャンプ・ミスが多かった割には6位という悪くない成績でした。

そして、男女ともに成績が振るわなかったアメリカ勢の中で、アシュリー・ワグナー選手が全米
女王の意地を見せ、SP8位からフリーで巻き返して4位に入り、2枠を死守しました。
また、5度も転倒しながら最後までジャンプを跳び続け、素晴らしいスピンを見せてくれたアリッ
サ・シズニー選手には拍手を送りたいです。今後、アメリカ女子の代表争いも激化しそう。。。

ところで、前回銀メダリストの小塚崇彦選手が11位、銅メダリストのアルトゥール・ガチンスキー
選手が18位、そして5位のシズニー選手が22位という結果となり、原因はそれぞれでしょうが、
改めて、スポーツの世界で安定して結果を出し続けることの難しさを感じました。
また、高橋&トラン組の銅メダルは、個人的にとても嬉しく思っています。彼らに続いて、今後は
日本でもペアの選手が育ってくれるといいですね。

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