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ノニト・ドネア選手のWBO世界Sバンタム級王座獲得 [ボクシング]

2月4日(現地時間)、元WBC&WBO世界バンタム級王者ノニト・ドネア選手とウィル
フレド・バスケスJr.選手のWBO世界Sバンタム級王座決定戦が行われ、ドネア選手
が2-1の判定勝利を収めて王座を獲得、4階級制覇を達成しました。
この対戦は、ドネア選手のSバンタム級転向後初となる試合でした。

中盤ではバスケス選手の巻き返しもありましたが、ドネア選手が優位に試合を進め、
9Rにはダウンも奪い、快勝とまではいかないものの3-0の完勝だろうと思っていた
ので、個人的にスプリット・デシジョンには少々驚きました。
でも、バスケス選手のガードも堅かったですし、ドネア選手も少なからずパンチをもら
っていたので、バスケス選手の勝利と判断したジャッジがいてもおかしくないのかも
しれないですね。(ただ、いくらなんでも112-115はないような気もしますが…)

ところで、ドネア選手は試合序盤に左拳を傷めていたようで、試合後グローブを外し
た左手のバンテージは出血で赤く染まっていました。万全ではないコンディションの
中でもダウンも奪い勝利したドネア選手は、やはり強いと思います。
そして、王座獲得後、頭に巻いたハチマキに漢字で「閃光」と書かれていたのが目
を惹きました。ドネア選手のニックネーム”The Filipino Flash”の”Flash”から取った
のでしょうか。よく来日もしているようで、親日家だとも聞きます。

さて、ドネア選手の勝利で、西岡利晃選手とドネア選手の統一戦も現実味を帯びて
きました。それぞれに次戦は他の選手(西岡vs.べチェカ、ドネアvs.アルセなど)とい
う可能性も出ているようですが、もし「西岡vs.ドネア戦」が実現すれば嬉しいです。
ただ、骨折も懸念されているドネア選手の怪我の状態が気になります。

2012年2月10日追記:
心配されたドネア選手の左拳の怪我は、骨折ではなかったようです。
昨年のモンティエル戦後も次戦まで間隔が空きましたし、怪我でまた空くのではな
いかと心配しましたが、大事に至らず良かったです。
それにしても、常に鮮やかなKO勝利を期待される人気選手は大変ですね。

2012年3月22日追記:
ドネア選手の次戦は7月14日(日本時間15日)、対戦相手はクリスチャン・ミハレス
選手の予定のようです。

2012年3月29日追記:
西岡選手が名誉王者に認定されました。指名試合を免除され、腰をすえてドネア戦
の実現を待つことが可能になったようです。

2012年5月23日追記:
ドネア選手の次戦は、IBF王者ジェフリー・マセブラ選手との統一戦に変更となったよ
うです。6月30日の予定だそうです。ドネア選手の試合は変更が多いですね。

2012年5月29日追記:
マセブラ戦は7月7日になったようです。西岡選手が観戦予定だとのこと。ドネア選手
に対戦を直談判するつもりのようです。西岡選手が王座を返上して名誉王者になった
時ドネア戦はどうなるのだろうと思いましたが、やはり交渉難航なのでしょうか。。。

タグ:ボクシング
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