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全日本フィギュアスケート選手権2011 [フィギュアスケート]

12月23日~26日に全日本フィギュアスケート選手権が開催され、男子シングルでは、
高橋大輔選手が優勝、小塚崇彦選手が銀メダル、羽生結弦選手が銅メダルを獲得。
また、女子シングルでは、浅田真央選手が優勝、鈴木明子選手が銀メダル、村上佳
菜子選手が銅メダルを獲得しました。遅ればせながら、おめでとうございます。

男子シングルは、上位3選手が他を圧倒しました。
高橋選手は、フリーではジャンプ・ミスで3度の転倒があり3位でしたが、4T-3Tも決め
た圧巻のSP1位から逃げ切りました。SPの演技は、本当に素晴らしかったですね。
小塚選手は、大きなミスはフリー後半の3Aだけで4Tも成功。GPSでは振り付けに振り
回されているような印象を受けましたが、かなり板についてきたように感じます。

羽生選手は、SPで4Tが3Tとなるミスが出て、スコアを伸ばすことができませんでした
が、コンビネーション・ジャンプのセカンドをきっちり2Tにするあたりは冷静ですね。
また、フリーでは最後の3Sが1Sになってしまったものの、素晴らしい演技でトップ。
悔しそうな様子が印象的で、まだまだ成長の可能性を感じさせてくれます。

一方、女子シングルは、競技としては物足りなさが残り、安藤美姫選手の不在を実感
します。正直なところ、気迫の感じられないトップ争いでした。
浅田選手は、ミスを最低限に抑えた演技で、手堅くまとめたという感じでしょうか。
鈴木選手は、メンタルの問題なのか、なかなかジャンプが揃わないですね。音楽表現
に対する自信が、かえってジャンプに対するスキに繋がっていないか気になります。

村上選手のSPは良かったですね。3F-3Tを3T-3Tにして大正解です。
村上選手の3T-3Tは、手放すには惜しいと思います。私的には、フリーにも組み込ん
で良いのではないかと思うのですけれどね。苦手なジャンプを試合で多く使わずとも、
他に持ち味もありますし、焦らずステップ・バイ・ステップでも良いように感じます。

また、よく挑戦という言葉を見聞きしますが、周りが「3A、3F-3T」と騒ぐのは控えたい
ものです。今後も、浅田選手には堂々と3Aを回避し、村上選手には堂々と3T-3Tを跳
んでもらいたいと思います。そして、十分に準備ができた時、3A、3F-3Tを試合で使え
ば良いと思います。フィギュアスケートはギャンブルではないですから。。。

その他、宇野昌磨選手、佐藤未生選手、鈴木春奈選手の演技が印象に残りました。

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