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ISU GPS ロステレコム杯 2011(ロシア大会) [フィギュアスケート]

ISU GPS 第6戦ロステレコム杯(Rostelecom Cup)が開催され、男子シングルの羽生結弦
選手がGPS初優勝を飾りました。女子シングルの浅田真央選手も優勝。共にファイナル進
出を決めました。羽生選手にとっては、ファイナル進出も初となります。おめでとうございます。

男子シングルでは、ファイナル進出には優勝するしかない羽生選手がハビエル・フェルナン
デス選手を0.03点という僅差で制し、まるでフィギュアスケートの女神が微笑んだかのよう
な勝利でした。ミスや転倒はあったものの、技術点は堂々のトップ。すばらしいですね。
また、フリーで(後半失速はしましたが)4T、4S、3A-3Tを決めて、SP4位から銀を獲得した
フェルナンデス選手の追い上げも見事でした。そして、銅はジェレミー・アボット選手となり、
この上位3選手がファイナル進出を決めました。フェルナンデス選手も初のファイナルです。

それにしても、こんなドラマチックな映像を地上波でちゃんと放送しないテレビ朝日のセンス
は痛すぎます。SPは羽生選手とアボット選手の演技のみの放送。フリーは私の住む地域
では深夜に放送されましたが、放送されない地域もあったとか。
どちらかと言うと女子シングルのほうが私の好みなのですが、今季に限って言うと、男子の
ほうが断然面白いです。ファイナルは、男子もちゃんと放送してくれることを願います。

女子シングルでは、優勝した浅田選手と銀メダルを獲得したアリョーナ・レオノワ選手がファ
イナル進出を決めました。そして、銅メダルはアデリナ・ソトニコワ選手、今井遥選手は6位と
いう結果になりました。ソトニコワ選手は、怪我の影響なのか、15歳でロシアを背負うプレッ
シャーなのか、今大会でも精彩を欠きましたが、それでも3位というのは立派ですね。
そして、賛否両論のある浅田選手の3A回避ですが、私は何かと否定的な意見もある安藤
美姫選手やキム・ヨナ選手の「自信のないジャンプは試合では跳ばない」という美意識と哲
学を嫌いではないので、浅田選手の選択もそれはそれで良いと思います。

ところで、個人的に、浅田選手のファイナル進出は確信していましたが、羽生選手のほうは、
正直ハラハラ、ドキドキでした。でも、弱冠16歳にして、フリーの2度の転倒の後、最後まで
緊張の糸を切らすことなく、集中してプログラムを演じ切る精神力は素晴らしいの一言です。
主人は、インタビューで羽生選手から出た「精進」という言葉に痛く感心していました。

さて、これでファイナル進出者が出揃い、男子シングルは高橋選手、羽生選手、チャン選手、
アボット選手、ブレジナ選手、フェルナンデス選手、女子は鈴木選手、浅田選手、シズニー
選手、コストナー選手、レオノワ選手、トゥクタミシェワ選手となりました。
そして、ペアでは高橋成美&マーヴィン・トラン組もファイナル進出を決めたそうです。
選手の皆さんには、寒い季節を暖かくしてくれるような熱い戦いを期待します。

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