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Joy Division/Still(ジョイ・ディヴィジョン) [音楽]

Joy Division(ジョイ・ディヴィジョン)の『Still』(1981)は、アルバム未収録曲を集めた
Disc1とライブ音源を収めたDisc2で構成された2枚組コンピレーション・アルバムで、
11曲目「Ceremony」をして、私にとって欠くことのできないアルバムになっています。
スタジオ録音の未発表音源集Disc1ももちろんいいのですが、やはりイアン・カーティ
スが他界する2週間前にバーミンガム大学で行われたラスト・ライブを収録したと言わ
れるDisc2のライヴ音源が圧巻です。

そして、そのDisc2のオープニングを飾る曲が「Ceremony」なのです。
演奏途中からの収録、しかも前半はマイクのスイッチが入っていなかったのかヴォー
カルも微かに聞こえるだけで、突然サビを叫ぶイアンの声が耳に飛び込んできます。
ライブの臨場感と、当時のイアンの危うい状態が引き起こす緊張感がひしひしと伝わ
ってくる、上手い下手では語れない凄みのあるライブ音源となっています。

「Ceremony」はNew Order(ニュー・オーダー)のデビュー・シングルとしても知られて
いますが、オリジナルはジョイ・ディヴィジョン。でも、イアンのヴォーカルによる音源は
少なくて、ライブで演奏されたのは1度だけだと聞いています。ちなみに、CDボックス
『Heart & Soul』では、イアンのヴォーカルによるデモを聴くことができます。

ところで、アルバム『Still』は、後にデジタル・リマスターされ、ライブ音源のボーナス・
ディスク付きで『Still(コレクターズ・エディション)』として再発売されました。
オリジナル盤『Still』がDisc1として、1980年2月20日にハイ・ワイコム・タウン・ホール
で行われたライヴ音源がDisc2として収録されています。

左が『Still』、右が『Still(コレクターズ・エディション)』です。
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