映画『CONTROL(コントロール)』 [映画]
『CONTROL(コントロール)』は、イギリスのバンドJoy Division(ジョイ・ディヴィジョン)の
ヴォーカリストで、23歳の若さで自ら命を絶ったIan Curtis(イアン・カーティス)の半生を
描いた映画です。原作は、妻Deborah(デボラ)による手記『Touching from a Distance
(タッチング・フロム・ア・ディスタンス)』だそうです。
全編にわたるモノクロ映像が、この映画の持つイメージによく合っています。
また、所々に挟み込まれるライブ・シーンは出演俳優達の演奏によるものだそうで、特に
イアン役のサム・ライリーのライブ・パフォーマンスは圧巻です。
原作はデボラの著書ですが、アントン・コービン監督はイアンの愛人アニークにも取材を
行っており、イアンからアニークに宛てた手紙を全て読ませてもらったそうです。
そして、諸々の大人の事情が絡んでいると思われ十分とは言えないものの、可能な範
囲でその成果が映画に反映されているように感じます。
デボラの著書はあくまでもデボラの主観的な視点によるものですから、デボラの著書だ
けでは、ここまでイアンの晩年を描くことはできなかったのではないかと思います。
ちなみに、コービン監督は、イアンが亡くなる前にデボラ宛てに書いた最後の手紙は読
んでいないようです。(おそらく、この映画の製作に当たって、監督が最も読みたかった
手紙だっただろうとは思いますが…)
映画『CONTROL』はカンヌ国際映画祭でも受賞しましたし、当時私の周りの映画ファン
の間でもそこそこ話題になっていたようです。
映画好きの友人に知っているかどうか尋ねたことがあるのですが、ジョイ・ディヴィジョン
やイアン・カーティスについては知らないものの、この映画のことはよく知っていました。
ただ、「奥さんにも愛人にも捨てられて自殺したイギリスのミュージシャンの話でしょう。」
とのコメントには、しっかり突っ込みを入れ、訂正しておきました。
なお、本作品のタイトル『CONTROL』は、ジョイ・ディヴィジョンの代表作のひとつ『She's
Lost Control』から取られたそうです。
ヴォーカリストで、23歳の若さで自ら命を絶ったIan Curtis(イアン・カーティス)の半生を
描いた映画です。原作は、妻Deborah(デボラ)による手記『Touching from a Distance
(タッチング・フロム・ア・ディスタンス)』だそうです。
全編にわたるモノクロ映像が、この映画の持つイメージによく合っています。
また、所々に挟み込まれるライブ・シーンは出演俳優達の演奏によるものだそうで、特に
イアン役のサム・ライリーのライブ・パフォーマンスは圧巻です。
原作はデボラの著書ですが、アントン・コービン監督はイアンの愛人アニークにも取材を
行っており、イアンからアニークに宛てた手紙を全て読ませてもらったそうです。
そして、諸々の大人の事情が絡んでいると思われ十分とは言えないものの、可能な範
囲でその成果が映画に反映されているように感じます。
デボラの著書はあくまでもデボラの主観的な視点によるものですから、デボラの著書だ
けでは、ここまでイアンの晩年を描くことはできなかったのではないかと思います。
ちなみに、コービン監督は、イアンが亡くなる前にデボラ宛てに書いた最後の手紙は読
んでいないようです。(おそらく、この映画の製作に当たって、監督が最も読みたかった
手紙だっただろうとは思いますが…)
映画『CONTROL』はカンヌ国際映画祭でも受賞しましたし、当時私の周りの映画ファン
の間でもそこそこ話題になっていたようです。
映画好きの友人に知っているかどうか尋ねたことがあるのですが、ジョイ・ディヴィジョン
やイアン・カーティスについては知らないものの、この映画のことはよく知っていました。
ただ、「奥さんにも愛人にも捨てられて自殺したイギリスのミュージシャンの話でしょう。」
とのコメントには、しっかり突っ込みを入れ、訂正しておきました。
なお、本作品のタイトル『CONTROL』は、ジョイ・ディヴィジョンの代表作のひとつ『She's
Lost Control』から取られたそうです。
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