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市橋達也の公判7月4日に決定 [事件・事故]

市橋被告の初公判が7月4日に決定しました。
罪状は「殺人や強姦致死など」だそうです。
市橋被告本人は、殺意については否認していて、弁護士側は「強姦と傷害致死」の
罪が適当と主張しているらしい。
事件は裁判員裁判で審理され、同月21日に判決が言い渡されるそうです。
また、被害者参加制度が採用され、リンゼイさんのご両親が出廷する予定とのこと。

このシナリオだと、間違いなく市橋被告に不利になりそう。
ただ、本件のように人間関係のこじれが絡んでいると思われる事件の場合、私の関心
は、事の善悪よりも被害者と加害者の裏事情のほうへ向いてしまいます。(日頃から、
通り魔的な無差別殺人とか被害者が幼い子供などといった特殊なケースでもない限り、
どちらか一方にだけ原因があるということは殆どないと感じています。)

刑事事件は、最終的に被害者が加害者に、また逆に、加害者が被害者になることも
珍しくないようです。私には、本件がそれに当てはまるように思えてなりません。
そもそも、報道されている事件の状況からして、被害者が亡くなったという一点を除け
ば、どっちもどっち、「同じ穴のむじな」という類のものだったのだろうと推測します。

市橋被告の著書「逮捕されるまで」を読みましたが、被害者が市橋被告に言ったという
「あなたの唇、黒人みたい」という台詞が妙に引っ掛かります。
白人である被害者が誉め言葉で言ったとはとても思えませんし、被害者の人種差別的
な、サディスティックな一面を見たような気がしました。おそらく、黄色人種である被告の
ことも、内心では馬鹿にしていたのでしょう。
少なくとも、ストーカーを相手に口にする言葉ではないですね。

市橋被告は、女装趣味とかゲイという言葉に過剰に反応するらしい。
ひょっとして人には言えない趣味を持っていた可能性もあるのかな、なんて想像も膨ら
みます。被害者のご両親は、娘の陰の一面を見る覚悟も必要かもしれません。
どこまで真実が明らかになるのか分かりませんが、表に出ないことの中には、被告の
自己保身だけでなく、被害者の名誉とご両親に対する配慮もあるのかもしれないです。

しかし、殺意がどうであれ、ベランダの浴槽に遺体を遺棄するあたり、市橋被告が普通
の感覚の持ち主だとは言い難い一面があるのは確かだと思います。
とどのつまり、常人の理解を超えるタイプの人間が世の中に存在するのはどうしようも
ないことだと思います。自ら相手に引き金を引かせてしまわぬためにも、他者を不用意
に刺激しないよう肝に銘じました。今のご時世、自己防衛も必要です。

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