SSブログ

困った騒音の苦情主 [借地借家]

普通、騒音トラブルというと、騒音主が加害者で、苦情主が被害者だと思われがちですが、
最近の傾向として、苦情主に問題のあるケースも増えているようです。
つまり、「お互い様」という感覚に乏しく、自分のことは棚に上げて、他人が出すちょっとした
生活音にも我慢出来ずに、直ぐに「うるさい。」と苦情を言う人が多くなってきているようです。

私の両親が賃貸しているアパートでも、「足音がうるさい。」「ドアや窓の開閉音がうるさい。」
「水道使用時の音がうるさい。」など、生活騒音で苦情を言う住人もいて、実際に音を聞きに
行ってみると、たいしたことがないこともあるそうです。

概して、賃貸住宅は分譲住宅ほど防音がよくありません。
普通は、生活音に悩まされている側がより良い物件に引っ越すことで、トラブルが解決する
ことが多いと思います。でも、苦情主に問題のあるケースでは、苦情主本人はなかなか出て
行こうとはせずに、しつこく苦情を言い続ける傾向があるようです。
もし騒音の苦情を言われた場合は、どんなに気をつけたとしても、相手が納得してくれない
こともあると思っておいたほうがいいかもしれません。苦情を深刻に受け取り、言われるが
ままに神経をすり減らしながら暮らしても、無駄なこともあるようです。

本来、集合住宅では「生活音の受忍義務」がありますから、苦情の原因が生活音の場合は、
夜間に大きな物音を立てないように気をつける、小さな子供がいる家庭では床に防音マット
を敷くなど、常識的な配慮をすれば、後はごく普通に暮らしていいはずだと思います。
出来る範囲の改善をしても納得してもらえない場合は、苦情を言われても気にしない図太さ
も必要かもしれません。

ただ、苦情主が<病的>に粘着質な場合は、常人には理解できない、音以外の何かに反応
している可能性もあるので、自分のほうから離れるしかないようです。
また、楽器やドンチャン騒ぎ、無許可の同棲など、通常の生活音以外で苦情を言われた場合
は、速やかに行動を改めたほうがいいように思います。
(今のご時世、騒音トラブルは刑事事件に発展してしまう可能性も含んでいるようですから。)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。