山田満知子コーチ [フィギュアスケート]
今季の浅田真央選手のジャンプの不調で、「浅田選手のジャンプの基礎ができていな
いのは、山田コーチの教え方が良くなかったのでは」と言われることがあります。
でも、山田コーチは世界中が認める天才ジャンパー伊藤みどり選手を育てた方です。
いろいろな意味で、伊藤選手にできたことが浅田選手には出来なかったと考えるのが
自然だろうと思います。むしろ、山田コーチは、もともとジャンプがそれほど得意ではな
かった浅田選手の持ち味を十分に引き出して、世界のトップで戦えるまでに育て上げ
たと言ってもいいのではないかと思います。
まず、浅田選手は、ルッツとフリップの跳び分けが出来ません。
また、助走スピードに乗って、流れのあるジャンプを跳ぶのが苦手です。助走エネルギ
ーを活かすのではなく、氷上回転を使って跳ぶ傾向があるので、回転不足にもなりやす
いです。山田コーチも浅田選手のジャンプの問題点を認識していて、修正を試みたこと
もあるようですが、結局うまくいかなかったのが現実のようです。
トリノ・オリンピック後の2006年世界ジュニア選手権で、ジャンプが崩れた浅田選手は
キム・ヨナ選手に大敗しています。愛弟子のジャンプが武器になるどころか、致命的な
弱点になり得ることを目の当たりにした山田コーチのキスクラでの表情が、今でも私の
目に焼き付いています。(ちなみに、山田コーチは、キム・ヨナ選手のジャンプを絶賛し
ています。)
その後、山田コーチは浅田選手を海外へ送り出します。
しかしながら、浅田選手は、ジャンプの修正に意欲的だったと思われるラファエル・アル
トゥニアンコーチとの師弟関係を解消して、結果的に一人で練習することを選びました。
その理由についてはいろいろ見聞きしますが、おそらく転倒を嫌がったことも一因だろう
と想像します。日本にいる時ほどチヤホヤされないのも不満だったかもしれないですね。
余談ですが、子供の習い事においては、本人の才能の有無も関係しますし、親の影響
も見過ごせないと思います。(どんなに優秀なコーチでも、強制力はないですから…)
浅田選手は、義務教育もきちんと受けずに練習していたと言われています。もしそれが
事実ならば、コーチよりも、むしろ親の責任のほうが大きいのではないかと思います。
いのは、山田コーチの教え方が良くなかったのでは」と言われることがあります。
でも、山田コーチは世界中が認める天才ジャンパー伊藤みどり選手を育てた方です。
いろいろな意味で、伊藤選手にできたことが浅田選手には出来なかったと考えるのが
自然だろうと思います。むしろ、山田コーチは、もともとジャンプがそれほど得意ではな
かった浅田選手の持ち味を十分に引き出して、世界のトップで戦えるまでに育て上げ
たと言ってもいいのではないかと思います。
まず、浅田選手は、ルッツとフリップの跳び分けが出来ません。
また、助走スピードに乗って、流れのあるジャンプを跳ぶのが苦手です。助走エネルギ
ーを活かすのではなく、氷上回転を使って跳ぶ傾向があるので、回転不足にもなりやす
いです。山田コーチも浅田選手のジャンプの問題点を認識していて、修正を試みたこと
もあるようですが、結局うまくいかなかったのが現実のようです。
トリノ・オリンピック後の2006年世界ジュニア選手権で、ジャンプが崩れた浅田選手は
キム・ヨナ選手に大敗しています。愛弟子のジャンプが武器になるどころか、致命的な
弱点になり得ることを目の当たりにした山田コーチのキスクラでの表情が、今でも私の
目に焼き付いています。(ちなみに、山田コーチは、キム・ヨナ選手のジャンプを絶賛し
ています。)
その後、山田コーチは浅田選手を海外へ送り出します。
しかしながら、浅田選手は、ジャンプの修正に意欲的だったと思われるラファエル・アル
トゥニアンコーチとの師弟関係を解消して、結果的に一人で練習することを選びました。
その理由についてはいろいろ見聞きしますが、おそらく転倒を嫌がったことも一因だろう
と想像します。日本にいる時ほどチヤホヤされないのも不満だったかもしれないですね。
余談ですが、子供の習い事においては、本人の才能の有無も関係しますし、親の影響
も見過ごせないと思います。(どんなに優秀なコーチでも、強制力はないですから…)
浅田選手は、義務教育もきちんと受けずに練習していたと言われています。もしそれが
事実ならば、コーチよりも、むしろ親の責任のほうが大きいのではないかと思います。
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